作品一覧

  • 【合本版】ミス・ファーブルの蟲ノ荒園 全4巻
    -
    1巻2,794円 (税込)
    一八世紀に発生し、瞬く間に世界中に広がった謎の巨大生物〈蟲(ギヴル)〉。甚大な被害と引き替えにもたらされた化石燃料によって、世界は大きく変貌した――。 時は「明治」と呼ばれるはずだった時代の少し前。異国への航路で蟲を操る男たちに襲われた少年・秋津慧太郎はある海岸に流れ着く。その右目に奇妙な力を得て――そして辿り付いた荒地で、慧太郎は蟲たちを愛し、その研究と対処とを生業とする美少女アンリ・ファーブルと出会った。もうひとつの近代で幕開く、蒸気と蟲と恋が彩るファンタジー! ※本電子書籍は、『ミス・ファーブルの蟲ノ荒園』全4巻を1冊にまとめた合本版です。
  • 終奏のリフレイン
    4.3
    1巻715円 (税込)
    「重力子」を操る特殊なオルゴールと、その粋である人型機械「歌唱人形(オルドール)」が一般化し、ついに「電気離れ」を果たした世界。“機械しか愛せない”壊れた少年技師・タスクがある日、出会ったのは――。「わたしは、ガラテア・シスターズNo.VII/リフレイン。今このときより、貴方の『花嫁』です」 歌唱人形技術、その始まりとなったオーパーツそのものだと主張する、美しき歌唱人形リフレイン。それを巡って事態は動き出す。追う者、追われる者、そして、恋をする者――。“人間に近づきすぎた歌唱人形”と“機械しか愛せない少年”。ヒトでなしの人間と、モノでなしの人形の織りなす恋が、やがて世界を変えてゆく――!?
  • スクリューマン&フェアリーロリポップス
    3.5
    1~2巻671~759円 (税込)
    それは或る雨降りの日。玖堂卓巳に突然の口づけを与えたのは、旧態依然とした異世界“妖精郷(ティル・ナ・ノーグ)”を改革する野望を抱く“翅族(アルフ)”の王女ロロだった。 改革に尖りすぎな彼女は向かうところ敵だらけ。そして、彼女とのキスをきっかけに不思議な力を得た卓巳もまた、“保守派”に狙われることになり──。 強烈に危険で凶悪にキュートなお姫様(ロリポップ)が巻き起こす、異世界改革系ファンタジック・アクション、ここに開幕!
  • 超飽和セカンドブレイヴズ ―勇者失格の少年―
    4.0
    1巻693円 (税込)
    始祖勇者と魔王の戦いから幾星霜。いまや、全人類に「勇者因子」が行き渡り、人々が洩れなく勇者化して、職業的勇者──「セイヴズ」と呼ばれる「プロ」たちが世に溢れ返る、そんな勇者飽和時代。 にも拘わらず、自らを「勇者因子を持たない例外」と嘯く少年、草壁ジョウは、ある夏の日、重い決意を胸に大都市スプリーヴィルの土を踏む。「セイヴズの聖地」と謳われるこの街で、今度こそ「プロ勇者になる」という幼き日の夢に、諦めの踏ん切りをつけるために……。 しかし、そんなジョウの前に現れたのは、弱冠十四歳にして現役のプロ勇者〈プリマステラ〉。「世界勇者協会」からジョウの世話役に任じられたという彼女は、なぜか事あるごとジョウを「お兄ちゃん」呼ばわりするワケありのチョロインで!? マギテク万能が隆盛を極め、有象も無象も勇者化した近未来的異世界で、互いに迷いを抱えた少年と少女は、それでも真の勇者を目指す! 挫折と栄光のブレイヴパンク・ファンタジー!
  • ミス・ファーブルの蟲ノ荒園
    3.8
    1~4巻671~715円 (税込)
    一八世紀に発生し、瞬く間に世界中に広がった謎の巨大生物〈蟲(ギヴル)〉。甚大な被害と引き替えにもたらされた化石燃料によって、世界は大きく変貌した――。 時は「明治」と呼ばれるはずだった時代の少し前。異国への航路で蟲を操る男たちに襲われた少年・秋津慧太郎はある海岸に流れ着く。その右目に奇妙な力を得て――そして辿り付いた荒地で、慧太郎は蟲たちを愛し、その研究と対処とを生業とする美少女アンリ・ファーブルと出会った。もうひとつの近代で幕開く、蒸気と蟲と恋が彩るファンタジー!

ユーザーレビュー

  • 終奏のリフレイン

    Posted by ブクログ

    まわりとズレていて危機的状況でも冷静なタスク、高性能だけどポンコツなリフレインなど、キャラクターが魅力できでした。主人公とヒロインのコミカルなやりとりが面白かったです。
    また、悪役についても丁寧な描写がされており、特に終盤を大きく盛り上げてくれていました。

    0
    2017年04月30日
  • 終奏のリフレイン

    Posted by ブクログ

    未知の技術から発展したオルゴールと、その粋である人型機械オルドール。機械しか愛せない少年は、人の心を持つオルドールと出逢うのだった。

    恋愛アクションものの王道の展開が、潔く心地好い。
    架空歴史ものの側面も持つのも面白い。
    広がりのある終わり方も素敵。

    0
    2020年05月18日
  • 終奏のリフレイン

    Posted by ブクログ

    打ち切りを前提としたあとがきが泣ける。もう、「日本一多作な打ち切りラノベ作家」として売り出すしかないな。

    物草先生の作品、どれも面白いし文体も好きけど、いまひとつブレイクしないのなんでかな、と思ってた。
    でもリフレイン見てなんとなくわかった。


    女の子が可愛くないんだ。
    なんだろ、スペックとか見ると十分可愛いはずなんだけど、全体の印象が可愛くない。ロロもアンリもエステルも可愛くない。
    かっこいいキャラなんだけど、可愛くはない。
    つまり、ヒロインがヒーローやってるんだと思う。

    その辺がメジャー受けしない理由かなあ?

    0
    2017年05月17日
  • 超飽和セカンドブレイヴズ ―勇者失格の少年―

    Posted by ブクログ

    描写がくどいな、と思いながら読んでたんだけど、クライマックスに近づくにつれ、くどいけどテンポの良い、という不思議な読書感を味わった。
    今までの作品でもその傾向はあったのだけど、文体として定着してきた感じ。これはクセになる。


    あとがきで、ミスファーブルが打ち切りと知って、大変残念。

    0
    2016年07月11日
  • ミス・ファーブルの蟲ノ荒園2

    Posted by ブクログ

    ただの偽善の物語で終わらず、慧太郎やアンリの心情に深く踏み込んでるのがよかった。いいコンビだよねこの二人は

    0
    2015年03月05日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!