【感想・ネタバレ】セーラーゾンビ（４）のレビュー

ジジ＆ピンチ / 犬童一心

多くの仲間が命を落とし、自身も記憶を失うという過酷な旅を経て、学園へと戻った舞子。
しかし、学園は、なな子と呼ばれる少女の恐怖政治により変貌を遂げていた。
ゾンビを操り、歯向かう生徒には容赦なく制裁をくわえる、なな子。
その矛先が、舞子たちに向けられ――！？
ゾンビに立ち向かった少女たちの戦いに待ち受ける、衝撃の結末とは――!?

[電子マン · ★★★★★]

大・虐・殺！

時は流れ、凄腕のポン刀剣士となった舞子。
物語の舞台は、なな子の独裁状態となった藤美女子校へ。
登場人物の殆どが死に絶える最終決戦の第４巻です。

舞子の白刃がゾンビを狩る！

[ブクログ · ★★★★☆]

何故人がゾンビ化したのかなどの説明がないまま、女子高生たちの間での対ゾンビ生活が展開されて行く。心がない筈のゾンビに対して効果を生み出すアルルの歌の根拠も提示されない。加え、絵柄はゾンビものには程遠いイマドキの柔らかいアニメ柄的な線なので、リアリティーは無いのだが、不思議と4巻一気に読んだ後の爽快感がある。