カミムラ晋作のレビュー一覧
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目黒孝二さんのご冥福をお祈りいたします。
本の雑誌は順調に部数を重ねていく。
意外だったのは、本を置いてもらう書店の開拓や配本を担っていたのが目黒さんだったこと。
「新宿・石の家2階のクーデター」で、それまで目黒さんの編集だったのが、椎名さん主導に舵が着られる。純文学の批評からコラムマガジンへの路線変更だが、その際に去った人や切られた関係もある。触られたくない過去じゃないかと思うが、赤裸々書かれている。しかし、現在の「本の雑誌」は、そんなに軽佻浮薄ではないよね。
「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」は、昔読んだ。こういう状況で書かれたものだったとは。喧嘩しながらも理解しあっているんだな -
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今年の1月25日、目黒考二が亡くなりました。その時のWEB本の雑誌は、訃報を伝える記事で「なお、大変恐縮ではございますが、ご遺族および椎名誠氏へのお問い合わせや取材につきましては差し控えてくださいますよう、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。」と伝えてました。家族と同じぐらい椎名誠は、目黒考二にとっての重要な存在であることが、いや椎名誠にとって目黒考二がかけがえのない人物であったことがわかります。その「二人で一人の物語」のマンガ化が本書です。色んなマンガあるけど、雑誌の創刊をテーマにしたものなんて初めて!しかし人と人の出会いとか、自分の好きなことに邁進する姿とか、離れては引き合
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英語を日常生活の中で練習してみよう、と思った時に活用したい一冊。
家族や個人で普段から英語を使ってみればきっと上達する、でもいざしゃべってみようとすると、なんと言っていいのかわからない、英作文みたいにぎこちなくなってしまう…そんな経験はありませんか?
実は、日常会話に必要な表現や単語は膨大な数。英語の教科書やテキストでは扱いきれない、そんな単語や表現の数々が学べます。難しい単語もあれば、やさしい単語なのに「こんな意味もあったのか!」という表現も。イラストがわかりやすく、つい目が行ってしまうカタカナ発音表記が無い所も特長です。(発音記号表記あり) -
Posted by ブクログ
ヤクザの「兄貴」が二度目の登場を果たすとはちょっと意外だった。なんだかんだでこのマンガで一番ししょ──稲穂といい関係を築いている男性キャラだ。まあその意味では宮古島次郎のことを忘れてはならないのだろうけど、ごめん、忘れがちだ。
ともあれ稲穂の下着白衣姿というちょっとどうかしているフェチズムあふるるラッキースケベイベントに遭遇し、なおかつ鼻の下を伸ばさないダンディズム。豪運と鉄の意志を持つ男と言えるだろう。冗談はさておき、実際かっこいい男として描かれてるし奥さんはやたら美人だ(さておけない)。今後ニーナやグリーン・プラネットと対決していく中で稲穂側の戦力にするためのレギュラー化なのかな。ネイチャ