倉貫義人のレビュー一覧

  • 人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~

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    人が増えても速くならない、人に依存せず同じ品質で作ることはできない、プレッシャーをかけても生産性は上がらない、見積もりを求めるほどに絶望感は増す、などグサグサ刺されるような内容ばかり。特に印象に残ったのは、相互コードレビューをし合うことで、1人の成果をチームの成果に昇華させるというところ。1人のインプットやアウトプットをチームや、組織の成果に昇華させるという意識を持ち、普段から共有し合うチーム文化、組織文化を作ることに貢献したいと思いました。

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    2024年12月28日
  • ザッソウ 結果を出すチームの習慣

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    自分は開発チームのいちメンバーに過ぎませんが、チーム内のコミュニケーションをもっと大切にしよう、ザッソウを取り入れてみたい、と感じさせられる本で良かったです。


    個人的には課長や部長には課員の誰よりも暇であって欲しい、定型業務よりもコミュニケーションなど創造性の高い業務に時間を使って欲しいと思っています。

    現状だと上長は会議や承認処理などで手一杯な感じなので、まずは自分にできることとして
    ・課員とのザッソウを自ら積極的に行う
    ・課員同士で気軽に相談できる環境を作る
    ・自分で判断が出来るメンバーが増える
    ・上長の負担が減って課内の事に気を配れるようになる
    という戦略で行ってみます


    他には

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    2024年03月07日
  • 人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~

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    タイトルが現場のエンジニアからは当たり前であることから伝わるように、ソフトウェア開発の現場向けというよりも、そこに発注する方に向けた内容と言えます。
    その文脈において開発に対して想像していることと、実際に発生する内容との違いが明確になっており、かつシンプルにまとまっています。

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    2023年09月30日
  • 人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~

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    経営層に向けたソフトウェア開発の特性とビジネスとのギャップに関する書籍。というか、Devと事業側という構図がある限りどういった組織でも発生しうる問題であり、対象範囲はとても広いと感じた。協働を目指していくにあたり広くお勧めしたい一冊。ボリュームが程よくとても読みやすい点も良。

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    2023年09月04日
  • 人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~

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    ページは少なく図なども無いが、内容としてはソフトウェア開発で陥りがちな誤った意思決定を指摘した堅実な本だと思った。
    パーキンソンの第一法則とブルックスの法則は必ず念頭に置くべき法則と思う。
    特にブルックスの法則に関しては、同じ過ちを繰り返す企業が多いので要注意だ(ソフトウェア人材を〇〇人補充、みたいなやつ)
    また、工程を分けても生産性は上がらないというのもなかなか面白い意見だと思う。ウォーターフォールモデルで作る限り、全ての工程は相互に作用し合っている。工程間でエンジニア力に差があるとそこに引っ張られて生産性が上がらなくなる、という話だった。

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    2023年08月06日
  • 未来ビジネス図解 働き方シフト

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    リモートワークを中心として働く人と会社のこれからをサイボウズ式編集長藤村氏とソニックガーデン代表倉貫氏が語ります。リモートワークについては起こりうる問題点を挙げて先駆者としての経験に基付いた対策を提示(特に雑談的なコミュニケーションの演出は勉強になりました!)するなどとても実用的です。企業側としても昭和的な慣行を改めて組織や制度を改革するのが喫緊の課題となるようです。ただし、働く人も本業以外に「人生の軸」を持ったり、人的資本、金融資本、社会資本を充実させよとの主張があります。これはもっともであり、大切だとは思いますが、それができる人とできない人がいるのも明白で、コロナ禍で始まったリモートワーク

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    2021年03月21日
  • 未来ビジネス図解 働き方シフト

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    自分で経験したことがあるリモートワークと比較しながら読む。出社している人の方が有利だったりしない、ビジネスチャットで気軽に(雑談も)やり取りできる、文字で伝わりづらいときは、気軽に音声でにやり取りができる。そういった、本書でも紹介されていたことがなされていればリモートワークもぐっとやりやすくなる。

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    2021年03月07日
  • リモートチームでうまくいく

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    新型コロナ以前の2015年の著作、というのが信じられないくらい、リモートワークについて本質的な指摘がたくさん。文中zoomが出てこないことで、そうか、これは2020年に書かれたものではないんだあ、と思う。

    「セルフマネジメントができる人たちで構成されたチームを作り上げることでリモートチームは成立するのであって、その逆ではありません」

    果たして自分はセルフマネジメントができているのか?できていないところが、浮き彫りになって冷や汗書いているなあ。

    なぜかはっきりしないのだけど、この本読んでいるだけで元気が出てくる感じ。お気に入りの一冊になった。こういう働き方、チームを望んでいるのかもしれない

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    2020年11月20日
  • ザッソウ 結果を出すチームの習慣

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    新入社員の時、報連相は大事と学んだが、かしこまってしまう傾向があった。
    しかし、この本では雑談+相談を「雑相」と呼び、気軽にコミュニケーションを取ることでアイデアが浮かび、問題点と感じたら即対応できるとしている。
    時代とともに考え方も変わっていくのだなと実感した。
    今年に入ってからテレワークが日常となり、私は新入社員ともコミュニケーションに、この雑相を早速取り入れています。

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    2020年09月12日
  • ザッソウ 結果を出すチームの習慣

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    帯に書かれた「お話があります。お時間をください」に身に覚えががあったので、読んで見ました。弊社でも10年ほど前に社内SNS立ち上げたもののほぼ業務連絡ボードと化している理由が分かった気がします。オンライン・オフライン問わず、先ずは私からの雑談の問いかけ、相談ですね。

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    2019年12月01日
  • ザッソウ 結果を出すチームの習慣

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    仕事中に話しかけづらい職場環境はよくある話。聴けばすぐに解決するようなことでも、まずは自分で調べてから、という考えが頭にあるために聴くタイミングがずいぶん遅れてしまってタイムロスになっている。ggrksという言葉に怯えているのも一因か。この状況、ザッソウできる雰囲気があれば、少しは解消するかもしれない。ただ雑談用のツールや場所を区別しないで使うのは、ボトムアップではやりづらい。上の人から率先してやってくれないと。それによって会社のカラーも作られる。「クマってあげる」ことの効用は、たしかに有効だと思う。チームごとに机の島を割り振るのではなく、背中合わせの席次にするのは、やったことがあるけれど、本

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    2019年11月03日
  • ザッソウ 結果を出すチームの習慣

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    雑談、相談が大事大事というが、
    相談の前に雑談が必要な理由について、
    著者の考え方が分かりやすく書いてました。
    読んでみて納得です。

    また、ザッソウには「雑な相談」という意味もあり、
    雑でも相談出来る関係になることが強い組織、
    クリエイティブな組織に求められる関係性である。
    なので、笑いも入るような組織づくりが出来るよう、
    私も今のプロジェクトで頑張ります。

    【勉強になったこと】
    ・チームで働くことで、自分の強みを活かすことが
     出来るのと同時に、仲間の弱い部分を自分の強みで
     補い合えるからこそ、より大きな成果を出すことが
     出来る。

    ・生産性の高いチームの共通点
     心理的安全性(ミス

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    2019年09月14日
  • リモートチームでうまくいく

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    社内ベンチャーから初めて、コツコツと貯めたリモートワーキングのノウハウを惜しげもなく公開。場所に囚われない真のノマドワークがここにあると思う。

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    2018年11月12日
  • リモートチームでうまくいく

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    リモートでの作業のメリット盛りだくさん。この本は多くの人(特に経営陣)に読んでもらいたい。デメリットもあるけれど、乗り越えるための方法はある。会社で働いていたら意識せずにできている「雑談」はたしかに重要そう。「会社で席についてさえいれば仕事をしていることになる」わけではなくなるので、確かに仕事の効率は上がるかも。

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    2018年03月21日
  • 「納品」をなくせばうまくいく

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    かなり良本。
    私個人も現代のSIer業界に違和感を感じて悩めるエンジニアに対してキャリアコンサルを提示しているが、本来エンジニアのあるべき姿。
    特にフリーランスSEという働き方はあるが、本来フリーランスはプロ(個人事業主)。ようは1人社長だ。
    なのにも関わらず、某エージェントの「簡単に稼げる」という煽り文句の広告のせいで、ナレッジワーカーな姿勢が見えない、中途半端なフリーランスSEが増えて来た。
    最終的にはスキルもないのに「楽して高収入」目的で、フリーランスに入る。
    エージェントにはワガママを、現場にはできないタスクを押し付ける微妙なエンジニアも増えていく。
    ぜひ、エンジニア、そして全てのSI

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    2018年02月08日
  • 「納品」をなくせばうまくいく

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    以前勤めていた職場のつながりもあって読んでみた一冊。今の仕事でもそうだし、この形での働き方は求められているだろうなと思いました。これまでのやり方を踏襲してうまいことまわそうとすると、技術の進歩のスピードやお客さんの要望の変化するスピードとのギャップが大きくなりがち。割と地方の中小企業のIT相談役のような役回りをしている企業はこういう問題を多く抱えていると思うし、ベストエフォートで定額で一緒に頑張っていきましょう、の方がお互いに無理なく前に進んでいけると思いました。いいヒントをもらったな、という印象です。

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    2016年12月25日
  • リモートチームでうまくいく

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    数年後には当たり前の働き方の一つになっている(かもしれない)リモートワークに関する珠玉の知恵が満載!必見です!
    田舎暮らしの長時間通勤の私には非常に刺激的です(^。^)

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    2016年01月19日
  • リモートチームでうまくいく

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    会社の成長と共に築き育て上げてきた新しいワークスタイルであるリモートワークのソニックガーデンでの成功事例を紹介しています。

    試行錯誤の過程で自社開発したRemottyというリモートワークに不足しがちな存在感と雑談にまで配慮したコミュニケーションツールやテレビ会議システムを利用したリするリモートワークの仕組みはとても良くデジタル化されています。

    これぞまさしくソフトウェア開発ビジネスのデジタライゼーションとも言えますが、そこには管理・監視的なニュアンスは一寸たりとも無く信頼関係の熟成とチームワークの充実に焦点が当てられているところが素晴らしい。

    これだけ良くできたデジタルな仕組みがあるにも

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    2016年01月11日
  • リモートチームでうまくいく

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    リモートワークという手段から入るのではなく、マネジメントを考え抜いた先の1つの方法としてリモートワークがある。
    そして課題を追求し、新しいワークスタイルとして確立していく。

    流行りではなく、本当に有効な形としてのリモートワークを体現されていて、非常に納得感がある一冊です。

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    2015年12月27日
  • 「納品」をなくせばうまくいく

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    自分はシステム開発など、全く門外漢ですが、とても、共感できる内容。
    自分が働きたいのはこんな仕組みの会社だなと感じました。

    スッキリとして読みやすいのに、とても整理された文章も印象的。会社の内容と同時に、こちらもスッキリしてムダがない。そして、芯がしっかりしています。

    この理念というか考え方は、今後、日本の中小企業が皆見習うべき部分だと思います。

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    2015年02月23日