松本博文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
藤井聡太先生のこれまでの歩みを時系列につづった本。
ふみもと将棋教室、研修会、奨励会、プロ棋士になってからの情報を、関係者のコメントや事実を交えながら網羅的に記載している。
果たせるだろうが、「板谷一門の悲願」であるタイトル獲得のみに安堵することにとどまらず、名棋士になってほしい。
※気になったキーワード等
モンテッソーリ教育
藤田麻衣子(旧姓比江嶋)←この二人が同一人物だとは認識していなかった
僥倖、望外、達心志(しんしをたっす)
扇子には「大志」と揮毫(きごう)
羽生(P156)と加藤(P210)のコメント
※著者の松本さんは、あとがきに自分の息子が藤井先生みたいになれればいいなというような趣旨で書かれていますが、我が家の息子は将棋に興味すら覚えず小学校を卒業してしまった・・・。(苦笑) -
Posted by ブクログ
著者の将棋知識が豊富であるため、読み応えのある一冊になっています。
将棋においてコンピュータがプロ棋士の実力を上回ったことは認めないわけにはいかないようです。トッププロとは対戦していないようですが、そこは日本的な美学からあえて対戦する必要はないように思います。
少し寂しい気もしますが、視点を変えればアルゴリズムやプログラミングの進化でもあり喜んでも良いのかもしれません。
今回の結果で将棋の価値が下がる訳ではないので、悲観する必要はありませんね。逆にプロ棋士を倒すという目標を達成してしまったコンピュータ側がどこに向かっていくのかに注目したいと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレプロ棋士がコンピューター将棋ソフトに負けた時、プロ棋士の存在意義が問われ権威が揺らいだ。
もちろん、将棋の頂点に君臨するはずのトップ棋士は地上最強のハズだから、負けるはずはないというファンの虚しい願望も含まれていた。
その後、進化し続けるAIとの競争対立には意味がなくなり、棋界は共存の道しか残されず、今に至る。
そして今AIは、棋士の棋力アップや形勢判断のツールとして共存共栄、棋界をサポートしている。
例えば、タイトル戦での従来の立会解説者では発見できないような高度な詰み手順を即座に指摘、両者の形勢判断を%で評価する。
テレビでもNHK将棋選手権杯での評価値のシーソーゲームは、将棋の奥深さと面白さが堪能できる格好のお茶の間エンタメ化を実現した。
そんな状況の中でも、藤井聡太という天才が指した一手は、AIの候補手にも現れず、指された当初はマイナス評価値だが、AIが時間をかけて深く読むうちに絶妙手だと評価値を変える現象も時折見られる。
だからといって、現在のAIに藤井聡太が勝てるとも思えず、ある局面では藤井聡太の読みがAIを上回るのは事実だが、AIソフトは藤井聡太の妙手でさえ常時インプットし進化し続ける。
既に、チェスや囲碁もAIソフトが最強、不確定要素の高い麻雀でもトップレベルの実力を示しています。
《トッププロと同等の実力: Microsoftが開発した「Suphx(スフクス)」は、最高峰のオンライン麻雀サイト「天鳳」の最高段位(十段)に到達し、トッププロに匹敵する実力を証明しました。》ウィキペディア
以上、本書の内容とはあまり関係ない感想となりましたが、開発者の努力には頭が下がります。ラブ&ピース、なんちゃって。