川田弥一郎のレビュー一覧
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数少ない法医学モノ
法医学モノ というのは現代物でも例が比較的少ないが、江戸時代捕物帳との組み合わせが類例が少なくとても新鮮である。絵柄も非常に丁寧で生き生きとしていて素晴らしい。時代考証もしっかりとしていて、スキがない。
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平安推理
平安もので推理ものでラブもので、結構面白い。はじめ、絵があまり好みじゃなかったけど、だんだんクセになってくる。話の内容もしっかりしているし、もっとシリーズが続くといいなあ!
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恋は発展せずに
所々にお月と北沢様の
恋の行方がどうなる??
と、ラブ感があったけど
特に進展せずに・・。
それはそれで
いい話になったと思います
昔の死・事件の解き方・医学の進歩など、
現在の科学とは違う方法だけども、
死者の最期の叫びに耳を傾け
真実を見抜こうとする、仕事っぷりが、
とても読みごたえがありました。
風景や人物の身に着けているものなど
細部にわたりしっかり描けていました。
時代物が好きなので
隅々まで楽しませてもらいました。 -
Posted by ブクログ
デビュー作にして江戸川乱歩賞受賞。現役医師の余興としてはあまりにも素晴らしい内容で、気まぐれな天は二物を与えたようです。
誰でも入院患者になる可能性があるのに、それほど良く知らない病院の内部事情。そして医師は、ある時は外来診療、またある時は麻酔医、そして執刀医や待機医など八面六臂の活動。休みも緊急呼び出しの可能性があるので、あまり自由がきかない。こんな状況では、院内恋愛も仕方ないのでしょう。
そうした現役医師ならではの経験や知見を活かし、医療事故を扱ったミステリーです。
以下ネタバレあり。
術後、患者の容態が急変して死亡。遺族は病院の医療ミスを主張、保険金支払いのため麻酔担当医の責任問題とされ -
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すごい…
時代劇も描ければ、江戸時代ものから平安時代?くらいの世界も掛ける
もちろん現代もヨーロッパも、ヒストリカルも近代アメリカも!!
森園みるく先生、天才 -
Posted by ブクログ
江戸川乱歩賞初の医学ミステリー作品ということで読んでみました。
出だしはなかなか面白かったのですが…
少々登場人物の印象が薄く感じられました。
でも、内容はだんだんと面白くなっていきます。
ただ、結末が微妙に物足りなさを感じました。
本当に犯人は誰なのか?
主人公とその彼女との関係は?
気になるところで切れる作品は多々ありますが
もう少し濃く書いてもらえるとっと思いました。
受賞作品だけあって読む価値はあります。
今では医療現場がテーマの作品はありますが
この作品が先駆けかと思います。
専門的な内容がたくさん出てきますが
現代の作品とは違った
読みやすく分かり易い部分を持った
専門性の濃さ -
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ドラマみたいですね
現在の刑事ドラマの集約みたいですね
江戸時代、司法に携わる者達が検屍の拠り所と
した法医学書
『無冤録述』
“すべては冤罪を無くす為に録し述べられたもの”
法医学ドラマの原点
上司に『報告・連絡・相談』
俗に言うホウレンソウの基本
“人を殺した罪の上に真の幸せは築けん”
人間の罪の呵責
いろんな要素が入ってます
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時代考証がいいね
『自分の身に起きた出来事が
不幸だからと言って
人を殺していいことにはならない。』
犯人に同情しそうになりましたが、
北沢の言葉・・・ごもっともです。 -
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天下祭りの踊り子
シーボルトや鼠の解剖など
理科の授業を思い出します。
拷問の解説もあります
『責門』鞭打ちと石抱き
『拷問』海老責めと吊るし責め
絵入りでよくわかります。
お弓とお八重のいじめ
お竹
踊り屋台で舞う
強姦にあい破傷風で死亡。
お竹の継母、お京の犯行?
今も昔も目立ち過ぎると、
狙われて、嫉妬される。
母の思いも変わらずです
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一游斎孤月
無残絵(春画)が専門のお月。
検屍の役割は
『最期の叫びを聞き取ってあげる”
毒殺の検屍は鶏で判断(へーそうなんだ)
(ラブも少し)
お月が北沢にキス
誘惑に耐えられるか???
お月は本気らしい^ ^
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題名で気になりました
しっかりとした法医学物語です。
もっと昔からあったのかもしれませんが
江戸時代にも検屍をしてたんですね
もちろん、現在のような機械をつかったことは出来ないけど、昔も今も、死因によって
その人や家族、知人の運命まで、変わってしまうので、大事な職業ですね
写真がないので、
絵師が大活躍です。