ジジ&ピンチのレビュー一覧

  • 機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記(7)

    Posted by ブクログ

    空前絶後唯一無二のもはや兵器の性能などなんの意味もないサスペンスホラーMS戦。ゴッグvs旧ザクvsザクマリンタイプvs謎のガンダム?(カバーイラストの機体。ここでは正体は伏せるが、というか……結局なんだったのか何一つわからない機体。ただ、数あるガンダムのスピンオフでは、オリジナルのガンダムより強そうな密かに製造されたテスト機ガンダムが次から次にどこからか湧いてきてうんざりもしているので、この謎機体はとてもよかった)
    ガンダム史に残したい鬼気迫るすごい描写だった……。その後も精神を削る展開が容赦なく続き、正常な思考の生きてる(←重要)人間がフラナガン・ブーンくらいしかいない……。

    北極編ラストエピソードでジェーバーの録画にスポットライトが当たっていたのは、後々起きるなにかの事件の伏線?とも思ったが、宇宙世紀史実でのフラナガン・ブーンのこの後の結末を考えたらこの動画が何か影響することなんて無いよなあ……

    それにしてもこの巻のカバーイラスト(&デザイン)はなぜこんなにも静謐で美しいのか……(描かれているものはなかなかヤバいけど)

    0
    2026年08月19日
  • 機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記(4)

    Posted by ブクログ

    従軍記者(重大なネタバレになるため人物詳細は伏せます)が北極海へ向かうユーコンの艦内で撮影したスナップ写真とキャプションで航海日誌のようにストーリーが無声で進んでいく中盤の表現手法にまず感心した。こういうやり方もあるのか。
    前半はシャアがマッドアングラー隊に着任するまで。
    そのシャアにガルマの死について問い詰めるブーンのシーン(帯で公開されているのとブーンが疑念を持っているのは前巻で描写があるのでネタバレではない)での緊張感たるや。当 当然すっとぼけるシャアの声には脳内で勝手にCV: 池田秀一がついてきます)
    そして、先述の静謐な中盤を挟んで後半は一転大きな動きがあり、クセの強い従軍記者と捕虜の面談から謎のMSとの会敵。予測不能の展開はMSバトルありサバイバル要素ありとハラハラドキドキ手に汗握る内容で潜水艦という舞台を形式的なものではなく、本当に体験しているかのように上手く魅せてくれる。本当になんなんだこの敵MSは……
    軒並み暗い一面を抱えるレギュラーキャラたちのドロリとした内面描写や会話も実に見事で、好き嫌いが別れるであろう非常にクセの強い画風がぴったりはまっていて、小綺麗な絵柄じゃ多分この緊張感は出せないな。
    ストーリーが進めば進むほど引き込まれる作品。

    0
    2025年06月14日
  • 機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記(3)

    Posted by ブクログ

    深海からの脱出戦。
    死線を何度も何度も掻い潜り、ついに生き延びたマッドアングラー隊の面々。

    もうこれが、物語のクライマックスでいいんじゃないか、と思うほどの熱量でした。ジーク・ジオンの大合唱が、命を振り絞っての叫びの圧がやばい。

    ちょっと言葉で表すには、自分の語彙力が足りないのでもどかしいのですが、久々の心震える戦いをみた、という感じです。
    鬨の声を、心の底から出る叫びを、脅威と興奮と覚悟で圧倒されてしまいました。

    物語上、アムロとガンダムとの戦いが待っているのはわかっていることだけど、これ以上の興奮をくれるのでしょうか。どうも、自分としてはここで盛り上がりすぎた、という気がしています。
    さらなる興奮を求めて、続きを待ちます。

    0
    2025年05月07日
  • 機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記(3)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    異色のガンダム外伝、海中サバイバルパニックからサクア隊との決着もついて完結かと思いきやそんなことはなかった。むしろこれからが本編と繋がる本番。知りすぎたメガネっ子ヒロインのウゾー機関長(;ω;)
    相変わらずホラー味の強いMS戦がクセ強で、パイロットが融合し、まるでMSが受肉したかのような描写(イメージ)は人を選ぶ感がある。というかこれもう0079時点でサイコフレーム……

    あと、珍しいシャア『中佐』も見れます。

    0
    2024年12月29日
  • 機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記(1)

    Posted by ブクログ

    フラガナン・ブーン。一年戦争でグラブロを駆り、ガンダムと水中戦を繰り広げたジオン兵。サンダーボルトでも、オマージュした一戦ありましたねアトラスガンダムとグラブロで。

    一介のジオン兵である彼が、一年戦争に何を思い何を志して戦ったのか。
    彼の思いは、ガルマの仇討ちに塗りつぶされているものでした。

    ガンダムといえば、アムロというNTパイロットとのコンビで「白い悪魔」と呼ばれていたのは有名な話ですが、ジオンから見たガンダムがどれだけ悪魔であるかを見事に印象付けている作品だと思います。ガルマ死亡後、イセリナが仇討ちに出た場面が、もう怖い怖い。ビームジャベリンでガウを切り刻むシーンですが、圧倒的な強さに震えます。モノアイでないのが云々、という台詞があります。デュアルアイゆえに人間に近しく見え、一方でMSなので感情が見えない、というのも恐怖を増すのでしょうね。

    物語は、シャアの暗躍でガルマ戦死後、復讐に取り憑かれたブーンがマッドアングラー隊に配属。その訓練中に連邦軍捕虜の反乱にあう、みたいなところで2巻へ続きます。
    シャアのザビ家への復讐によって戦士したガルマ。ガルマの復讐に取り憑かれたブーン。捕虜となって虐待を受けた復讐する連邦士官。
    復讐の連鎖の物語になっています。連座でもあるような気がする。ブーンの結末は知っているだけに、救いはなさそう。
    マッドアングラー隊ということは、カイとミハルのシーンもあるのか。
    暗い物語になりそうです。メカニックの女性ジオン兵、ウゾール・フラッカが語り部になるのだろうか。
    一年戦争のシャアは復讐という私情のために、何もかも使い捨てにする覚悟なので、不穏さしかないんだよなぁ。忠誠心が復讐に燃料を投下し続けているブーン。
    ガルマの眩しさが、故人となって大量の思い出補正がかかってしまっているのが、暗さを際立たせているのです。お坊ちゃんだからこその、理想論者だったりするのだけど、それが魅力なんだろうねガルマの。

    0
    2023年12月06日
  • セーラーゾンビ(4)

    購入済み

    大・虐・殺!

    時は流れ、凄腕のポン刀剣士となった舞子。
    物語の舞台は、なな子の独裁状態となった藤美女子校へ。
    登場人物の殆どが死に絶える最終決戦の第4巻です。

    舞子の白刃がゾンビを狩る!

    0
    2022年09月29日
  • 機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記(6)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    終盤に2回続けざまで飛び込んでくる悍ましい見開き、悪魔の兵器ガンダムを描くとき作者すごくノリノリなんじゃ……これをガンダムと言われましても……な反面、ガンダムと言われればガンダムにしか見えない絶妙な表現力。この巻に限らずMS同士の戦闘シーンでパイロットと機体が一体化(半擬人化)して対話しながら戦うところとか、この作者ならではの描き方はダメな人はダメだろうがはまると癖になる。
    この巻では連邦から離脱した組織がカルト化して襲ってくるわけだが、こういう負のストーリーの組み立てと絵柄の荒さ、勢いがマッチして絶品である一方、ただシャアの一歩後ろに立っているだけのマリガンが表情だけでなんかもう怪しさゴゴゴゴゴゴ……といった感じで硬軟見事に使い分けたホラー!!(ガンダムです。しかも外伝とは言え、正史本流のすぐ傍を流れている……)
    さて、「ガンダム大地に立つ(前編)」というまさかのサブタイトルと共に北極で起動したガンダムっぽい機体はいったい……(後半)が掲載される7巻が待ち遠しい。

    P.S.1 あ、途中本家ガンダムの活躍と共にランバ・ラル大尉と内縁の妻クラウレ・ハモンさんの遺影がさらっと流れていきました。ナムナム

    ‪P.S.2 連邦のシュトー大佐がザクを奪うに至った一連のシーンも強烈に印象に残ります‬。なぜシュトー大佐の隊のMSが白に塗装されていのかが明らかになり、その黒と白という色の対比も実によく練られていてインパクトも強いです。

    0
    2026年03月24日
  • 機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記(4)

    Posted by ブクログ

    新章開幕の「フラナガン・ブーン戦記」4巻。
    発足したマッドアングラー隊は、北極への偵察任務に。目的は、白いMSの情報収集。

    連邦の白いMSといえば、言わずと知れたRX-78-2のガンダムなのですが、戦場には他にも悪魔と呼ばれる白いMSがいるようです。その中の一機が、サクアが乗っていたとされているザクⅠ。そして、今回ブーン隊の前に立ちはだかったのが、白いゴッグ。
    いや、ゴッグはジオンのMSなのに、なぜに敵対するのか。鹵獲されたのか?そもそも、白いザクⅠという存在自体がおかしいのだけど。これも鹵獲機を白くペイントした代物なんでしょう。
    ガンダムが白い悪魔と呼ばれるのは、まだ先だと思うのでなぜにカラーリングが白なのかも気になるところです。

    そういう点も含めて、4巻から登場したジェーバーを通じて解き明かされてゆくのだろうか。かつて戦場から脱走した経歴の持ち主。そのトラウマとなった記憶は、白いザクⅠによるもの。その機体を追い求めて、任務に従軍記者のような形で参加した彼の真の目的がどこにあるのか。
    3巻の戦場で生き抜くために発露した狂気ではなく、戦場での記憶に呪われた狂気の持ち主のジェーバーが、ブーン隊に何をもたらすのか。これも新章のキーになってゆくんだと思います。

    呪いといえば、整備兵のウゾーの想いがブーンを捉えてしまっているのが残酷。
    彼女の願いは、呪いでなく祈りだったと思うのに。
    死んでいった仲間の想いを背負って戦場にいるブーン。これが呪いになるのであれば、白いMSのパイロットも呪いを背負って戦っているのか。
    正義と悪の戦いはなくて、正義と正義のぶつかり合いだという言説ありますが、呪いと呪いのぶつかり合いであれば、何を持って勝敗とすればよいのか。
    生き抜いたということが、勝者の条件ということになるのか。
    そもそも戦場に勝者なんて存在しない、ということになるのか。

    ブーンの結末は決まっているので、そこに至った時に彼が何を残してゆくのか、が答えになりそうだ。

    表紙はシャアですが、4巻ではあんまり活躍しません。というか、マッドアングラー隊でのシャアって、ベルファストではあんまり活躍しないよね。ミハルとカイの物語だし、グラブロとブーンの戦いだし。ジャブロー潜入が、マッドアングラー隊のシャアの見せ場なので活躍する場があるのかな。
    存在が大きいので、登場すると期待するのですが、期待が大きすぎるのも良くないか。ブーンの活躍というか、生き様死に様に期待する「フラナガン・ブーン戦記」です。

    0
    2025年07月13日
  • 機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記(2)

    Posted by ブクログ

    「フラナガン・ブーン戦記」2巻。
    個人的にガンダム界隈でいちばん名前を間違えやすいキャラクターではないかとおもlっています、フラナガン・ブーン。フラガナン・ブーンと勘違いしそう。自分もそうですしね、1巻のレビューでまんまと間違えていますし。反省。

    フラガナン機関があるのがいけないんです。同じ1stガンダムに存在するから。あちらはNT研究所ということで、フラナガン・ブーンよりも様々なところで登場するし。気をつけたいです。

    復讐と復讐の戦いになっていく2巻。なんというか暗い闇の中の戦い。
    1巻でのガンダム描写がとんでもなく恐怖心を煽るものだったのですが、2巻はザクがやばい。己の心情の写し身としてMSを駆り、それが戦場でどう見えているか見せつけてゆくのか、人の精神に何を刻み込んでゆくのか。圧倒的な強さ恐怖を見せつけるのMSという存在が、とんでもないものだと思わされます。
    18mクラスのロボットが、殺意むき出しで迫ってきたら、ああ見えるのも当然なのか。死の恐怖をこれ以上なく見せつける「フラナガン・ブーン戦記」です。

    擱座したマッドアングラー。圧倒的な死の恐怖に向き合い生き延びる術を探り、一縷の望みにかけてブーンたちが生きようとする場面。そこで『翔べ!ガンダム』の一節を使うのはずるい。
    『君よ叫べ!まだ絶望に沈む悲しみあるなら』
    この感情の昂りは上手く言えないので、読んで下さい。

    A「1stのOPって、歌詞がスーパーロボット寄りでガンダムらしくないよね。」
    B「連邦のプロパガンダとして制作したっていう設定なんじゃないの?」
    なんて解釈をしたという思い出話が、誰かのエッセイにあったような気がする。ゆうきまさみ先生だったかな?
    引用された『君よ叫べ〜』がもたらす心の高揚を思うと、あながち間違ってはいないのではないかと、放送終了してから40年以上経った令和に納得してしまいました。
    完全に後付け考察で解釈なので、んなコタない、で一笑に付されるのでしょうが、2巻ラストの場面はいいんですよ。名場面です。

    1
    2024年08月12日
  • 機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記(1)

    Posted by ブクログ

    これはもう宇宙世紀ホラーと言っても差し支えない。ジオンサイドは下々まで感情のある人間として描かれているが、連邦はほぼ心の無い無機質な存在、特にガンダムは文字通り悪魔として描写されているまあとにかく異色の作品。
    クセの強い骨太で昔風なタッチの絵柄ながらなぜか女の子はかわいい

    0
    2023年12月10日
  • セーラーゾンビ(4)

    Posted by ブクログ

    何故人がゾンビ化したのかなどの説明がないまま、女子高生たちの間での対ゾンビ生活が展開されて行く。心がない筈のゾンビに対して効果を生み出すアルルの歌の根拠も提示されない。加え、絵柄はゾンビものには程遠いイマドキの柔らかいアニメ柄的な線なので、リアリティーは無いのだが、不思議と4巻一気に読んだ後の爽快感がある。

    0
    2017年03月18日
  • セーラーゾンビ(1)

    ネタバレ 購入済み

    よくあるゾンビものの一つといった感じ。
    一巻ということもあり可もなく不可もなく
    という内容。
    ただゾンビが蔓延った後からの話なので、
    ゾンビものにありがちな
    どんどん感染者が増えていくという描写は無し
    ゾンビものは閉め方がめんどくさく
    なる気がするので様子見

    0
    2014年11月08日
  • 下獄上ものがたり(1)

    無料版購入済み

    読み手側の気持ちとして

    主人公のカンダタ14歳が亡者の強者ウルトラストーカーとして
    獄長に迫っていく物語でいいのかな?恐怖しかないよね。
    物語がよくわからん。奇天烈すぎませんか!

    #ドキドキハラハラ #シュール

    0
    2021年08月05日
  • セーラーゾンビ(1)

    無料版購入済み

    展開がよくわからん

    よくあるゾンビ物。展開は唐突に。
    動き回れるゾンビはちょっとゾンビじゃない気がする。
    教師が拘束されてるのも唐突で不思議で、想いを寄せてる男の子の
    展開も唐突で歌にヒントが!ってのも唐突で。
    ゾンビパニック物として話がどう進んでいくかで化けていくのかもしれない。

    #ドキドキハラハラ #シュール #ドロドロ

    0
    2021年08月05日