川田弥一郎のレビュー一覧

  • 白く長い廊下

    Posted by ブクログ

    医療訴訟系ミステリかと思えば、それに見せかけた、とんでもトリック殺人事件であった。特に、大きな驚きもないまま、煌めく勘やら運やらで順調に結論に近づいてゆく。
    それにしても証拠集めが非常に雑で、あれだけの繋がりでは裁判で勝てそうな気はしない…

    0
    2015年03月21日
  • 白い狂気の島

    Posted by ブクログ

    台風で本土と閉ざされた離島で日本で絶滅したはずの狂犬病が発生した。次々と発病していく中で診療所の外科医・窪島は必死の努力を続ける。何故、島で発生したのか?島の有力者の殺害目的で狂犬病を誰かが持込んだと推理した彼と恋人のちづるは、捜査を始める。

    ストーリー展開としては中々おもしろい。パニックストーリーだと思ったら、推理をし始めたし。ただせっかく伝染病という得体の知れないものを扱うのだったら、もう少し恐怖感を持続させた方がいいのかな。犯人はまあありきたりかな。猫には狂犬病の予防接種の義務はないし、輸入動物も密輸だったら・・・と思うと、悪意で持ち込まれた場合はどうしようもない。人間に感染・発病した

    0
    2010年07月11日
  • 白く長い廊下

    Posted by ブクログ

    江戸川乱歩賞初の医学ミステリー。
    つまらないと言う事もないけれどすご~く面白いと言う事もないような。
    暇つぶしには1日あれば読み終わります。

    0
    2010年05月17日
  • 白く長い廊下

    Posted by ブクログ

    十二指腸潰瘍手術後の患者が、長い廊下を病室に運ばれる途中に容体が急変、死亡した。責任を問われた麻酔担当医窪島は、独自に調査を開始し、意外な真相に辿り着く。しかし、その時、彼は大学の医局間の複雑な対立の中に、足を踏み入れてしまっていた。’92年度江戸川乱歩賞受賞作。乱歩賞初の医学ミステリー

    0
    2009年10月04日
  • 死の人工呼吸

    Posted by ブクログ

    ◆炎天のランナー
    ◆死の人工呼吸
    ◆眠りの恐怖
    ◆墜落
    ◆謎の食中毒
    ◆クリスマス・ランニング
    以上6篇を収録。看護婦の川本雅美と早田菜月が全てに登場する短編集。川本雅美と早田菜月は看護婦でありながら、あらゆる地方の10キロマラソンに参加するランナーでもある。話は全て、その行く先々の大会で知り合った人たちの不審な死について、2人が調べていくもの。

     どう考えても事故・・・という事柄が、菜月の「怪しい」というただの勘から殺人事件と決め付けられ、調べていくとやっぱり殺人だったというパターンなんですが・・・それがあんまり好きじゃなかったんだなぁ。看護婦だからこそ見逃さなかった根拠を元に動いてほしか

    0
    2011年11月21日
  • まんがグリム童話 平安京の検屍官 検非違使・坂上元継の謎解き帖 (上)

    購入済み

    ちょこっと絵にクセあるかな
    平安時代を舞台にした本格推理ストーリー

    結構エッチな事件とかあって
    ストーリーは読みごたえおる

    0
    2022年11月13日