カミムラ晋作のレビュー一覧
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あ〜あ…終わっちゃった。でも、仕方ありません。これ以降の「黒と誠」は、誰もが知ってる文芸評論家の目黒孝二と作家の椎名誠のそれぞれの物語になっちゃうから。「二人で一人の物語」はここまで。ちなみに「二人で一人の物語」とは岩堀喜之助とコンビで数々の雑誌を作った清水達夫という名編集者による「マガジンハウスの雑誌づくり」の本のタイトルです。その「本の雑誌」版が「黒と誠」全3巻。ちょうど自分が欠かさず買うようになったタイミングが第3巻あたりで描かれていています。当時の誌面からもなんとなく感じていましたが、この雑誌の熱は記事だけでなく、配本部隊にボランティアで飛び込んでくる大学生のイキオイなのである、って確
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購入済み
森繁拓真のストーリー漫画
森繁拓真は師匠が4こま漫画の作家だったから、絵はきれいだが、(となりの関くんみたいに)SFストーリー、ギャグ漫画になると絵柄的にこの漫画家とあったんだよね。
おとうふが最終回まで意味がわからんかった?が最終回で -
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人間の「都合のいい自然」造りが作り上げるヤマビル問題。
後始末が不完全な害虫駆除の結果のノミバエ発生。
5巻最後で中華姉妹と仲良くなれたのか、作品内での対中関係は比較的良くなってきました。現実でもこうなってほしいものです・・・
管理会社社員として、何よりも気になる点。
それは、ノミバエで書かれている後始末が不完全な害虫駆除です。
少なくとも、私の知る範囲では、ほとんどの業者は薬剤散布のみです。薬で死んだ害虫の死骸の処分までしていません。
建物内やマンションの廊下・階段ならば、日常清掃で少しずつ処分されますが。公園や緑化部分など、全くしていないのが現状です。
本作にあるようなチャドクガの幼虫など -
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4巻に引き続き中華姉妹とGPが出てきます。
桜蛇会の兄貴たちも出てきます・・・
中華姉妹も極端すぎるんだよね~。
嫌な役を中国・韓国のキャラにやらせるのが昔からのアニメ・漫画の傾向だけど、出版・報道も含め、いい加減にできないかな・・・
実際、反中・反韓感情煽りすぎるところがこちらにあるから、あちらでも反日感情増長するスパイラル・・・。実際、いままでどこが主導で反中・反韓感情煽ってたか考えるまでもないけど・・・
現在の中・韓・印の経済発展考えれば、パートナーとして考えなきゃいけないのは当たり前のこと。いい加減、アメリカ様にも見捨てられますよ?
もう見捨てられてるか・・・ -
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この巻が今後の展開に大きくかかわる人物が一通り揃うことになります。
また、それぞれの立場も面白いですね。
主人公たち昆虫と人間の共存をメインに考える人々。
白蘭たち植物と人間の共存をメインに考える人々。
そしてグリーンプラネット、略してGPなわけですが、現実の自然保護団体とあえて同じ略称にしてあるし・・・
白蘭たちはこの巻では比較的、露骨に対立していますが、今後の展開は?
GPは酷いですね、ってか悪人が善人顔しているだけの集団のようです。前の巻から出ていますが・・・
まともな構成人員が明らかにいない団体ですね・・・いくらなんでも現実の団体と混同しないようにしましょう・・・
ただ、いつも気になる -
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「本の雑誌」創業史マンガ完結。
配本を担っていたのが目黒さんだったのは前作で知って、意外に思っていた。本作では配本部隊の学生たちが登場。出版や配本などの業界のことを教師役を務めていく。作家デビューして忙しくなっていく椎名さんを脇に、後半は目黒さんの奮闘記だと思う。約束を断り配本部隊の帰りを待ったり、配本部隊内の結婚式で、「本の雑誌」は、僕にとって、彼らだったのだと泣くシーンにもらい泣きしたよ。
事務所を借りる、平台印刷から輪転機に切り替えるとか、目黒さんの会社の退職、椎名さんの業界紙出版会社の退職なやど、幾つもの転機があったんだなと読み進めた。
現在の本の雑誌がそこそこ硬派にみえるのも編集権