石田章洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回の本はレビュープラス様からの献本です。ありがとうございます。
おしゃべりも企画も簡単な方がいいようだ。つい余計なひと言を言いたくなってしまう口の動きの滑らかな方がいらっしゃるが、それが災いすることがある。それと同様に、企画書にあれもこれも詰め込んで、「で、いったい何が言いたいの」と聞かれて返す言葉もなく会えなく撃墜される事態も起こる。
「受ける」には、シンプルなものがいいと言うのが今回の本だ。著者は、あの「世界ふしぎ発見」をはじめとして、「TVチャンピオン」などを手掛けたカリスマ放送作家。しかも大学在学中にあの「腹黒」で有名な三遊亭圓楽になる前の楽太郎時代に弟子入りしていたとある -
Posted by ブクログ
特に個人的に心に残ったのは以下の二つ。
・「ので」や「が」を使いたくなったら一度文章を切る
・指示代名詞は指し示す内容が明確なときは積極的に使う
文章が長くなりがちだと感じる人は、
一章と二章はとても参考になる。
文章の書き方だけでなく、
挨拶文などの文例や、
スピードアップテクニック(PC、仕事の仕方など)にも言及されている。
早く書く(=作業時間を短縮する)ことで、
本当に価値のある仕事に時間を使うという考えは賛成。
この本自体、
多くが見開きの2ページで1テーマになっている。
ちょっとした隙間時間で、
読み進めることも出来るだろう。 -
Posted by ブクログ
僕がやらねばならないのは、本書の教えでもある以下だ。
・伝えたい本質を見極める。
・無駄をそぎ落とす。
・結論から伝える。
・型を覚える。(PRD法、クイズ法、スリーポイント法)
・相手のボキャブラリーや理解度に合わせた表現をする。
個人的には特に最後の理解度合わせが課題だろう。
常にこれらの教えを念頭に置いて反復練習したい。
僕は読解も要約も説明もメールも得意だという自負がある。
しかしなぜか「分かりにくい」「面白くない」「話が長い」とよく批判される。
なぜなのだろうと随分長いこと訝しんでいたのだが、本書のおかげで氷解した。
文が長いのである。
ついつい、あれもこれもと情報を盛り -
Posted by ブクログ
自分の本棚には珍しい自己啓発本。(感想を書いてきた中からそれらしき本を数えてみたが、本書を除いて3冊しか登録されておらず笑)
著者は放送作家で、これまで「世界ふしぎ発見!」や「TVチャンピオン」の企画・構成を担当されてきた。
特に「世界ふしぎ発見!」は小学生の頃から見てきたが、思えば低学年でも分かりやすい解説で容易にこちらの興味を傾ける素晴らしい構成だった。
自分は昔から説明が下手で、たいてい「何が言いたいのか分からない」で終了してしまう。大好きな「世界ふしぎ発見!」関連というだけで取り寄せた本書であったが、開いてみると早速カバー裏に書いてあるではありませんか。
「上司や同僚に『何が言いたい