一原みうのレビュー一覧

  • 錬金術師は終わらぬ夢をみる ~ゆがみの王国のセラフィーヌ~

    購入済み

    おもしろいですが…

    ファンタジー&恋愛もの好きで買いました。
    全体のストーリーはとっても面白く、ワクワクしながら読んだのですが、伯爵のかっこよさが今一つ理解できず。。。もう少し強い個性のキャラだったら、もっと話に引き込まれるんじゃないかなと思います。

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    2020年04月13日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    六編のグリム童話を下敷きにした物語。
    トップバッターは、谷瑞恵の『ルンペルシュティルツヒェン』。
    海外ドラマ、「Once Upon a Time」で知った、ルンペルシュティルツキン。
    シーズンを重ねて、私はだいぶ馴染みになったが、日本ではそこまでメジャーな主人公ではないかも。
    しかしあえて彼を選ぶことで、新鮮さがあってよかった。
    彼が紡ぐと言う、金の糸の先に美しい未来が見え、読後がよかった。

    『二十年』は『カエルの王様』がモチーフ。
    これは、ホラーだ......。
    特に、容姿に自信のある女性にとっては。
    いや、一人で生きていくと言う覚悟があれば、あるいは、それを楽しめれば、美の呪いなど恐るる

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    2018年06月16日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    糸紡ぎ、白雪姫、毬の蛙、眠り姫
    ヘンゼルとグレーテル、シンデレラ。

    物語を題材にしているだけ、なのもありましたし
    ほぼそれをなぞっていっているものも。
    一番の驚きは、響野さんの話。
    そもそも原作のお姫様もどうかと思いますけれど
    この話の主人公はさらにすごい。
    題名を見て気が付けばよかったのですが
    最後に行きつくまで、まったく気が付かず。

    シンデレラ、は現実を見るか否か、という教訓に。
    そこだけにこだわってはいけない、のだと痛感できます。

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    2017年11月13日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    ネタバレ

    人間の本質はいつも同じ?

    グリム童話を題材にした短編集。初めて読んだ作家さんもいたが,これがその人のスタイルなのか,グリム童話が元だからこうなったのか,考えるところはありつつ。

    谷瑞恵「ルンペルシュティルツヒェン なくしものの名前」就活が上手くいかない亜美に,不思議なメールが届く。それは小学生のときに出会ったカメに関するものかもしれない。亜美は少しずつ当時のことを思い出していくが。金の布を紡ぐ,名前を思い出す,童話のキーワードを元にささやかな恋愛モノになっている。ルンペルシュティルツヒェンは少しマイナーで,モチーフとしては弱かったかも。

    白川紺子「白雪姫 白雪姫戦争」一番好きな話かも。文

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    2017年04月21日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    ・谷瑞恵「なくしたものの名前」
    ・白川紺子「白雪姫戦争」
    ・響野夏菜「二十年」
    ・松田志乃ぶ「のばらノスタルジア」
    ・希多美咲「お菓子の家と廃屋の魔女」
    ・一原みう「A Cinderella Story」
    6話収録。

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    2016年12月27日
  • マスカレード・オン・アイス

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    巻末の解説をタマラコーチが書いててビックリした。
    思わず最初に解説を読んでしまった(爆)
    この作家さんは良く調べてるな。という印象。
    経済状況、伸び悩み、コメントに対するマスコミの歪曲、第三者の心ない本音。
    特に日本編はそういう場面が書かれてて結構シビア。
    ロシア編ではアイスショーの裏側、ペアの選手の内面などが丁寧に書かれている印象。
    主人公の愛は高校生にしてはおぼこい感じ。
    初めは世界を目指すと言ってる割には姉の華しか見えてない、他の同世代の選手の事を全く知らないという視野の狭さが気になるのだが、ロシアに舞台を移すちょっと前からその愛が段々成長していく。
    そして王子様・ユーリの存在。キラキラ

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    2016年10月03日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    【収録作品】「なくしものの名前-ルンペルシュティルツヒェン-」 谷 瑞恵/「白雪姫戦争-白雪姫-」 白川 紺子/「二十年-かえるの王様-」 響野 夏菜/「のばらノスタルジア-眠り姫-」 松田 志乃ぶ/「お菓子の家と廃屋の魔女-ヘンゼルとグレーテル-」 希多 美咲/「A Cinderella Story -シンデレラ-」 一原 みう

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    2016年08月18日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    ネタバレ

    谷瑞恵さん目当てで購入。
    とても優しくて爽やかな話でした。妖精の名前をあてる童話をもとにしてます。
    蛙の王子様を元にした話にはぞっとしました。
    これ、すごいです。タイトル!
    白雪姫の話は嫉妬とか美とかあるんですけど、いい終わりでした。
    シンデレラは「日本・現代」に囚われてなくて良かったです。雰囲気変わりました。
    いばら姫はきゅんとしました。
    お菓子の家は個人的にイマイチかな?

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    2016年04月24日