真鍋真のレビュー一覧
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ネタバレ「絵本 せいめいのれきし」の解説本。
歴史……そう。歴史は新しい情報が出てくることで変わる。本が出版された当時の情報と今は変わってしまってる部分は『改訂版』として新しい絵本を出している。という話から始まり、絵本の中には収まり切らなかった情報をこれでもかと事細かに説明している。
しっかり、『絵』の引用をして、ここに書いてあるこの生物は~~という説明になってる。
絵本を読むときは文章を中心に見てたので、『絵』で解説あるのがいい。こんな動物いた?? え?これって、馬? ん?サル??と新たに発見しながら、絵本と見比べて解説本を読んだ。
面白い。絵本への愛があふれすぎていて、細かい。
もちろん、新しく見つかった化石や、図解なども載っていて絵本に出てきた生物の事がより分かるようになっている。
一番面白いと思ったのは
「チキンを食べながら学ぶ鳥類進化」44p
小タイトルからして、ナニコレ?だけど、読むと骨の説明をしつつ、『今度食べたときには気にかけてみてね』という話だった。雑食な人間が一番怖い。
女性の古生物学者になったかもしれないメアリー・アニングの話も興味深かった。
彼女の家は恐竜の化石を発見して家計を立てていて、彼女も多数の化石を見つけたという話。当時、女性差別が激しくなければ、彼女は発見だけではなくて研究もしていたのではないかとなっていた。そういう女性がいたことが素敵だなと思う。
解説本も素敵で読んでいてワクワクした。
ごちそうさまでした。 -
Posted by ブクログ
新しい研究に基づいて、ティラノサウルスについて説明している本。
竹内薫さんがレビューしてて気になったので読んだ。それと以前、「恐竜くん」が書いた本を読んだことがあって、子供の頃の恐竜の知識が古くなっていることに衝撃を受けたので、他にも新しい情報あるか期待して読んだ。
そこそこ知らなくてびっくりする情報もあって満足。図鑑的な説明じゃなくて、語りかける感じの文章。恐竜好きの子供はワクワクするのかも。白黒なのが少し残念。恐竜の色の話も出てくるので、そこはカラーにしてほしかった。図鑑もセットで読むと理解が深まるのかも。
気になったところはこんな感じ。
恐竜(ダイナソー)は「恐ろしいトカゲ」を意味するが、恐ろしかったわけでも、トカゲだったわけでもない。
恐竜は1億8000万年ほど生きてた。
恐竜の種類がふえた理由のひとつは、捕食するがわとされる側の競争があげられる。
ティラノサウルスのモデルをつくり、シミュレーションした結果、最高時速40キロくらいだった。
最大の咬合力をもつイリエワニの3倍異常の咬合力。
前脚(腕)は短いけれども、かなり力強い。あまり動かなかったけど、ケガをせずに獲物をしっかりとつかまえられた。
ティラノサウルス科の恐竜には羽毛がはえていたものもあった。
ティラノサウルスの体中、そして尾の上面にそってかなりの羽毛がはえていた(と考えても合点がいくらしい)。
白亜紀後期のおわりでは、北極や南極に氷ができるにはまだあたたかすぎた。
羽毛が何色だったかは化石化にも耐えるメラノソーム(色素顆粒)と呼ばれる細胞小器官でわかる。
シノサウロプテリクスとアンキオルニス・ハクスレイは色がわかっている。
トリケラトプスよりもティラノサウルスのほうが、脳が大きく知能もあると考えられている。 -
羽毛恐竜 恐竜から鳥への進化
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
国立科学博物館に勤務する真鍋先生は、恐竜好きな人にとっては、カリスマとも言える存在だと思いますが、真鍋先生の本を1冊丸々読んだのは、これが初めてかもしれません。
恐竜展を組み立てていく様子が、いろいろな人を通じて、様々な観点から語られており、とても興味深く読み進めることができました。
この本を読んで、恐竜博2019に行きたくなったので、うちの次女(年中)に、「恐竜博、一緒に観に行かない」と誘ってみたところ、即答で「いや」と言われてしまいました。
恐竜博2019は、10/14まで開催ですが、どうやら観に行くことなく、終わりそうです。
残念。 -
Posted by ブクログ
子供が夏休みの読書感想文用として買ってきた本。著者は恐竜の図鑑や展示会の監修者。著者自身の仕事についても十分に書かれているが、恐竜の展示会を開催するにあたっては、さまざまな人と協業する必要がある。模型製作、発掘プロデュース、サイエンティフィック・イラストレーション、フィギュイア造形、広報、展示会場設計、施工管理、そして研究者。
それぞれの協業者自身が、それはどのような仕事であるか、なぜその仕事をするようになったか、どうすればその仕事をすることができるか、などを語っている。展示会にはいろいろな仕事が必要なことの説明だけでなく、そのような、一般的ではない仕事の良いガイダンスになっている。
語り口は平易で、上記の職業ガイド的な内容でもあるし、中高生の夏休み課題図書としては、非常に推薦できる。
著者は、現実に上野の科学博物館(科博)の恐竜展示を担当しているので、その意図をほs如で読んでから、あらためて地球館地下1階の恐竜展示を見てみるのも面白いだろう。