クリス・ライアンのレビュー一覧

  • ファイアファイト偽装作戦

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    ケネディとドルーが死んだとき風呂に入らなければ呑みこめなかったがこれが犠牲というものだ。兵士として死ぬのでなかったらWal-Martで働いて腐れるまで生きればいい。アフメドの言葉はただしい。ケネディとドルーが死ななかったらアフメドが死んでいた。

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    2010年10月26日
  • 裏切りの戦場 SAS部隊イエメン暗殺作戦 下

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    イエメンも西海岸に近い地方はゲリラの巣窟でSASと言えども潜入ができるようなところではないらしい。CIAから紹介されたハザムというコンタクトパーソンは金目当てで信頼できるかどうかも怪しげであるが、断固たる非情さを持ってなんとか主犯が逃げ込んだ軍事キャンプを突き止める。ようやく、主犯を仕留めるという段で主犯のアブ・ザイールからとんでもないダイイングメッセージが告げられる。ダニーはとんでもない裏切りのカラクリを感知し、ギリギリで難を逃れるがスパッドが深傷を負い、ギリギリの逃避行が始まる。軍事ミステリーのジャンルにおいてなかなかの秀作である。

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    2020年10月16日
  • 戦場の支配者 SAS部隊シリア特命作戦 上

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    発行された順ではなかったのですぎ
    この後に出た作品には星3つしか
    付けなかったのですが、
    思った以上にこの作品は読めました。
    もしかすると、下巻を読み終えて
    星3つのを読んだら、評価が上がったりして(笑)
    主人公の生い立ちを読めたからかもしれないですね
    妙に感情移入して読んでるな、と思いつつ
    上巻を終えました。
    さて、下巻に期待ですかね。
    星が一つ減ったら、次には行かないかな?

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    2020年03月11日
  • 反撃のレスキュー・ミッション

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    ホームレスになってしまった元SAS隊員。自ら立ち直るきっかけを掴み人質を救出する。
    自らの再生をかけた救出任務。面白いぞ。

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    2018年06月13日
  • 弾道衝撃

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    ジャック・ヒギンズにも通づるイギリススリラー小説のお手本のような作品であり、このジャンルが好きな人にはたまらない一冊となっている。主人公はSASのシャープ軍曹。個性的な脇役が周りを固め、南米、リビアと極秘作戦を遂行する傍ら、PIRAに誘拐された息子と恋人の奪還作戦と息つく間がないほどの展開で物語が進行する。小道具も物語が凝縮している50口径の狙撃銃ハスキンズを始めとして、軍人出身の筆者の知識を余すところなく伝えている。秀作

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    2014年02月07日
  • ファイアファイト偽装作戦

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    ★粗筋★

    元SAS隊員のウィルは、テロによって妻と娘を失った悲劇から立ち直れずにいた。週に二度、泥酔するまで飲んでは同じことを繰り返す日々だった。
    そんなウィルに諜報機関Mi5から依頼が舞い込む。タリバンによる拷問を受けている女をアフガニスタンから救い出せという任務だった。
    不毛の地アフガンから無事に脱出できるのか?また、Mi5の本当の狙いは!?
    スケールの大きいリアリティースペクタクルアクション!!


    正直、もう四冊目やし飽きたかな。
    大体、同じ展開やし初めて読んだときの衝撃はないな。暇潰しと最新軍事事情がわかるってのがメリット。

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    2012年02月20日
  • 反撃のレスキュー・ミッション

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    予想以上の出来ってことで★4つ。

    ★粗筋★
    かつてSIS(英国陸軍特殊部隊)に所属していたポーターは、アルコールに溺れホームレスの生活を送っていた。自ら犯したミスにより同僚の命を失ってしまい、罪悪感に苛まれる日々が続いていた。しかし、ある時娘に再会し人生の再起を誓う。誇れる父になるため、ポーターが向かった先は、かつて所属したSISだった。裏切りの連続の中、無事ポーターは生還できるのか?!



    ストーリーは大体想定どおりに進んだんで、面白いなと感じる点は少なかったが、中東情勢を的確に描いてる点、テロリストの描きかた、そして何よりホームレスが最後に一花咲かせてやるんだ、という【いかにも外人】的

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    2012年02月07日
  • テロ資金根絶作戦

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    F・フォーサイスに近いかなー。

    元軍人が書いただけに、随所に軍人心理が出てきます。

    ★粗筋★
    元SASのマット・ブラウニングは、MI5からある依頼を持ちかけられる。過激派テロ組織アルカイダの資金源となる財宝を載せた貨物船を襲撃するというもの。
    完全非公式な任務により、強奪した財宝は全て自分のものになることを聞かされ、借金まみれのブラウニングは承諾してしまう。
    しかし、次々と襲いかかってくる罠。
    ブラウニングは窮地を脱することができるのか!?

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    2012年01月18日
  • 暗殺工作員ウォッチマン

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    IRAに潜入した工作員が裏切り、MI5の幹部を暗殺している。SAS大尉テンプルに出された極秘指令は、この工作員「ウォッチマン」を抹殺することだった。
    いつものSASものに、スパイ小説の風味も加わってなかなかの仕上がりでした。

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    2011年09月22日
  • 裏切りの戦場 SAS部隊イエメン暗殺作戦 上

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    ロンドンの市中で大規模な爆弾テロが発生した。ご多分に漏れず、ロンドンのイスラム教の大立者がこの件に関わっていることは推測されたが決定的な証拠を掴ませず、そうこうしている間にトロカデロで第二の爆弾テロが発生する。実行犯は言葉巧みにダウン症の善良な自民に爆弾を持たせ、爆心に立たせる残忍な手法でロンドン市民を恐怖に陥れた。テロの実行犯と陰で実行犯を操る主犯を排除するためにハマーストーンと呼ばれる秘密組織がSASからダニーとスパッドの腕っこきを召集し、ことにあたる。インテリジェンスからもたらされる実行犯の情報をもとに実行犯を一人ひとり排除していくダニーとスパッド、やっと主犯まで辿り着けると思った直前に

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    2020年10月16日
  • 戦場の支配者 SAS部隊シリア特命作戦 下

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    ネタバレ

    先月、読み終えていたのですが
    感想を書くのを忘れていました。

    なんだかんだと言って
    最後まで読み終えてしまいました。
    まぁ、主人公が命を落とす事は
    ないんだろうな。。。
    その分、サブキャラたちが亡くなったり
    ひどい目に遭ったり、と予想の範囲内。
    そして、初めから登場していた
    親代わりの奴が諸悪の根源だったって
    よくある展開だなア。。。
    と思いながら、読んでしまいました。

    こんなもんでしょう(笑)

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    2020年04月01日
  • 裏切りの戦場 SAS部隊イエメン暗殺作戦 下

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    ということで下巻。
    途中、タイトルを忘れかかり
    あ~、裏切り者がいるんだ
    と気づいてから、読む速度が
    少し早まる。。。
    そこからの内容は早かったですね。

    まぁ、SAS部隊レベルの
    特殊作戦かと期待していた分
    こじんまりと終わったのが
    かすかに残念。
    なので上巻と同じ★3つ

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    2019年11月19日
  • 裏切りの戦場 SAS部隊イエメン暗殺作戦 上

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    個人的なラインナップに
    新たな作家さんを加えようと
    手に取ったのが本作。

    どうでしょう。。。
    まだ、何とも言えないですが
    感触として、スルスルっと
    読み進める事ができたので
    悪くないんだろうな、という印象。
    とりあえず
    上巻を完読。

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    2019年11月19日
  • 戦場の支配者 SAS部隊シリア特命作戦 下

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    【由来】


    【期待したもの】


    【要約】


    【ノート】
    ・あまり残るものが少ない。プロットはそんなに変わったものではないし、登場人物の描写にもそれほど深みを感じることがない。ただ、元SAS隊員ならではの、戦場における考え方などが垣間見られたことと、シリアの政府側の非道さについて知ることができたのが収穫。自分としてはシリア政府、今のアサド政権には同情的な姿勢だったので。

    【目次】

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    2018年10月28日
  • 偽装殲滅

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    著者は元SAS隊員ということで、J・C・ポロックを思い出し、またシリーズ化されたということで期待してしまった。しかし、唯一印象に残ったのは、前半のマフィア首領会談の襲撃シーンくらい。なんだか全体に印象の薄い作品でした。
    特に血沸き・肉踊るシーンも無く、(これが現実なのかもしれませんが)ハイテクや、特殊技能・技術が出てくることも無く。特にけなすことも無いが、褒めるべきところも無い。平凡な作品でした

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    2017年11月16日
  • 襲撃待機

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    著者は元SAS隊員。さすがに最後の戦闘シーンはよく出来ている。特に装備や準備状況など余り派手ではないがリアリティがある(ような気がする)。特にストーリーテラーとして優れているとも思えないが、まずまず読ませてもらえる。ところでこの終わりかたはルール違反。次の作品に続けようとしているかもしれないが、むしろ不満感だけが残ってしまった。

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    2017年11月16日
  • 孤立突破

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    一時は大好きでこんな本(戦闘アクション)をよく読んでいました。ソ連崩壊後は作家さんも作品数も減り、最近はご無沙汰。久しぶりに、その中でも新しい旗手ともいえるライアンの作品を買ってみました。
    悪くは無いのですが、爽やかさが足りません。ある意味リアリティなのかもしれませんが。クイネルなどの過去の大家の作品は、"主人公の男らしさ"みたいな所に、どこか爽やかさ、毅然とした雰囲気がありました。でも、この作品は残虐さばかりが目に付きます。主人公が追い詰められ、してはならない殺人行為までしてしまうし。
    そこのところが、ちょっと辛かったですね。

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    2017年11月08日
  • 究極兵器コールド・フュージョン

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    クリス・ライアンのシリーズの中では家族愛がテーマとなっている比較的ストレートな作品である。邦題があまりに酷いので作品が突飛な兵器ものと勘違いされる向きもあるので補足するが、打倒サダム・フセインを掲げた第二次イラク戦争が核兵器開発だけではなく、イラクにおける常温核融合技術の完成阻止も密かな目的となっていたとの設定で、その技術の完成のためにケンブリッジから拉致された元SAS兵士の愛娘の彼女の父と彼女の彼氏(これまたSASのこちらは現役兵士)らによる奪回作戦を描いている。この設定さえ飲み込めれはほぼ単身敵地に乗り込み行方をくらませた娘を開戦直後のイラクを舞台にイラク軍や親衛隊とフィクサーと戦いながら

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    2017年09月27日
  • テロ資金根絶作戦

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    クリス・ライアンの作品は自身のSAS従軍経験をもとにSASや元SASのヒーローを多くを描いたものが多い。本作も退役後、身を持ち崩している退役軍人が情報機関MI5の立案したダーティーな作戦に徴用され、アルカイダの暗殺者に狙われ、一人また一人と命を落としていく過程がリアルな描写で描かれる。隠れ家を突き止められ追い詰められていく中で身内しか知らない情報がリークされていることに気づき、裏切りもの探しが始まりグループが内部崩壊するというパニックストーリーであり、手が込んでいる。

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    2017年06月02日
  • レッドライト・ランナー抹殺任務

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    クリス・ライアンは、SASでの従軍経験をもとにSASをテーマに作品で著名な作家である。本書は、バクダットの作戦直後の事故によりSASを追われた兄と今尚、SASに残る弟の邂逅の物語である。急遽、招集されたSAS航空小隊の次なるミッションはカザフスタンの僻地に佇む訓練所を叩き、兵員を皆殺しにするものであった。ただし、ターゲットは自国市民そして、その中にSASを追われた兄の姿を見つけるところからストーリーが始まる。

    英国の小説なので人物描写が丁寧でその分ストーリーの厚みが楽しめる。
    佳作

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    2014年11月13日