【感想・ネタバレ】裏切りの戦場 SAS部隊イエメン暗殺作戦 下のレビュー

あらすじ

読者を引き込むアクションシーンを書かせたらライアンの右に出る者はいない。
なぜなら彼は“本物”だからだ。
この骨太の作品は最後まで読者の血を滾らせるだろう。
――〈イブニング・ポスト〉

誰にも背中を見せるな
窮地を脱したダニーは裏切り者への復讐を誓いイギリスへ帰還する――!
元SASの著者にしか書けない、現代の“戦争”と“戦場”!

ロンドンを恐怖に陥れた憎むべき爆弾テロの首謀者アブ・ライードを追い、ダニー・ブラックとスパッド・グローヴァーはイエメンに潜入する。
CIAの情報屋からライードが潜む場所を聞き出し、標的を殺害したのち速やかにイエメンを脱出する作戦だった。
フーシー派の民兵が支配する砂漠の地で、一筋縄ではいかないイエメン人らを相手に奮闘するダニーたちは、ついにターゲットのライードを発見するが、殺される間際に敵の漏らしたありえない言葉に衝撃を受ける。
さらに暗殺の直後にスパッドが撃たれ、ダニーは敵地で孤立無援に追い込まれてしまう――!
その頃、ロンドンでダニーの安否を心配する恋人クララの身にも危険が迫っていた……。
陰謀が渦巻き、誰も信用できない状況下でダニー・ブラックが選んだ道とは!?

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Posted by ブクログ

イエメンも西海岸に近い地方はゲリラの巣窟でSASと言えども潜入ができるようなところではないらしい。CIAから紹介されたハザムというコンタクトパーソンは金目当てで信頼できるかどうかも怪しげであるが、断固たる非情さを持ってなんとか主犯が逃げ込んだ軍事キャンプを突き止める。ようやく、主犯を仕留めるという段で主犯のアブ・ザイールからとんでもないダイイングメッセージが告げられる。ダニーはとんでもない裏切りのカラクリを感知し、ギリギリで難を逃れるがスパッドが深傷を負い、ギリギリの逃避行が始まる。軍事ミステリーのジャンルにおいてなかなかの秀作である。

0
2020年10月16日

Posted by ブクログ

ということで下巻。
途中、タイトルを忘れかかり
あ~、裏切り者がいるんだ
と気づいてから、読む速度が
少し早まる。。。
そこからの内容は早かったですね。

まぁ、SAS部隊レベルの
特殊作戦かと期待していた分
こじんまりと終わったのが
かすかに残念。
なので上巻と同じ★3つ

0
2019年11月19日

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