物草純平のレビュー一覧
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描写がくどいな、と思いながら読んでたんだけど、クライマックスに近づくにつれ、くどいけどテンポの良い、という不思議な読書感を味わった。
今までの作品でもその傾向はあったのだけど、文体として定着してきた感じ。これはクセになる。
あとがきで、ミスファーブルが打ち切りと知って、大変残念。Posted by ブクログ -
産業革命のころを舞台にしたファンタジーですが、世界設定は歴史などがある程度現実と一致しているだけで、ほぼ完全なファンタジーです。
中盤辺りから話に勢いが付いて来て、一気に読めました。主人公と悪役が戦う場面がとても熱くて面白かったです。Posted by ブクログ -
なかなか面白かったけど、誤字が多いとかイラストが作風に合ってないとか挿絵が下手とか、編集サイドがダメな感じがする。
内容は面白いので、続編も期待したい。Posted by ブクログ -
新キャラ…って思ったら、
1巻でチラ見せしてましたねw
相変わらず大筋は王道で、
キャラに寄ってる作品ですね。
ちと主人公の能力が無双すぎる気がします。
強さのインフレとやらが勃発しそう。
今回はちと重く、長く感じましたね。
つまりちと中弛を感じました。
なんか文句ばっか書いてますが、面白かっ...続きを読むPosted by ブクログ -
よくあるご都合主義全開の巻き込まれ型現代異能バトルかと思えば…
いや、よくある感じの現代異能バトルであることには変わりないのですが、
その辺の稚拙なのとは一緒にしたくない感じ。
物語の大筋はよくある現代異能バトルの王道に沿っているのですが、
ヒロインが異端児w
このキャラの良さがこの作品の魅力で...続きを読むPosted by ブクログ -
『昆虫記』のファーブルがヒロインの冒険もの
時代背景と舞台設定は魅力的だが
バトル面でも日常面でも活かせていない
平凡Posted by ブクログ -
既刊4冊。第一部フランス編完結。
刀と魔法とオトコの娘と百合とバトルを情景力ある文章と素敵なイラストで描いた、未完が惜しい作品。
クロエ割りと好き。Posted by ブクログ -
上下巻構成の後編。それともに第一部欧州編(?)の完結。基本的にはバトルバトルバトル!な戦闘巻でした。それぞれが各個の宿敵と対峙し、戦闘が展開していくのはなかなかに読み応えがありました。特に強敵と連戦になりながら、いろいろと迷い悩みながらも、最後まで自分を貫き通した慧太郎は王道のアツさですね。ミーシャ...続きを読むPosted by ブクログ
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タイトルでは分からないけど上下巻2冊構成の前半。最初はほのぼの雰囲気かと思いきや、敵サイドも明確に姿を見せ始めたと思ってたら怒涛の展開が一気に侵攻していきました。最後には彗太郎も敗れ、クロエも真実を知り、アンリも別離があり、と割と散々な感じで次へ続いてしまいましたが、この状況下からどう盛り返していく...続きを読むPosted by ブクログ
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1巻で出てたサブキャラにスポットが当たった感じでしょうか。ついでに黒幕?関係もやや突っ込んだ感じで。今回も直面する状況が色々な想い・思惑が重なってまたヘビーですな。それでも他の人の助けも借りながら、進んでいく慧太郎がカッコいいです。…口絵のアレは見なかったことにしましょう(笑)最後のアルノー氏には王...続きを読むPosted by ブクログ
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近世ヨーロッパが舞台のファンタジー。ファンタジーで主人公が侍って初めて読んだかも。アンリや敵側とのやりとりで葛藤しながら駆け抜ける慧太郎の真っ直ぐさがいい感じ。アンリも活発に動く裏でほんのり優しさが見えていいヒロインでした。残ってる伏線っぽいものも多いので続きが出て欲しいなぁ。Posted by ブクログ
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序盤は「文章力あるなぁ」と感じたが、後半は「これ、ただ難しい単語使ってるだけじゃないの」と思った(ちなみに僕は「文章力」を「文章で楽しめるか」ということだと考えている)。
内容はややカタめ。そのため設定描写で弛む。盛り上がりはいまいち。テーマは「変わること」でわかりやすい。父親が出てきて母親が出て...続きを読むPosted by ブクログ