【感想・ネタバレ】白い狂気の島のレビュー

あらすじ

狂犬病清浄国の日本で、39年ぶりに患者が発生した。台風接近で孤立した幹根島を襲う、白い狂犬病の恐怖。誰が、いつ、どこから、島に持ち込んだのか? 島の青年医師・窪島典之は、恋人・ちづるの協力を得て事件解明に乗り出すが、謎はますます深まるばかり……。気鋭の乱歩賞作家による、迫真の医学ミステリー!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

台風で本土と閉ざされた離島で日本で絶滅したはずの狂犬病が発生した。次々と発病していく中で診療所の外科医・窪島は必死の努力を続ける。何故、島で発生したのか?島の有力者の殺害目的で狂犬病を誰かが持込んだと推理した彼と恋人のちづるは、捜査を始める。

ストーリー展開としては中々おもしろい。パニックストーリーだと思ったら、推理をし始めたし。ただせっかく伝染病という得体の知れないものを扱うのだったら、もう少し恐怖感を持続させた方がいいのかな。犯人はまあありきたりかな。猫には狂犬病の予防接種の義務はないし、輸入動物も密輸だったら・・・と思うと、悪意で持ち込まれた場合はどうしようもない。人間に感染・発病した場合は99%死だっていうし。こわっ。

0
2010年07月11日

「小説」ランキング