吉田晋治のレビュー一覧

  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    2025年のタイミングで、ワークシフトと連続で本書を読んだ。個人の向かうべき方向と企業の向かうべき方向、そうあるべきだしそうあって欲しいと思える内容。多くの人や企業・経営者が著者の考え方に触れて、より良い世の中にしていこうと行動を起こしてくれれば良いと感じた。
    2冊とも10年前の本であるが、将来を予測すると言う点ではとても参考になるし全く色あせていない。

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    2025年06月17日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    グローバルトレンドを踏まえ、日本の企業がどのような働き方をさせて、その働き方に親和性のある制度やノウハウを築くのかのイメージができる本でした。

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    2024年09月18日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    激変する環境と複雑で深刻な問題に満ちた不透明な世界で、企業に期待される役割は極めて大きくなっている。一昔前までなら政治家が果たすべきと考えられてきた社会全体に対する重要な役割のいくつかは、今では企業の役割と考えられ始めている。
    企業がこうした期待に応えて機能していくためには、社内のレジリエンス(適応力·回復力·対応力)を高めるために、社内の対人関係を活発化しつつ知識やノウハウの融合や創発を促しこれを蓄積し活用する仕組みを作るとともに、社員の精神的活力の向上に努めなければならない。
    そして、サプライチェーン全般のコントロールを意識し、貧困や環境問題に悪影響を与える活動にならないようにコミットしつ

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    2021年02月05日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    内容が難しく正直ぜんぜん呑み込めていない……非常に読みごたえありました。企業が社会的意義を持つことの重要さについて、かな?(実際には重要だよどころの書き方ではなく、それが使命であり本質でないなら未来は悲惨だぞくらいの文脈だった気がする)短期的視座にとらわれず、世界全体の持続性や発展のための協働を説く本。この考えが標準となるよう、市民として労働者として行動しなくてはと思う。

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    2016年05月11日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    「レジリエンス」という言葉を詳しく知りたいと思い、手に取った一冊。名著「ワークシフト」で知られる経営学者が、個人・組織、地域社会、さらには世界全体のレジリエンス(回復力、耐久力、復元力など)を高めるために、企業やそのリーダーが成すべきことをまとめた提言書。

    著者は企業のレジリエンスを3段階に分類している。1つは企業内部であり、多様性のあるネットワークと従業員の精神的活力によって、知性や知恵を高めることが課題である。次に社内外の垣根を取り払い、バリューチェーン上の全てのステークホルダーや地域社会と共生することが重要だと説く。最後に企業のレジリエンスは貧困や環境など、今日の世界が直面する課題の解

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    2015年06月08日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    世界の名立たる企業の長期的かつ世界にとって役立つことは何か、グローバルな対応をする上で、どのような取り組みを行っているか紹介されている本だった。
    取り組みを実行するためのリーダーシップとは生涯をかけて学び続けることになる。
    グローバルな問題はそれほど困難でもあるが、また未来にむかって進む企業になるには必要なことであることが詳細に書かれていた
    内容的には私には少し難しかったかも…

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    2015年01月08日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    私は、企業とはこれまで、どれだけ口では「社会のため」、「Sustainability」、「環境が大切」、「お客様の喜ぶ姿のため」とは建前を言ってみても、結局、究極的には利益の極大化のため、反社会的な行動も屁理屈で「正義」に見立てて、また、社会に責任を転嫁して活動するものかと思っていたが、実際にはそうではなく、建前ではなく信念として行動すべきとが良くわかった。今後の参考になる、有意義な読書だった。

    以下、印象に残った言葉を・・・。

    ・失敗は素晴らしい企業をつくるための金鉱。リスクにあえて挑む。
    ・精神的活力を高める。生活の自然なリズムに逆らって全力で働くようになると、精神的な余裕が失われ、洞

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    2014年10月12日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    ネタバレ

    世界が平和になり永続するには企業の姿勢が変わる必要があり、リーダーの部下たるフォロワー達も出来ることから働きかけよう、という本。
    内容と著者の意識の高さには脱帽。
    この本のレベルに到達するには人類全体の意識の向上が必要と思う。
    実現にはまだまだ各企業トップの意識はエゴにまみれており時間が掛かると思う。
    しかし、このような本が書かれる時代になっているのは、少しずつ人類の意識が高まりつつあるからとも思う。
    世界に期待しつつも時代がまだ早いと感じたので☆は4つ。

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    2014年10月10日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    題名の通り、これからの企業がどうあるべきかが実例を用いて書かれています。
    目先の利益に捉われずに中長期的な視野で物事を考えることの重要性は分かってはいるけど、実際に行動するのは非常に難しいです。ただ、企業がそのような視点で考えられない様であれば、致命的なことになるのではないかと思います。
    自分のこれからの働き方を考える上で一石を投じてくれたような気がします。

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    2014年09月10日
  • ゴルフ データ革命

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    パットが重要という常識を覆す。貢献度でみると15%。
    ティーショットは28%。残り57%。
    アマチュアにとって一番重要なパットの距離は4フィート。
    90プレーヤーはボギーオンが12.3回、パーオンが3.9回

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    2014年08月09日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    感想
    企業は何を気にするべきか。利益追求はもはや気にしてはいけない。存続を求めるなら。自然と地域社会との共存こそ目指されるべき。

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    2024年06月04日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    著者が期待する企業の善行に関しては、株主が先ず変わらねばと思うが、至近、まるでCMスポンサーにクレームをつける輩の如く、株主も企業の倫理観に対して厳しくなった。そのため、企業側もESGの意識が高まってきたのは事実だ。しかし、企業存続にはどうしても利益追求が必須であり、企業側には、単に気にするパラメーターが増えただけ、とも言える。

    偽善ではなくとも、風評を気にして対処しなければならない局面もある。また、企業もそれを煽る社会も良かれと思いながら、期待していた成果が得られないケースもある。例えば、インドとパキスタンではアパレル関係の縫製工場から子供の労働者を雇い止めしたが、結果的に子供たちは家計を

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    2023年07月30日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    リンダグラットン氏3冊目。
    ワークシフトの企業版との事で、レジリエンスと言う言葉が頻出する。意味としては、ストレスからの回復力、困難な状況への適応力、災害時の復元力などな意味で使われる。
    しかし、個人としては実行可能なところはあったが、これが企業となるとどれほどの数で実行されるのか疑問。確かに格差や環境など個人で出来ることは限られている。企業で取り組めば改善の兆しが見えてくるだろう。と考えるとかなりの大企業向けのお話なのかな。
    そういったビジョンを持つ企業はこの先も生き続ける、という事と理解した。

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    2022年07月18日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    レジリエンスの概念はわかるようで、社会自身が複雑化しているためポイントを抑えるのは難しい。ただ、多業種、多企業にていろいろな試みがなされていることがわかる。

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    2019年06月12日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    ・企業として、人々の役に立ち、他者と協力するという自然な行動を従業員に促す社風をつくる
    ・短期主義や株主価値の偏重といった障壁を乗り越える勇気、かつてないほど声高に要求してくる市民に対応する勇気、現在と未来をつなぐメッセージを発信して説得力を生み出す勇気。リーダーに従う人々は、リーダーを観察してこの勇気があるかどうかを見極める
    ・本物のリーダーを目指す過程は経験を自分のものにするための「内なる旅」と呼べるかもしれない。充実した人生とは「内省のある人生」である
    ・その企業のリーダーが何を行っているか―?どのようにして従業員のレジリエンスを高めているのか?近隣やサプライチェーンに対して何をおこなっ

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    2018年11月04日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    「ワークシフト」と「ライフシフト」の間に挟まれて、あまり目立たないグラットンの「未来企業」。原題はKey。

    今ひとつ、受けなかったみたいだけど、グラットンによると、これまでになく苦労して、自分の安全圏を乗り越えて、書いた力作とのこと。

    位置付けとしては、「ワークシフト」が働く側に立っていたのに対して、「未来企業」は、同じトピックを企業側から考えたもの。

    そういう意味では、通常の「経営学」の本に近いかな?

    確かに「ワークシフト」と「ライフシフト」に比べると、やや地味だけど、個人的には、結構、楽しめた。

    結論からいうと、ここで言われていることは、「ティール組織」と同じ方向に向いているとい

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    2018年02月14日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    企業がレジリエンスを高めるための3つの領域を提唱し、領域ごとの方法を事例を交えて説明してくれる。ただし、主張と事例が淡々とかつ入り交ざった印象が強く、単なる好事例のご紹介にも見えてしまう。読み終えてから、あらためて序章に戻り、「著者が主張したかったのは、何か」を考えたが、「あれもこれも大事」という総花的な印象だけが残った。

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    2016年11月04日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    個人の働き方を予想した「ワーク・シフト」が面白かったので購読。企業の役割や将来像を予測したもの。企業に限らず、いろいろな活動の境界線が曖昧になっていくのだと思う。上司と部下、雇用者と労働者、メーカーとユーザー、大企業とベンチャー企業、国と国、国と個人など。この曖昧な状況を前提に、オープンで道徳的で長期的な活動が評価され、問題解決につながるんだと思う。

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    2014年11月28日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    ワークシェアの作者が書いた新作です。今後の企業の成長戦略を考えた時、非常に参考になる点が多い1冊でした。経営者向けの1冊です。

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    2014年10月31日
  • 未来企業 ─ レジリエンスの経営とリーダーシップ

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    ネタバレ

    『ワークシフト』で一躍有名になった、リンダ・グラットン教授の「企業版働き方本」。三つの領域でレジリエンスを高めよというメッセージである。
    (領域1)内なるレジリエンスを高める
    (領域2)社内外の垣根を取り払う
    (領域3)グローバルな問題に立ち向かう

    具体的なメッセージの一つひとつは、すでに多くの経営論で紹介されているものも多いが、事例を丁寧に重ねているので理解しやすい。ただ、他の方の書評にもあるように、「レジリエンス」がメインコンセプトでありながら、その意が日本人にポンッと馴染むものにまで昇華されていない感がある。

    しかし、「サステナビリティ」というタームがそうであったように、今後の社会の

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    2014年10月20日