【感想・ネタバレ】黒と誠 ~本の雑誌を創った男たち~ : 3のレビュー

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Posted by ブクログ

「本の雑誌」創業史マンガ完結。
配本を担っていたのが目黒さんだったのは前作で知って、意外に思っていた。本作では配本部隊の学生たちが登場。出版や配本などの業界のことを教師役を務めていく。作家デビューして忙しくなっていく椎名さんを脇に、後半は目黒さんの奮闘記だと思う。約束を断り配本部隊の帰りを待ったり、配本部隊内の結婚式で、「本の雑誌」は、僕にとって、彼らだったのだと泣くシーンにもらい泣きしたよ。

事務所を借りる、平台印刷から輪転機に切り替えるとか、目黒さんの会社の退職、椎名さんの業界紙出版会社の退職なやど、幾つもの転機があったんだなと読み進めた。
現在の本の雑誌がそこそこ硬派にみえるのも編集権が目黒さんに移ったお陰だと思う。

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2024年02月03日

Posted by ブクログ

群ようこさん登場!
まったく毛色の違うふたりの上司に
最初っから不安な感じが(笑)
配本隊がはじまった経緯や
その頑張りぐあいもおもしろかったです。

「本だけ読んで生きていけたら」
そんな目黒さんが
時には苦手なことも引き受けながら
椎名さんと創り上げた『本の雑誌』は
いつまでも「本で遊ぶ」場所だったのでは。
だから読んでいて楽しいのかもなぁ。
今後も遊び心のある妙な企画を期待します。

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2023年11月30日

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