倉貫義人のレビュー一覧
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著者の1人、倉貫さんのブログや書籍を読んでいれば、大体は聞いたことあるネタが多いが、それでも改めて図解されると頭の中で整理が進む。
自分は世の中的には割とリモートワークには適応している部類なんだと思うが、振り返ってみて一番重要なのは全員がリモート前提になること。それにいち早く気づいて実践したソニック...続きを読むPosted by ブクログ -
本書を読む前は、リモートワークでチームワークを発揮する環境・仕組みのイメージがなかった。
しかし、本書を読むことで、実体験に基づいたリモートチームの環境作り、マネジメント方法を学ぶことができる。
今後の働き方の標準となり得るリモートワークを検討している人に読んでもらいたい一冊です。
リモートチ...続きを読むPosted by ブクログ -
雑談できるチームが強いのか、強いチームだから雑談できるのか。
タマゴニワトリ理論と同じで、どっちが先かはわからないが、
「心理的安全性」を確保できたチームを作ることで、雑談がうまれ、相互に信頼する関係が築けるはず。
「チームワーク⑦つの段階」を見て、自分の所属する組織の位置を把握することから。
上...続きを読むPosted by ブクログ -
これは、まさに今の時代を反映している。
オープネスが大事だという本を以前に読んだが、それを作りだすための空気作りに「ホウレンソウ」ではなく雑談+相談の「ザッソウ」が必要だということに、心から賛同した。Posted by ブクログ -
倉貫さんの2冊目。
ソニックガーデンのオフィスには何回かおじゃましていて、実際にリモートチームの様子の一端も見たことがあるけれど、その裏にある考えや歴史がわかって良かった。
ツールがどうこうというところだけでなく、チームとしての一体感を醸成することが必要。これは、文脈は違うけどほげほげショアでも一...続きを読むPosted by ブクログ -
これまでのソフトウェア開発の狭間を埋める、納品のない開発。所有ではなく、利用に焦点を絞って、毎月定額で、ソフトウェア開発サービスを提供するという感じか?成果に焦点を当てるという非常に意欲的な取り組み。取り回しの良い小規模企業でないとなかなか上手く行かなそうだが、ギルドという仕組みで、フリーランスやそ...続きを読むPosted by ブクログ
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顧客のビジネス成功をゴールとするシステム構築をする場合、派遣やSESなどの客先常駐をすることが多いのだが、本書ではそれをせず、月ごとに定額の費用を払うビジネスモデルの解説をしている。
実際にこのようなビジネスモデルに理解をしてくれる顧客が多い企業だとできそう。従来の企業、大企業などは理解を得られにく...続きを読むPosted by ブクログ -
フリーランスとして会社や場所に囚われずに自由に働くのとは違う、リモートチームに必要なことは、信頼関係とセルフマネジメント、チームワーク。
でも、これってリモートかどうかに関わらず、トップダウンではなく一人ひとりが自立した組織づくりの上ではとても大事なこと。
本書の中にもあったけど、リモートワークっ...続きを読むPosted by ブクログ -
製品ではなく、サービスを提供する点、またコンサルもできるエンジニアであること。顧客満足度・エンジニアの達成感ともに非常に強く感じられ、ベストなビジネスモデルであると感じた。
また一般的な開発であっても、顧客が真に必要としていることを読み解き、システム化していく点については、共通して重要であり、難し...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりにワクワクできる本でした。
自分たちで実践し試行錯誤して得た経験をベースにリモートチームとして働くノウハウを紹介している。ツールの活用法や日々の運用のノウハウだけではなく、マネージメントのあるべき姿を追求している。何か従業員のためだけリモートワークを推進しているだけではなく、無駄のない形を追...続きを読むPosted by ブクログ -
リモートを想定することで、チームに必要なエッセンスを抽出していくプロセスが興味深い良書。
・小さな成果の積み重ねによる信頼創造を、セルフマネジメントにより実現できる採用と育成が、リモートチーム成功のベース
・セルフマネジメントを醸成する自律性の一要素として、情報開示は重要
p.77:
よい仕...続きを読むPosted by ブクログ -
デスマーチを経験して、受託開発のデメリットを実感した中でこの本を読んだ。
受託開発自体は魅力的な仕事であると思うので、この本に書いてある事が理想的な受託開発だと感じた。Posted by ブクログ -
業界の問題を解決する為に自分でビジネスモデルを作る
ことは凄いと思う。作者の思想がよく描かれていて理解もできるけど、会社経営の視点でみると最低限の利益を得なければ長期的な経営が難しいのではないかと思う。
印象としては気の合うエンジニアの集まりに近い感じが
する。若手を育てる感じはあまりなさそう。Posted by ブクログ -
受託開発(会社)の観点から、顧客のみならずその先のエンドユーザーそして社員を幸せにする仕組みとしての会社ないしはビジネスのあり方を提唱している素晴らしい一冊。
製造業からサービス業へ、工場から工房へ。サービス開発やソフトウェア開発そのものが目的ではなく、ビジネスを成長を望み、目的と手段が混同せず、...続きを読むPosted by ブクログ -
業務内容としては、別に珍しくもなんともない、技術的にそれほど凄くもない、規模的にも非常に小規模を想像させるな。。。と7割ほど読み進んでから、ようやくビジネスの話がされて、おぉぉ!と唸った
基本的に顧客は自分達の条件に合う企業のみに絞っているという点がある。
・システムは資産化しない、解約=システ...続きを読むPosted by ブクログ -
アジャイル開発を前提とした、ソフトウェアビジネスモデルの話。
市場の反応を見ながら仕様を変えていくwebサービスにぴったりというか、いわゆるITベンダーならどこもやっていそうな話。
非IT企業に同じような開発プロセスを提供できるビジネスモデルというところが新しい。
1番の問題は、受け入れ側に、今ま...続きを読むPosted by ブクログ -
従来の一括請負ではなく、月額定額でソフトウェア開発の対価をもらうビジネスモデル。
エンジニアは基本1人で対応するため、ビジネスを理解し、かつ技術的にもフルスタックエンジニアが求められるので大変そう。
また、著者も言っているが、今のところ大規模開発には対応できない、と。
ただ、この業界にいる身とし...続きを読むPosted by ブクログ -
DevOps の実践の一つでしょうか。
瑕疵担保責任はないため、善管注意義務でユーザ側がリスクをテイクできるかがポイントでしょう。
あとはユーザ側に使用を決める設計者がいることも必要。Posted by ブクログ