あらすじ
AKB48=「会いに行けるアイドル」、トヨタ「プリウス」=「地球にやさしいエコカー」のように、ヒット商品の企画はひと言で説明できます。
優れたアイデアは、必ずひと言でいえるのです。
本書は、25年以上にわたり放送作家として活躍し続けてきた著者が、「ひと言」でウケるアイデアを発想する技術をまとめました。
さまざまなテレビ番組や映画、ヒット商品を例にしながら、アイデアを生み出すコツを紹介します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1.企画する場面がとても多くなったので読みました。
2.良い企画はインパクトが強く、わかりやすいものだと思いました。そして、それを伝えるためには短く・覚えやすくなくてはいけません。タイトルの通り、一言で説明できるからこそ他人に分かりやすく伝えることができ、企画も通りやすくなります。
本書は、著者がプロデューサーとして経験してきたことを述べているものです。企画の通し方だけではなく、アイデアを出すというのはどういうことなのか、日常の観察の仕方など、著者なりのルーティーンも教えてくれています。
3.「企画が難しい」と思っていましたが、私にとって難しいと感じているのは「アイデアを結び付けること」が難しいと気づきました。ゼロから作ったアイデアは調べてみると誰かがやっていたなんてことは日常茶飯事に起きています。ですので、アイデアをたくさんストックしておくために様々な本や店に行っていますが、結構忘れてしまいます。アイデアを頭にストックしておくことが第一歩だと思うので、知識を得たら、自分の感情と結び付けたり、ペルソナを決めて売り込んだりしてみることで忘れにくい構造を作っていく必要があると思いました。それからアイデアの結びつきを待っていくことにしようと思いました。
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世界ふしぎ発見!、TVチャンピオン、とくダネ!などのTV番組で企画・構成を担当された放送作家さんのハウツー本です。
「5つのS」で表される「一言」ならではの”強み”で
ウケる企画を考えましょうという項など、
わかりやすくを伝える本なので、本そのものもわかりやすかったです。
「5つのS」
SHORT
SIMPLE
SHARP
SEE
SHARE
伝え方の黄金パターン「ナナヘソナス」も心がけていきたいです。
①なになに!?
②なんで?
③「へぇ!」「そう!」「なるほど!」
④「すっきり!!」
記号だと!?→?→!→!!
Posted by ブクログ
『企画は 一行』という本を読んだときよりも
『企画は ひと言』の方が、スマートだなと思った。
やはり、一行というのは、『書いたもの』なんだよね。
『ひと言』は、話して 面白がれることで、
そのコミュニケーションの手法が違う。
『随意筋に覚えさせる英会話体操』という言葉が
文字で読むよりも 音としてきいた方が リズム感がある。
そして、さらに ひらめきが つながっていく。
なるほど、これで、企画づくりのきっかけができたというのは、納得出来る。
キャッチフレーズの作り方 5S
Short,Simple,Sharp,See,Share は、参考になった。
『芯に当てる』ことが、何よりも大切だ。
可能性実現×新しさ マトリクスは、
企画のもつ 時間軸 を鮮明に浮き上がらせる。
やはり、早すぎてもいけないし、遅すぎてもいけない。
そのタイミングを きちんとおさえることができる。
種まき、実現出来そうなもの、ベタ、平行移動、
そして 魔法をかける。
①意外なものをたして、化学変化を起こす。
②何かを変える。
③引き算する。
④ひっくり返す。
⑤理想のカタチから逆算する。
という ことを、日常的に出来れば かなりおもしろくなる。
ナナヘソナスの法則。
ちょっと、かっこ良くないね。あまり洗練されていない。
ムリがある。ここまで、ひと言で といいながら 法則名が SHARP ではない。
すぐに忘れそうな 法則名である。
なになに。なぜ。へぇ。そう。なるほど。すっきり。→ななへそなす。
なになに。なぜ。なるほど。なっとく。→なななな法則 → な四(なし)の法則
といった方が すっきりすると思うよ。
割り箸の袋のウラに書いてプレゼンする。
ふーむ。居酒屋談義的ですな。
おもろかった。納得した。すぐさま 実行しよう。
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◆企画に困ってる人のための救世主。
なにも思い浮かばない、考えようとすると頭の中が真っ白になる。そんな企画に困っている方のための本です。今まで読んだ中で、最もすぐに実践に移しやすく、為になる本。おすすめです。
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シンプルな軸がないものは訳が分からなくなる。
この企画の売りはここだ!っていうものは必ず通る。
旭川動物園での企画は 形態展示から行動展示へ
動いている姿を見てこその動物だと。
いい企画は 画 が浮かぶ
また、企画に求められているものが見える。
解決策や新しさなど。
その言葉を聞いて、それぞれのスタッフがなにをしなければならないかを思い浮かべることができる。
下手なものに新しい@を加えよう。
今まであったものに下手にかぶせて説明できることが非常にわかりやすい。
エイリアンは、宇宙のジョーズという企画。
大事なのは下手と新しいものの新しい組み合わせ。
これまでにあったものに時代に合わせた新しさや付加価値を加えたもの。
昔あったものは周期的に流行る。
雑誌でもなんでもいいから、定点観測をしておくべきだ。
それの流行り廃りをみて、ナチュラル系が流行りそうなのかなにが流行るのかをみておき、すぐに取り込むことができればいい。
足し算、何かを変える、引き算(これまでにあったものをなくすことでプラス@が生まれる。ダイソンの扇風機とか。)
大きな理想を描いてそこに少しでも近づくようにしよう!
アイデアを形に落とすために。
なんのために、なにを、どうする
を当てはめること。
抽象的な言葉はだめ。
次世代のトークショーとか。
akbだと、
新しいアイドルを作るために、
アイドルを、
会いに行ける存在にする。
ニーズがないものに関してはアイデアではない。
次に、なんのために、を一旦抜く。
なにをどうするだけにする
そして、次になにをどうするを雛形に当てはめる。
compare
なになにのような、、なになに。
can
なになにできるなになに
change
なになにをなになにに。
あいにいくことができる、アイドル。
そして、次に無駄な言葉を削る。
略語にする、
例える、
パロディにする。
最後に、最終チェック。
なんのためにあるのか?
実現可能性と新しさはあるか?
さらなるアイデアを出す空白はあるか?
あいに行けるアイドル、はどんな風に会いに行けるかまでは書いてない。一緒に考えてあげればいい。
例えばラスベガスが砂漠の不夜城と呼ばれていた頃に、ディズニーランドのようなファミリーで遊べる街にするには。
まず、なんのために、なにを、どうする?
家族連れで楽しめるような街にするために
ダーティなイメージを
ディズニーランドのようなテーマパーク型リゾートにする。
この場合はchangeパターンが合うだろう。
なので、ギャンブルの街からテーマパーク型リゾートへ。
とかどうだろう。
ーーー
伝え方
ななへそすがおすすめ。
なになに?(関心を持つ
なんで?(疑問抱く
へぇ、そぅ、なるほど!(納得
すっきり!(共感
ーなになに
全体像がありつつ、空白あるものを。
あいに行けるアイドル。
惹きつけられる。
ーなんで?
なぜいま、会いに行けるアイドルか?
ここで、なんのためにが必要になる。
ーできるの?
ここで、こうすれば実現できるっていうのを与える
ーすっきり
だから、会いに行けるアイドルがうけるのだ。
ストーリー性を持たせる。
神話をまねること。
スターウォーズも
主人公は何か足りない。冒険の
旅に出て、賢者によって導かれ、試練を乗り越え、宝を持って帰る。
Posted by ブクログ
チェック項目7箇所。本書は、私がつかんだ「たったひとつのコツ」について書いたものです、あなたはそのコツをすでに目にしているはずです、なぜならそれは、企画はひと言、この本のタイトルだからです。人気商品から、いい恋愛をするためのちょっとしたアドバイスまで、「ひと言でいえるもの」が人を動かすのです。ふつう、私たち消費者が目にする「ひと言」はキャッチコピーのほうです、「見えるひと言」は、アイデアが世に出る前、私たちが知らないところでひそかに新しい何かを世に送り出すために活躍している言葉です。企画を通す段階では、お客さんよりも企画の実現のために動く人にとって見えるものであることが大事なのです。ホームラン狙いの大振りではなく、キモとなる本質をシャープな「ひと言」でいい切るセンター前ヒット狙いが、強い打球を生み、結果としてホームランにつながるのです。企画は「5つのS」でうまくいく:1>「Short」、2>「Simple」、3>「Sharp」、4>「See」、5>「Share」。まずは、思いついたアイデアを なんのために なにを どうする という枠にあてはめることから「ひと言」づくりは始まります。
Posted by ブクログ
「ひと言で伝える力」って超重要だけど難しい。
「ひと言スキル」の本を探すとキャッチコピー本ばかりで、そうじゃないんだよなぁ…と思っていたときにピッタリの本だった。
企画を考えるフレームから、それを言葉にまとめる方法まで実例豊富ですぐ使えそうなノウハウがたっぷりでした!(使いこなせるかは別として)
企画を考えるときに何度も読み直したい本。
Posted by ブクログ
放送作家さんの本。タイトル通り、通る企画は一言で表現できないとだめだよって話。(キャッチコピーとはまた別)
タイトルでほぼすべて言い切ってしまっているが、後半はアイデアの作り方のセオリーがまとめてある。
Posted by ブクログ
世界ふしぎ発見!、TVチャンピオン、とくダネ!などのTV番組で企画・構成を担当された放送作家さんのhow to本です。
「5つのS」で表される「一言」ならではの”強み”で
ウケる企画を考えましょうという項など、
わかりやすくを伝える本なので、本そのものもわかりやすかったです。
「5つのS」
SHORT
SIMPLE
SHARP
SEE
SHARE
伝え方の黄金パターン「ナナヘソナス」も心がけていきたいです。
①なになに!?
②なんで?
③「へぇ!」「そう!」「なるほど!」
④「すっきり!!」
記号だと!?→?→!→!!
ami
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企画のらせん構造 付加価値をつけ進化していく
共通のベーシックな要素=本質は変わらない cf.男女の出会い
平行移動 ほかの媒体、業界、業種で受けている「面白い要素」を自分のところに持ってくる
①かけ算
②何かを変える
③引き算する
④ひっくり返す 逆転する
⑤理想のカタチから逆算する
企画に必要な要素
「なんのために」「何を」「どうする」
「なんのために」を心の中にしまう
3つのCの当てはめる
①Compare
( )な/ような( )
②Can
( )する/できる( )
③Change
( )を( )に
( )から/でなく( )へ
ムダな言葉は全て削る
言葉を短くするコツ
①略語にする
②たとえる
③パロディ・だじゃれにする
Posted by ブクログ
確かにひと言で言い表せる企画は、研ぎすまされた企画だと思う。企画の思いつき方、整理の方法、記述方法などは、ヤングや他の著作からの引用もあり、定石を踏んでいる。それを「企画は、ひと言」とひと言で決めた所が本書の勝利か。
Posted by ブクログ
今回の本はレビュープラス様からの献本です。ありがとうございます。
おしゃべりも企画も簡単な方がいいようだ。つい余計なひと言を言いたくなってしまう口の動きの滑らかな方がいらっしゃるが、それが災いすることがある。それと同様に、企画書にあれもこれも詰め込んで、「で、いったい何が言いたいの」と聞かれて返す言葉もなく会えなく撃墜される事態も起こる。
「受ける」には、シンプルなものがいいと言うのが今回の本だ。著者は、あの「世界ふしぎ発見」をはじめとして、「TVチャンピオン」などを手掛けたカリスマ放送作家。しかも大学在学中にあの「腹黒」で有名な三遊亭圓楽になる前の楽太郎時代に弟子入りしていたとある。
コツについて次の5つの点を挙げている。
1.Short(ショート)だからうまくいく
2.Simple(シンプル)だからうまくいく
3.Sharp(シャープ)だからうまくいく
4.See(見える)からうまくいく
5.Share(シェア)できるからうまくいく
長々と、複雑で、きらりと光りもせず、モザイクがかかり、独り占めするような企画は、永眠というわけだな。こういうタイプの規格でも通るのは、霞ヶ関文学を駆使して一般国民あるいは国会議員をたぶらかすいろいろな法案ぐらいなものだ。
クリエイティブと言っても何も100%新しいことではなくてもいいと述べている。今まであったものをあれこれ切り貼りして、最後に自分なりの発想をひとかけして作るのがいいということだ。リニューアルというのも一つの手だ。
情報というとインターネットで収集が浮かんでくるが、それのみではダメで、新聞を読んだり、本屋に行って様々なジャンルの本のシャワーを浴びて脳細胞にビビビと刺激を与える。街を歩いてみる。歩いてみると普段気づかない景色や店を発見することがあり、また違った刺激を与えることで何かひらめくための種まきになるかもしれない。
Posted by ブクログ
放送作家さんの本。タイトル通り、通る企画は一言で表現できないとだめだよって話。(キャッチコピーとはまた別)
タイトルでほぼすべて言い切ってしまっているが、後半はアイデアの作り方のセオリーがまとめてある。
Posted by ブクログ
企画だけでなく、仕事での物事の伝達に通じる内容であった。何のために、何を、どうするのか? ここでは、比較や比喩が大事であり、相手にイメージ出来る表現であり、かつ新鮮さが必要。
Posted by ブクログ
著者のプロフィールに、「手がけた番組の合計視聴率は5万%を超える」とありました。合計視聴率っていう尺度があるのか。なんだかすごい世界です。
企画は、ひと言。
ずばりなタイトルが中身を表している。以上!
というぐらいに、あれこれ語らないほうがよい、と。ついつい説明しようとすると、たしかに言葉がゴテゴテとくっついてくる。特徴的なひと言で相手にズバッと切り込んだら、あとは向こうが考えてくれる話にすれば、しめたもの。
中身で行っていることは普通のビジネス本っぽいのですが、ひと言、という縦糸が強力なので、なにか企画がバリバリ通りそうな予感がする、人もいるはずです(僕はそういう仕事じゃないですが)。
シンプルなほうが人を惹きつけることは間違いないでしょう。けれど僕は、その中身や裏側がどうなのかを知りたいし、人も世界も複雑であることに面白さを感じているので、なにかシンプルに言い切られることに、ひと言で言えない不思議な気持ちを覚えるのです。
でも、本のタイトルで直感的に本を選ぶしなあ。ひと言、大事だよなあ。うーん、やっぱりひと言でまとめる練習しようかな…。