菱田愛日のレビュー一覧

  • 空の彼方3

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    アルフォンスが結構いいとこの坊ちゃんかなあと思ってたらすごいとこの子だということに、ちょっと驚いた。今まで出てきたキャラが皆つながっていって、そのそれぞれの口惜しさとかやさしさとか好きだなあと思う。誰かを思うことは簡単ではないのだけれど、それでも思い続けることが出来たなら素敵なことだろう。
    あとこの町や世界の仕組みをもう少し知りたかったなあというのは物語と関係ないことなので仕方ないですね。番外編で兄貴とマリアベル篇をマジで出してくれないかなあ。すごくマリアベルの想いの行方が気になる。必ずしも一方通行ではないと思うのだけれど。

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    2010年11月18日
  • 空の彼方2

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    1巻同様にやさしいお話。
    けして同じ場所で生きているわけではない彼らがそれぞれに出来ることをやろうとしているのがよいなあ。身分も違うし、できることだってそれぞれ限られてるけど、何とかしたいという想いがひしひしと感じられる。
    帰りたい場所があるというのは素敵なことなんだねえ。

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    2010年11月07日
  • 空の彼方3

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    シリーズの3巻目。この巻で完結でした。
    全巻とおして、読み終えた後すっきりした気分になれるお話でした。
    続編が出ることがあるなら、続けて読みたいなと思います。

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    2010年11月05日
  • 空の彼方3

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    みんな、もう今までのみんなじゃない。失って、でも変わっていく事は怖くて、それでも何かを得て真っ直ぐ前に進んでいくこの物語の登場人物たちが眩しくて、愛おしくて仕方ない。自分を待っていてくれる人がいることも、信じて待つ事ができる人がいることは、本当にとても幸福な事なのだろう。待つ、という事。それは待っている人と共に戦うことでもあり、とても大切な仕事なのだ。この作品を読んでいるとそんな風に考えさせられる。


    ソラ、行ってらっしゃい

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    2012年03月29日
  • 空の彼方2

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    やはりこのシリーズは読後感がとてもいいです。温かくて、優しい気持ちになれるのです。
    とあるキャラクターが少しつらい立場に立たされるところが1刊と違う部分かなと思いますが、それだけに闘わなければならない、という言葉が突き刺さる。ソラを始め登場人物たちの言葉にはぐっとくるものがあります。帰る場所がある、自分を待っていてくれる人がいる。それがどんなに幸せなことか考えさせられます

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    2012年03月29日
  • 空の彼方

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    陽の光に満ち溢れているような、綺麗で優しい物語。読後感がとても良いです。最初は短編集の集まりのような印象を受けましたが、だんだんそれぞれの目線から語られる話が繋がってくるところが面白い。自由を手に入れる、とはどういうことなのか。自由とは何なのかを考えさせられる作品でもあります。
    でも結局のところ「いってらっしゃい」から始まり「おかえりなさい」で完結する。この言葉がこの物語の全てなんだと思う。

    個人的には菜花さんのイラストが空の彼方の世界観のイメージそのものです。菜花さんのイラストからも世界が素敵に色付けられていると思うのです。

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    2012年03月29日
  • 空の彼方

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    「いってらっしゃい」という言葉は、「おかえりなさい」と
    セットで初めて完結する。小さな防具屋「シャイニーテラス」の主人ソラと、そのお客様達による少し淋しくて暖かいお話。

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    2015年10月23日
  • 空の彼方2

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    『武器にするしかないのだ。そう生まれてきてしまったのだから仕方がない。変えられないなら、武器にするしかない』。ずっと覚えているセリフです。

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    2020年10月28日
  • 空の彼方

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    ネタバレ

    日光に弱く外に出ることのできない防具屋の女主人と、旅の話をするお客たちの話。
    元貴族の用兵、弟が処刑されたハンター、女騎士の話を進めながら、それぞれの行動がひとつの事件に絡み合う。行方不明の幼馴染の死が明かされ、防具のみが帰還する話。
    やさしい雰囲気に乗れて、よい。

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    2015年11月20日
  • 空の彼方3

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    話の流れは、最後まで読まなくても、心配はしていなかった。思ってたとおりの結末。

    それでも、1巻から通してほっこりと読めるものでした。
    アルフォンスと兄の対面シーンが、どこも好き。
    父も出てくるかと思ったけど・・・
    最後、マリアベルも出てくるかなと思ったけど・・・
    ほかのメンバーたちも、ビアンカたちの結婚式も、
    気になる伏線とキャラクターたちが多すぎます!

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    2014年09月28日
  • 空の彼方2

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    1巻を古本屋で購入した際、こちらも同時に購入。

    どうも、普段さらりと読んでる分では
    それぞれのキャラクターの葛藤があまり伝わってこなくて
    綺麗過ぎて違和感もありました。
    今回の区切られた視点でようやく動き出したような気がします。


    それでも、
    シャインの存在がだれの心からも消えないのはわかってても、ちょっと影が薄い。もうちょっと濃くてもおかしくないとは、思ってしまう・・・。

    続きが気になるので3巻を買いに行こうと思います。

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    2014年09月24日
  • 空の彼方

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    綾崎隼さんの吐息雪色の中で読まれている、と綾崎さんが話されていたのが気になり購入。
    (綾崎さんもオススメされてました)

    RPGで遊んだ経験があるせいもあり、
    なんだか読みやすく、
    戦闘シーン等もなく、ただただ待つことしかできない視点は面白かったと思います!

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    2014年09月23日
  • 空の彼方

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    小さな路地にある、誰かに紹介でもされない限り分からない防具屋。
    そこの客となるには、主人との約束を了承せねばならない、という決まり。

    プロローグは、過去と、初めてのお客さんと店主と
    店のルールについて。
    そこからは連続短編集のように、3人の人物が
    店にやってきて話していく。

    少年と軍人の繋がりはうっすらと分かったのですが
    冤罪で捕まっていた彼については、どう繋がるのか。
    首を傾げていたら、きれいに繋がりました。
    だからなのか、と。
    ヒントはあったのに、まったく気が付かないのは
    どうなのでしょう?w

    当人にとっては緊迫感のある状態が続いた事でしょう。
    しかし体験した本人の口から語られている

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    2013年08月31日
  • TOKYO GIRL’S LIFE II ~絶対に後悔しない夢の諦めかた~

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    働く頑張る20代女子の日常第2巻。   
    今回の主役はサックス奏者のプロを目指す三谷佳奈子。   
    合コンの出会いをきっかけにオーディションを受けることに。  
    遙希も合コンの出会いをきっけかにデートをすることに。  
    舞衣は店長のことを引きずっていたが、店長の過去を知ることに。  
    テンションのアップダウンが激しい展開だった。 
    意気込んだり落ち込んだり。  
    でも最後は前を向く。  
    これは恋物語ではなく、女の友情物語である。

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    2013年03月07日
  • TOKYO GIRL’S LIFE ~絶対に失恋しない唯一の方法~

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    絶対失恋しない唯一の方法
    ってサブタイトルにあるから、
    まさか、臭い話、恋愛しないこととか言わないよねー
    で、結局恋愛しないことってオチ

    最初の仕事をしない若者と、押し付けられて残業の話は、
    姉が愚痴で言ってたことがそのままで、どこもそうなんかなぁって思った

    まぁ、オチはともあれ、時間さえあれば読みたくなる話だった

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    2013年03月16日
  • 夜のちょうちょと同居計画!

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    キャバクラでの仕事を通じて主人公とヒロインが成長していく過程が良く描けていた。
    まだ一巻なので恋愛要素はあまりなかった。このようなジャンルには珍しくエロい場面が少ないこと、女性の心理描写が多めだったのが新鮮だった。

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    2012年12月29日
  • TOKYO GIRL’S LIFE ~絶対に失恋しない唯一の方法~

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    BAD END直行ルートを走っててどうなることかとハラハラしたけど、なんとか回避できて良かった良かった。   そして彼女たちの戦いはまだまだ続くENDということで。  働く女性の主に色恋沙汰に関する等身大の物語らしいです。   等身大ということはよりリアリティを追求しているということで、やっぱりこれが現実なのかなぁとしんみり思ってしまうわけです。   人間ってそんなに強くないよねって。   強くありたい。 強くなりたいではない。 強くありたい。 そう思うのです。

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    2012年11月16日
  • 空の彼方

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    全体を通して透明感があり、好きな雰囲気でした。でもソラの容貌の表現が毎回あって少ししつこかったかも。
    想像通りのラストでしたがまとまりはきれいでした。上手くまとまりすぎて続編はいらないんじゃないかな。

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    2012年09月28日
  • 空の彼方2

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    いてもたってもいられなくなるほどに……。――大切な人。
    つらいときに思い出して奮起するほどに……。――好きな人。
    美しい二人の想いが潰えませんように……。

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    2012年09月05日
  • 空の彼方

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    心洗われるファンタジー。こんなにも温かくて優しくて美しいお話。
    「いってらっしゃい」は、「おかえりなさい」で完結する。
    帰る場所があるということ、待っていてくれる人がいるということ。
    それはとても幸せなこと。
    待つ人は、帰って来てくれる人がいることがとても幸せ。
    「おかえりなさい」と言えることが幸せ。例え、本人に直接でなくとも……。

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    2012年09月05日