シンシアリーのレビュー一覧
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韓国、韓国人の「反日」について書かれた本。
面白いのは著者は韓国人ブロガーであるところである。
著者の「反日」に対する持論は「宗教まがいの化け物」といったものである。
そして、この持論を支持するための具体例を著書で多数あげている。
「もしこの本で書かれていることが本当であれば、韓国の反日感情は相当なものである、というより著者の言うと感情というよりも宗教だ」というのが率直な感想である。
しかし、このテーマについて初めて読んだ本であるため内容が事実なのかどうか、また著者が本当に韓国人なのかどうかも見極める手段が今の私にはない。
よって、本著以外にもこのテーマに関する本を読み、見識を深めたう -
Posted by ブクログ
韓国人の特徴
①一度、相手を否定すれば、相手がどんな解決策を打ち出しても、受け入れない。
②韓国というブランドを傷つけるものは、許さない
③事実だろうと自分の気に入らない部分は認めない。
④今や未来で上に立とうとせず、胡麻化しやすい過去で上に立とうとする。
⑤責任を取らない
⑥すぐに退職するから、専門家が育たない
①については、日本人も気付き始めている。韓国と日本が分かり合える日は、永遠に来ないと。
②③については、日韓併合を例に出せば、わかりやすいだろうか。朝鮮が日本の保護されるのを望んだにもかかわらず、日本を悪くいうのである。また、日本統治時代に、人口が増加し、インフラが整備され、教育も -
Posted by ブクログ
韓国本はいっぱいあるのだが、シンシアリーさんは、実際に韓国に住んでいる、研究者でもなんでもない一般の韓国人だってことが少し違う。
それでいて、意味のわからん感情論を振り回すような変な本ではない。よく、これだけ冷静に分析して再構築できるもんだと思う。
和と恨。
共通の価値観を有する以前の話だと思う。
この国に、少しでも譲歩をすることで、果たして、将来に向かって解決につながるのだろうか。
韓国だけではなく、TV番組によれば、他国も、いわゆる従軍慰安婦の存在を日本が認めたと、一部大変な報道になっているというし。
しかし、この手の発想は、都合のいいところだけ自分のもの、ちょっとでも上に立って、相手を全 -
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ネタバレ韓国人による反日の本質について書かれた本。韓国で重要なのは正統性。自分(達)を肯定するためには、相手を否定しなければならない、という思考。それが優先されるために法律を含め平気で過去にさかのぼり、自分たちが正しいと思う事を歴史に加えていく。
今後、反日が緩むことはない、と。(今の韓国の目的は「戦後補償は終わった」とする根拠である日韓基本条約の「無効化」。日本の大企業に対する戦時徴用の補償について韓国国内で判決が出始めているのがその兆し、と。
簡単な韓国の歴史の解説があり、韓国人の学ぶ国史とはこのようなもの、ということが分かったのは収穫でした。太平洋戦争終了後の韓国近代史は政治の私物化と後任者 -
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セウォル号事件に対する韓国内での対応に啓発され、反日やそれまでの様々な事件に対する韓国内での対応が、同じ病巣に端を発していると、根本が同じであるということを、沈むという表現で書かれています。韓国人であるから、同国のことだからこその切実感が伝わってきました。
読んでいて、韓国人のことが嫌いになりそうな内容です。ここに取り上げられているのは、韓国の中でも声の大きい人のことで、そうでない人もたくさんいるということを、頭の片隅に置きながら読むべきと思います。
文章が上手く書かれているというものではなく、しばらくは何が言いたいのかを把握できず、読みにくさを感じました。最後まで読めば、なぜこの本が書かれた -
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韓国人ブロガー、シンシアリーによる韓国人の目からみた韓国批判本。
概ね、日本で紹介されてきた韓国の姿とそう大きく変わった話があるわけではないけれど、韓国人からみてもおかしいと思うことや韓国という国が成り立ちから反日を掲げていたことなど、異る視点からの指摘も盛り込まれており、なるほどなあと思った。
本書でも繰り返されているが、韓国では日本に対し「相手が悪だから自分は善。だから何をしてもイイ」という風潮がまかり通っているそうだ。これを受けて、日本も「彼らがああいう態度を取るからこちらもこれをしてもイイ」という流れになるのではなく、これからも冷静に理路整然と毅然とした態度をとっていけるようにしなけれ -
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韓国の方による、自国の評価論な一冊。
元はブログなのかな、興味深く拝読しました。
ネタ的には、ネット世界ではよく言われていることで、
そんなに目新しいものはないのですが、、
韓国の方ご自身によるとの点が興味深く。
それだけに、この方の“自国愛”も感じることができるのですが、、
というか、コレ、バレたら社会的どころか、
生命そのものが危険なことにならないだろうか、と心配です。
それほどに、“急所”を突き刺している内容と思います。
これを読んであらためて感じたのは、なんてことはない、
「親しくも特別扱いも、しなければいい」
との点でしょうか、個人的には。
価値観が合わなければ、挨 -
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ネタバレ「親日」と見なされれば社会的に抹殺される韓国で、
韓国人によって、命懸けで書かれた憂国の思い・現状・未来への意見。
反共の反動、儒教、序列意識、世代間の差、独特の変化をして根付いたキリスト教、経済(給与や就職・年金等も含め)不安・・・
日本との間の深い深い暗い河「慰安婦」問題と、一方であまり語られない現在の女性の人権や売春などの問題。あまり知らなかった側面からも切り込んでいく。いろいろと提示される数字には驚くことも。
それにしても今や国として何とか危うく立たせる為に、「反日教」と化して、暴走していく様は本当に怖い。
「現在は「ガキ」のレベルだが、ガキから赤ちゃんへ(=分別がなくなる)、そ -
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ネタバレ本作は、韓国で歯科医を営む韓国人の方のブログがもととなっているそう。
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確かに、韓国での反日のニュースを見ると悲しくなりますよ。人から嫌われることは楽しいことではありません。ましてや、「やった」ほうは論理として「そろそろこの話題もやめにしませんか」とは言いづらいもの。
そんななか、相手方から「いやいや、おたくらはもう悪くはないんです」って言われたら、そりゃあうれしいですよね。だからか出版社も扶桑社です。
韓国の反日教育にこじつけや嘘があることは本を読んで分かりました。
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それでも私は何だか悲しくなりました。
韓国人として、韓国に対する「愛」みたいなものを表現してほしかった