一原みうのレビュー一覧
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3つの話が入った短編集。どれもハッピーエンドではないな〜(笑)コバルトっぽくない話ばかりだったけど、個人的には面白かった。いつも読んでるやつと違ってて。大人向けの話だな。イラストレーターさんが豪華。3つとも別々の絵師さんが描かれてます。
妖精の庭と夏の夜の夢にはまだ救いがあるような、ないような感じですが、嘘つきたちの輪舞はあ〜……って感じで後味がよくないです。でも面白かったです。ミステリー要素もあり、後半にいくにつれて謎が明かされていきます。ほんと嘘つきばかり!(笑)でも激しくて切ない愛ばかり。
夏の夜の夢はタイムリープものでSF要素が含まれてたので頭の中でなかなか物語が一致せず、読んだ所を行ったり戻ったりしながら読んだ。これも結構好きな話でした。小説読みながら久しぶりに頭使った(笑) -
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新人賞に通る作品って何だろうか。『はじめに』を書かれた三浦しをんさん(選考委員)の答えは「情熱の総量が決め手になることも多い」。「これが好きだ。これを書きたい」という気持ちが籠った作品のほうが、荒削りでちょっとわけがわからなくても、読むひとの胸を打つ。。。のだそう。個性的で「その人にしか書けない小説」。
コバルトという、少女小説というくくりのため、ほとんど読んだことのない、中華ファンタジーとか、王国とかが出てくる話もあった。が、どれも読みやすくて、感情の動きもよくわかり、この短さで、十分伝わるほどの世界観を作り上げていた。ライト文芸と呼ばれるもののほうが、凝った設定、凝った文体で、書くのがよっぽど難しいような気がするのだが、どうだろう。そして、一般小説との違いは。本当に、最近はwebでも、無名の方による、ぐっと惹き込まれる小説があって、新人賞受賞が、並大抵の努力では敵わないものだと思い知らされ、どんどん憂鬱になってしまう。それでも自分の書くものを信じられる人だけが、栄光に辿り着けるのでしょうか。もう、ほんとしんどい。
今大活躍中の、佐原ひかりさんも宮島未奈さんも、原点が垣間見れてよかったけど、心に残ったのは、「夕方の団地って大きな墓石みたいだ」で、始まる『みずいろサナギの伝説』(久賀理世さん)。団地の公園の、水色のおわん型の遊具が、まずよかったし、一つ年上の先輩のあだ名、レジェンドもよかった。 -
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コロナ禍の厳しい状況の中での祭り業界……
あの頃は全ての祭りが中止で、寂しかったですね…。
テキヤのことを嫌っている渚ちゃんが、1番テキヤらしいって面白いですね。
あやかし祭り、とても面白そうです!
どこかでやってほしいですね!
お化けたこ焼きは……ちょっといらないですかね……
コロナ禍の売上が期待できない中で、どうにか借金返済に頑張る姿が良かったです!
尊さんのどんなときでも笑顔というポリシーが素敵でした!
つらいときこそ笑顔で乗りきろう!
テンポ良く読めたので、とても面白かったです!
山下さん、めっちゃいい人すぎます!
優しいです!
鏑木さんの交友関係を全て知りたいです! -
購入済み
おもしろいですが…
ファンタジー&恋愛もの好きで買いました。
全体のストーリーはとっても面白く、ワクワクしながら読んだのですが、伯爵のかっこよさが今一つ理解できず。。。もう少し強い個性のキャラだったら、もっと話に引き込まれるんじゃないかなと思います。 -
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六編のグリム童話を下敷きにした物語。
トップバッターは、谷瑞恵の『ルンペルシュティルツヒェン』。
海外ドラマ、「Once Upon a Time」で知った、ルンペルシュティルツキン。
シーズンを重ねて、私はだいぶ馴染みになったが、日本ではそこまでメジャーな主人公ではないかも。
しかしあえて彼を選ぶことで、新鮮さがあってよかった。
彼が紡ぐと言う、金の糸の先に美しい未来が見え、読後がよかった。
『二十年』は『カエルの王様』がモチーフ。
これは、ホラーだ......。
特に、容姿に自信のある女性にとっては。
いや、一人で生きていくと言う覚悟があれば、あるいは、それを楽しめれば、美の呪いなど恐るるに足らず。
しかし、現実を見ようとせず、過去にとらわれ、王子様を待ち続けるだけの女性なら、それは......。
『A Cinderella Story』はそのまま、シンデレラの物語。
優しい人が必ずしも良い人ではない。
現代のシンデレラは世間知らずのお嬢様。
さて、ガラスの靴を拾ってくれるのは一体誰?
古いお姫様像に縛られていたのは誰?
それを手助けして、自らの足で歩けられるようにしてくれるのは、誰?
さながら最近のディズニー映画のよう! -
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ネタバレ人間の本質はいつも同じ?
グリム童話を題材にした短編集。初めて読んだ作家さんもいたが,これがその人のスタイルなのか,グリム童話が元だからこうなったのか,考えるところはありつつ。
谷瑞恵「ルンペルシュティルツヒェン なくしものの名前」就活が上手くいかない亜美に,不思議なメールが届く。それは小学生のときに出会ったカメに関するものかもしれない。亜美は少しずつ当時のことを思い出していくが。金の布を紡ぐ,名前を思い出す,童話のキーワードを元にささやかな恋愛モノになっている。ルンペルシュティルツヒェンは少しマイナーで,モチーフとしては弱かったかも。
白川紺子「白雪姫 白雪姫戦争」一番好きな話かも。文化祭で“白雪姫”に選ばれるのを目指す小雪。その本性はナルシスト,でも読み進めていくうちに可愛げが感じられる。ライバルの夕妃。こちらもなかなか強烈なキャラクターだが,にくめない。
響野夏菜「かえるの王様 二十年」ある意味,ホラー。オチが怖い。いや,女も男も怖い。かえるの王様にある,ちょっとグロテスクな,ちょっと怖い部分がよく出ている。奈々央はとあることから生理的に気に入らない根木と行動を共にすることになる。苛立つ奈々央に対して根木が言ったことは……。
松田志乃ぶ「眠り姫 のばらノスタルジア」古くからの西洋ホテルの娘・寧々は,ホテルの再建のため,有力なリゾート会社の御曹司・直人と婚約することになる。年も離れた直人だったが,寧々には簡単に突き放せない人で……。茨に囲まれ眠っていたのは誰だったのか。鮮やかなどんでん返しだった。
希多美咲「ヘンゼルとグレーテル お菓子の家と廃屋の魔女」霊力を持った白石月也と,探偵の桜鳥岳がこの作家のレギュラーキャラクターなのか。ケーキ屋を営む奥川愛美が持ち込んだ依頼は,廃屋にお菓子の家を注文する人を探してほしいというもの。そこには兄と妹の秘密があって……。二組の兄妹の関わり合いが,そうか,ヘンゼルとグレーテルだなぁと。
一原みう「シンデレラ A Cinderella Story」女優の娘・クレアは,母亡き後,映画監督の父の後妻に入った女優で芸能オフィス社長のイザベラが気に食わない。彼女は私を不当に扱っている。ある日,クレアはオーディションを受けるチャンスを与えられるが……。面白かったけど,この短編集で言うと,白雪姫での継母との関係が,眠り姫とはオチが,重なっていて残念。継母って物語の鍵になるので,特に童話では悪役でよく出てくるからかもしれないが,後ろになったこの話はちょっと損だったかもしれない。 -
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巻末の解説をタマラコーチが書いててビックリした。
思わず最初に解説を読んでしまった(爆)
この作家さんは良く調べてるな。という印象。
経済状況、伸び悩み、コメントに対するマスコミの歪曲、第三者の心ない本音。
特に日本編はそういう場面が書かれてて結構シビア。
ロシア編ではアイスショーの裏側、ペアの選手の内面などが丁寧に書かれている印象。
主人公の愛は高校生にしてはおぼこい感じ。
初めは世界を目指すと言ってる割には姉の華しか見えてない、他の同世代の選手の事を全く知らないという視野の狭さが気になるのだが、ロシアに舞台を移すちょっと前からその愛が段々成長していく。
そして王子様・ユーリの存在。キラキラしてるよ、ユーリ(笑)
アンジェリカ・ユキさん・山瀬さん、周りの人達の存在。
愛の周りは良い人ばっかり。
初めと最後のインタで2人がペアになる事が示唆されているがこの本はそこまで書かれてなかった。
この先が少し気になる。
誰かの目線に変えて書かれても面白いかもしれない。