菱田愛日のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
仕事人間で男の影もない遥希。
恋愛第一、可愛さを武器に世を渡る舞衣。
周りに流されやすく、夢見がちな加奈子。
バー「シュガー&ソルト」で織り成される、タイプの全く違う3人の女子の仕事と恋と友情の物語第2段。
今回も面白かった!
「女の友情って、みんなが言うほど悪くない!?」というコピーにもある通り、メインテーマは三人の友情。
男である私にとって女の友情とはおそらく一生かかっても理解できないジャンルですな。
今回の物語の中心加奈子は、プロのサックス奏者になるという夢を持ち続け、しかしその機会にも才能にも恵まれず、進むことも戻ることもできずに悩み続けている女の子。
感情のコントロールもう -
Posted by ブクログ
ネタバレ2010年12月当時の日記転載
時を超えて君を愛せるか
ほんとうに君を守れるか
空を見て考えてた
君のために今何ができるか
~小田和正『たしかなこと』より抜粋~
いやいやいや…。名作断言ですよこれは…。
第一巻から名作だとは思ってたのですが。
この三部作を終えてあらためて名作だなと感じました。
硬派な感じの、いまどきではない異世界ファンタジー。
ファンタジーの設定イメージとしては「マリーのアトリエ」とかが近いのかな?(古っ!!ww)
で、上の引用は3巻を読んでて浮かんだだけなんでお気になさらずw
読んだ人の半分くらいは共感してくれるんじゃない -
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Posted by ブクログ
学生が職業を持つ自由都市で高校1年生の主人公が適正だと選ばれたのはキャバクラのボーイ。
そのキャバクラ「Club Butterfly」で送る学園キャバコメディ。
世界設定に多少無理があるところがあるけど、展開やキャラ、テンポ共に申し分ない出来。
作者が女性のためかその辺がヒロイン達の心理描写がいい感じに描かれていて十分楽しむことができたと思う。
高校生がキャバクラという設定も自立を目的としたモデル都市という舞台としていることで受け入れられる。
今後はこの主人公:ボーイ、ヒロイン:キャバ嬢という設定をどう生かしていくかで物語の善し悪しは変わってくると思うし、広がり方次第ではもっと楽しいことに -
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Posted by ブクログ
「空の彼方」も最終巻。
てかアルの貴族としての地位が高すぎで目が潰れるw
アルフォンスの父親によりソラの防具屋「シャイニーテラス」が業務停止に追い込まれてしまう。アルはソラとシャイニーテラスのため新たな旅に出る――
アルとソラがそれぞれ過去と向き合い、そして進んでいく姿に心が暖まる。マリアベルやラヴィアンといったお馴染み(?)の登場人物達も自分や人と向き合いそれぞれの答えを出していたと思う。
「いってきます」、「おかえりなさい」という言葉がここまで身に染みた事はない。改めて見ると素敵な言葉だ。
これで終わりとかもったいなさ過ぎる。でも、私達もそれぞれの道に進もう――「いってきます」