栢野克己のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
201807/
「1位以外は詐欺」
1位が顧客に一番役立つ本物とすると、2位はある意味、顧客に損させ、顧客をだましていることになる。だから、顧客にとって1位以外は詐欺だ。真に顧客へのお役立ちと貢献を考えるなら、1位になれないことはやめるべきだ/
見えざる敵は移動時間
移動時間中は売上ゼロ、移動費などのコストだけかかる。その無駄なコストをカットするには、なるべく狭い地域に顧客を密集させてつくることがカギです。つまり、目指すべきは限られた狭い地域での1位。1位になると目立ち、覚えられ、経費のかからない口コミ紹介も増え、利益が確実に増えていきます。/
深く穴を掘れ。穴の直径は自然に広がる
会社 -
Posted by ブクログ
栢野さんのプライベートなこと、小さな会社で独立してやっていくための本音ベースでのやり取りが書かれていてとても興味深かった。このような本はなかなか無いと思う。倒産は富の再循環、経営は実践、目的をはっきりさせる、なにかで1位を目指す、ランチェスタ戦略、弱者の戦略、商品にウェイトがある、自分の天職を意識して決める、ポジショニング、差別化と絞り込み、強い相手との力関係は2乗比、営業では最初に相手の情報を収集せよ、お客から気に入られる、感謝、儲けるためには長時間労働が必要、才能を身に着けるには10000時間必要等独立して小さな会社をもつためのノウハウが一杯だ。参考にしていきたい。
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Posted by ブクログ
日本に存在する企業の9割は個人事業主や小規模事業者だ。彼らが稼ぐには大企業と同じやり方は通用しないし、不可能だ。小さな会社ならではの技術が必要。
その手段の一つは一点集中。大企業の手が届かないニッチな部分をみつけ、そこにわずかな手持ちの資源を投入する。そして、それを継続するのだ。お客様に手書きのハガキを出し続ける。顧客エリアを狭める。あえてダサい広告や動画配信を行う。本書は、こうしたことを実行している小企業の苦労、成功を紹介している。
ポイントとなるのは一点集中だが、それより難しいのは「続ける」ことと「失敗を認める」こと、そして、そのバランスをとることだろう。本書で登場する成功者たちも最初 -
Posted by ブクログ
30人以下の企業向けに書かれた、大手に負けないための戦略、考え方がまとめられた本。内容も事例もとても実践的で◯。ただ、後書きにかかれている作者の家庭環境の失敗、反省の弁が、内容とはかけ離れるほどエグイ内容。以下抜粋。
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・弱者が撮るべき指標
1.一騎打ちがしやすい商品を選ぶ
2.接近戦や一騎打ちがしやすい営業方法を選ぶ
3.そのために接近戦や一騎打ちがしやすい営業エリアを選ぶ
・5人VS2人のとき
接近戦なら損害は
・A:5人→3人(-2人)
・B:2人→0人(-2人)
と同じだが、
遠距離戦の場合は、
攻撃力は人数の二乗になる。