松本博文のレビュー一覧

  • 藤井聡太 天才はいかに生まれたか

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    松本博文 著「藤井聡太 天才はいかに生まれたか」、2017.10発行です。5つの章立てです。①小さな天才 ②史上最年少プロ誕生 ③快進撃の始まり ④空前絶後の大記録 ⑤約束された未来 です。なお、昨日予定されてたC級1組、森下卓九段との対局は、前日の地震のため延期になりました。森下卓九段は藤井七段を早くから高く評価してた棋士で、対局を楽しみにしています。また、本日は名人戦第6局の二日目、佐藤天彦名人と羽生善治竜王の一戦、あとがない羽生竜王の勝利を期待しています!

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    2018年06月20日
  • 藤井聡太 天才はいかに生まれたか

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    藤井聡太先生のこれまでの歩みを時系列につづった本。
    ふみもと将棋教室、研修会、奨励会、プロ棋士になってからの情報を、関係者のコメントや事実を交えながら網羅的に記載している。

    果たせるだろうが、「板谷一門の悲願」であるタイトル獲得のみに安堵することにとどまらず、名棋士になってほしい。

    ※気になったキーワード等
    モンテッソーリ教育
    藤田麻衣子(旧姓比江嶋)←この二人が同一人物だとは認識していなかった
    僥倖、望外、達心志(しんしをたっす)
    扇子には「大志」と揮毫(きごう)
    羽生(P156)と加藤(P210)のコメント

    ※著者の松本さんは、あとがきに自分の息子が藤井先生みたいになれればいいなとい

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    2017年11月03日
  • 藤井聡太 天才はいかに生まれたか

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    藤井聡太四段に関する本が相次いで出された中の一冊。丁寧になかなか網羅されていた。将棋初心者にも分かりやすい一冊。

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    2017年10月19日
  • ドキュメント コンピュータ将棋 天才たちが紡ぐドラマ

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    そういえば、コンピュータ将棋って、
    今どんな感じなのかなーって、読んでみました。

    結論、将棋とコンピュータ将棋は、同じゲーム。
    将棋という奥深いものに対して、違う角度から努力し続けるという一つの新しい流れが始まった、ということ。
    色んな人の話が読めてよかった。

    「人生は一局の将棋なり。指し直す能わず」
    「指した手が最善手」

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    2015年05月09日
  • ドキュメント コンピュータ将棋 天才たちが紡ぐドラマ

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    『ルポ電王戦』を楽しんだのでこちらも。コンピューター対棋士を描いている。開発者にも棋士にもよく話を聞いていて面白い。今年は今現在2勝2敗の両方の勝負。個人的には棋士に一矢報いてほしいが、どうなるやら。コンピューターの話だけど、なんか将棋の基本を教わった気がしている。

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    2015年04月06日
  • ルポ 電王戦 人間 vs. コンピュータの真実

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    電王戦のルポというよりはコンピューター将棋のこれまでの発達過程を知るうえで有益だった。しかし棋譜が載っていないのは残念である。

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    2015年03月29日
  • ルポ 電王戦 人間 vs. コンピュータの真実

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    盤上で繰り広げられる人間とコンピュータの闘い。第一回~第三回電王戦で対決したプロ棋士とソフト開発者の人間ドラマ。対戦だけでなく,そこへ至るまでの道のりについても概要をしっかり捉えている。
    アルゴリズムの内容等の技術的な話には踏み込まず,棋譜データも載せていないが,両者の熱意と将棋への愛が伝わってくる良本。将棋記者として経験を積んだ著者だけあって,あまり詳しくない人でも楽しめるようになっているのがいい。

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    2014年10月31日
  • ルポ 電王戦 人間 vs. コンピュータの真実

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    著者の将棋知識が豊富であるため、読み応えのある一冊になっています。

    将棋においてコンピュータがプロ棋士の実力を上回ったことは認めないわけにはいかないようです。トッププロとは対戦していないようですが、そこは日本的な美学からあえて対戦する必要はないように思います。

    少し寂しい気もしますが、視点を変えればアルゴリズムやプログラミングの進化でもあり喜んでも良いのかもしれません。

    今回の結果で将棋の価値が下がる訳ではないので、悲観する必要はありませんね。逆にプロ棋士を倒すという目標を達成してしまったコンピュータ側がどこに向かっていくのかに注目したいと思います。

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    2014年07月05日
  • ルポ 電王戦 人間 vs. コンピュータの真実

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    著者の思いが詰まった名著であると思うが、図面がないのはいかにも惜しかったです。

    将棋の棋士、将棋ソフトのプログラマーの人間模様が良く描かれているなと感じました。

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    2014年06月28日
  • ルポ 電王戦 人間 vs. コンピュータの真実

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    面白かった。
    作者としてはもっと頁が欲しかったんじゃないかなぁ。
    あと、図面なしの縛りは意味あるのか疑問。
    62玉の局面だけだって入れれば臨場感でそうなものだが。
    数学読み物の「数式入れれば売れなくなる」定跡と同様、眉に唾をつけておきたい。数学ガール売れてるんでしょ?
    是非、コンピュータシミュレーションで検証してもらいたいものだ。
    笠井さんの登場の仕方は意外性溢れてた。

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    2014年06月18日
  • ルポ 電王戦 人間 vs. コンピュータの真実

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    特に将棋のファンではないのですが、「人間の頭脳vsコンピュータの進化」というテーマにはやはり大変興味深いものがあります。
    米長邦雄永世名人が敗れた第一回電王戦の後、団体戦となった第二回、第三回でも人間側の負け越し。
    チェスで1997年にIBMディープブルーが世界チャンピオンのカスパロフを破った際には「とった駒を使える将棋ははるかに複雑でコンピュータが人間に勝てるようになるにはまだまだ時間が掛かる」と言われたものですが、それから15年強。
    感慨深いものがありますね…

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    2014年06月15日
  • 天才 藤井聡太

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    藤井聡太七冠の少年時代から発行当時までの道のりを師匠である杉本昌隆八段を初めとした、様々な棋士から見た印象を記していく。

    棋譜はほとんどなく、文体も丁寧なため将棋に明るくない方でも楽しめる。
    藤井聡太関連の書籍を多数保有している方や新しいエピソードを知りたい方にはあまりオススメできないが、将棋初心者や最近藤井聡太七冠に興味を持った方にはオススメ。

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    2025年11月10日
  • 棋承転結 24の物語 棋士たちのいま

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    錚々たる将棋棋士へのインタビュー録。

    いやなんつうか、時代は変わってたんだと痛感。
    将棋よく見てたのは本当に「羽生世代」時期だって、全く見なくなって久しい。
    知らん人いっぱい。

    ただ、どの棋士の話も面白い。
    ただただ才能と努力、大半が社会に出ることもなく、孤高の道を突き進み、やむおうなく迫る壁にぶち当たるか、そもそも、ハナから壁にぶち当たるか。
    さらに今は、藤井聡太棋士という、訳のわからん災害が立ち塞がる訳だから、尚更だろう。

    あまり知らなかった女流棋士の話も面白かった。

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    2023年12月21日
  • 棋承転結 24の物語 棋士たちのいま

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    ネタバレ

     1973年生まれ、東大法(将棋部)卒、将棋ライター「棋承転結」、2023.6発行。週刊誌AERAに2021.4から連載の記事の当時と今を合わせた内容。藤井聡太論と24人の棋士。24人は旬な棋士、話題性のある棋士が選ばれたのだろうか・・・。いずれの棋士も藤井聡太を熱く語っています。棋士、女流棋士の人なりがよくわかる作品です。

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    2023年09月27日
  • 棋承転結 24の物語 棋士たちのいま

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    24人の棋士へのインタビューをまとめた本。
    難しい内容はないので、将棋を知らない人にも気軽に読めると思う。

    登場する棋士も当時のタイトル保持者からベテラン、若手、女流棋士まで、あまり馴染みのない方も多く掲載しているのがおもしろい。
    自分はLPSA所属の棋士については知らないことが多かったので、興味深く読めた。

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    2023年07月27日
  • 藤井聡太 天才はいかに生まれたか

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    藤井聡太の半生記とでもいうのだろうかな、愛知県の瀬戸で生まれ育ち、将棋教室に通い、そして鮮烈なプロデビューから29連勝などを取り上げている。ブーム前から生粋の将棋ライターで、今の将棋ブームは嬉しくもなんとなく時代の移り変わりを寂しく思ってるようにも感じた。

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    2021年01月08日
  • ルポ 電王戦 人間 vs. コンピュータの真実

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    松本博文氏(1973生、東大将棋部OB、将棋観戦記者)の「ルポ電王戦 人間vsコンピュータの真実」、2014.6発行です。羽生善治が七冠を独占した年(1996年)、「コンピュータがプロ棋士を負かす日は? 来るとしたらいつ」というアンケートへの回答は次の通りです。羽生善治七冠「2015年」、谷川浩司九段「私が引退してから」、加藤一二三九段「来ないでしょう」、森内俊之八段「2010年」、村山聖八段「来ない」、佐藤康光八段「分からない」、三浦弘行五段「分からない」。答えは「2013年」でした!

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    2016年12月14日
  • ルポ 電王戦 人間 vs. コンピュータの真実

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    人間VSコンピュータ。
    思ったより早く追いつかれてしまった。
    コンピュータ将棋の方に主な視点を置きながら、開発者の簡単なエピソードも交えて、割に淡々と描く。どちらからに入れ込んでいる感じでないところはいい。

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    2014年12月02日
  • ルポ 電王戦 人間 vs. コンピュータの真実

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    ネタバレ

    多少なりともプログラミングに携わるものとしてはどんなアルゴリズムを使っているのだろうか、どんな評価関数を使っているのだろうか、と興味をそそられます。

    しかし一方で、勝負事の世界に機械が参入することに違和感も感じてしまいました。もちろんその機械(プログラム)を作ったのは人ではあるのですが、、、。
    人間VS機械にも確かにドラマはあって、見聞きすれば気持ちも昂ぶるのですが、人間と機械ではどうしても土俵が違うように思えてしまって、自分は心から楽しむことはできませんでした。

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    2014年08月07日