感情タグBEST3
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好きな人と一緒に生きたい。ただ、それだけ。その想いだけ。
さまざまな運命に導かれた二人は、これから共に未来を生きる。
とても優しくて切なくて温かくて美しい物語。
――いってきます。
――いってらっしゃい。
追記:電撃スマイル文庫にて、ソラとアルフォンスの結婚式が描かれる。
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2010年12月当時の日記転載
時を超えて君を愛せるか
ほんとうに君を守れるか
空を見て考えてた
君のために今何ができるか
~小田和正『たしかなこと』より抜粋~
いやいやいや…。名作断言ですよこれは…。
第一巻から名作だとは思ってたのですが。
この三部作を終えてあらためて名作だなと感じました。
硬派な感じの、いまどきではない異世界ファンタジー。
ファンタジーの設定イメージとしては「マリーのアトリエ」とかが近いのかな?(古っ!!ww)
で、上の引用は3巻を読んでて浮かんだだけなんでお気になさらずw
読んだ人の半分くらいは共感してくれるんじゃないかな?かな?w
ただ感情の赴くままに突き進む若い頃があってもいいでしょう。
何かを手に入れるために何かを壊してしまうこともあるでしょう。
ただ、何かを守る時には、そんなやり方ではどうでしょう?
大人になるっちゅーのは、何かを守れるようになることなんかなぁとか、5歳も年下の作品にあらためて気づかされましたww
切なくも美しい終幕でした。素晴らしかったです!
自作も正座でお待ちしておりますw
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アルフォンスが自分自身と向き合う巻。今まで、憎いと思っていたことが、その行為が、見方を変えるとすべて愛情だった。今まで見えなかったこと、想いが見えてくる。そんな部分が面白かったです。
マリアベルとアルフォンスのお兄さんの話が外伝か何かで読みたかったです。
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全3作の完結本。ちょっと切ないけれど読んだ後にほんのりと優しい気持ちになる。1冊目を読んだ時はまぁいいなぁくらいだったけれど、3冊読み終わって考えると素敵なお話だったと思う。
2011/9/8
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「空の彼方」も最終巻。
てかアルの貴族としての地位が高すぎで目が潰れるw
アルフォンスの父親によりソラの防具屋「シャイニーテラス」が業務停止に追い込まれてしまう。アルはソラとシャイニーテラスのため新たな旅に出る――
アルとソラがそれぞれ過去と向き合い、そして進んでいく姿に心が暖まる。マリアベルやラヴィアンといったお馴染み(?)の登場人物達も自分や人と向き合いそれぞれの答えを出していたと思う。
「いってきます」、「おかえりなさい」という言葉がここまで身に染みた事はない。改めて見ると素敵な言葉だ。
これで終わりとかもったいなさ過ぎる。でも、私達もそれぞれの道に進もう――「いってきます」
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ソラの、アルフォンスの、マリアベルの・・・全ての登場人物たちの想いが痛いほど、苦しいほど伝わってくる物語。読み終わると、心が洗われるような清々しい気持ちになります。
これで完結。早く結末が知りたくて、でもお話が終わってほしくなくて・・・ゆっくり、じっくり、でも一気に読んでしまいました。
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最後までいい雰囲気のお話だったと思う。
今まで出会った人が、ソラと主人公がおかしな方向へ向いていたらいい感じに調整してくれている。それでああ本当だ、ここは違うこっちじゃないって、迷いながらも進んでいくアルフォンスの成長過程みたいなのを見ていてハラハラした。
そして作者さんが、一人ひとりを大切にしてるんだろうなとひしひしと感じる。
話全体が温かくて、和む。
――いや、それよりもだ。
マリアベルと兄さんの番外編が読みたい……。
あの二人には思わずニヤニヤする。
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アルフォンスが結構いいとこの坊ちゃんかなあと思ってたらすごいとこの子だということに、ちょっと驚いた。今まで出てきたキャラが皆つながっていって、そのそれぞれの口惜しさとかやさしさとか好きだなあと思う。誰かを思うことは簡単ではないのだけれど、それでも思い続けることが出来たなら素敵なことだろう。
あとこの町や世界の仕組みをもう少し知りたかったなあというのは物語と関係ないことなので仕方ないですね。番外編で兄貴とマリアベル篇をマジで出してくれないかなあ。すごくマリアベルの想いの行方が気になる。必ずしも一方通行ではないと思うのだけれど。
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シリーズの3巻目。この巻で完結でした。
全巻とおして、読み終えた後すっきりした気分になれるお話でした。
続編が出ることがあるなら、続けて読みたいなと思います。
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みんな、もう今までのみんなじゃない。失って、でも変わっていく事は怖くて、それでも何かを得て真っ直ぐ前に進んでいくこの物語の登場人物たちが眩しくて、愛おしくて仕方ない。自分を待っていてくれる人がいることも、信じて待つ事ができる人がいることは、本当にとても幸福な事なのだろう。待つ、という事。それは待っている人と共に戦うことでもあり、とても大切な仕事なのだ。この作品を読んでいるとそんな風に考えさせられる。
ソラ、行ってらっしゃい
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話の流れは、最後まで読まなくても、心配はしていなかった。思ってたとおりの結末。
それでも、1巻から通してほっこりと読めるものでした。
アルフォンスと兄の対面シーンが、どこも好き。
父も出てくるかと思ったけど・・・
最後、マリアベルも出てくるかなと思ったけど・・・
ほかのメンバーたちも、ビアンカたちの結婚式も、
気になる伏線とキャラクターたちが多すぎます!
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■貴方が居たから、私は幸せだった。心洗われるファンタジー、感動の完結編!
王都レーギスに春がやってきた。トラマンテ通りも春の空気に活気づき、アルとソラは平穏な日々を送っていた――。だが、突然事件は起きる。防具屋シャイニーテラスに営業停止命令が出されたのだ。それは、有力貴族であるアルの父が、身分を捨て傭兵になった息子を連れ戻すために出した警告だった。ソラは店のために自由を捨てる必要はないと告げるが、アルはシャイニーテラスを守るため、父とひとつの“賭け”をする。そして、長い旅に出ることになるのだが――。不思議な防具屋を舞台にした心洗われるファンタジー、感動の完結編!
Posted by ブクログ
どうも今巻で完結らしいです。これで最後という事で、序盤から勢いがあります。また、今までのシリーズと違い、大きな一本の物語のみを追っているという感じなので、メインキャラ以外は出番少なめですね。何と言うか、筆者さんが惜しみながら書いていったんだなという事が伝わってきて、こっちまで読み終えるのが勿体無いような気さえしました。良いラストでした。