【感想・ネタバレ】死の人工呼吸のレビュー

あらすじ

名古屋の総合病院に勤める、看護師の川本雅美と早田菜月。その二人のナース探偵が捲き込まれる、殺人事件の数々。日射病、喉頭異物、睡眠時無呼吸症候群、ニトログリセリン、ボツリヌス中毒、P-フェニレンジアミン、この6つのキーワードが絡む難事件に挑む、雅美と菜月。 現役外科医で乱歩賞作家による医学ミステリーの傑作。

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Posted by ブクログ

◆炎天のランナー
◆死の人工呼吸
◆眠りの恐怖
◆墜落
◆謎の食中毒
◆クリスマス・ランニング
以上6篇を収録。看護婦の川本雅美と早田菜月が全てに登場する短編集。川本雅美と早田菜月は看護婦でありながら、あらゆる地方の10キロマラソンに参加するランナーでもある。話は全て、その行く先々の大会で知り合った人たちの不審な死について、2人が調べていくもの。

 どう考えても事故・・・という事柄が、菜月の「怪しい」というただの勘から殺人事件と決め付けられ、調べていくとやっぱり殺人だったというパターンなんですが・・・それがあんまり好きじゃなかったんだなぁ。看護婦だからこそ見逃さなかった根拠を元に動いてほしかった。捜査(?)自体が、別に看護婦という設定がなくてもいいんじゃない?と思えるものだっただけに余計に。”病死に見えるけど、実は殺人”というテーマを集めていたのには惹かれたんだけど。

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2011年11月21日

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