玉紀直のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
読んでいて、幸せ気分
未来は憧れていたゲーム会社の社長と偶然出会う所からスタート。「愛人にしてください」と思い切った行動に出た未来だったけど、霧島社長に気に入られ、アドバイスをもらったり助け、支えてもらえるように。お互いの想う気持ちが読んでいて、こちらまで温かく幸せな気持ちになれました。続編があったら良いな。
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Posted by ブクログ
ネタバレ見合い話を避けたい一心で、ヒロイン・笑美花はずっと憧れていた上司・遠山に「恋人のふりをしてほしい」とお願いする。
条件はただ一つ。
“俺の言うことに従うこと”。
最初はあくまで「嘘の恋人同士」のはずだったのに、デートを重ねるたびに遠山の態度は甘く、優しく、どこか独占欲が滲んでいて、ふりの境界線はどんどん曖昧になっていく。
恋人として触れられ、見つめられ、甘い声で名前を呼ばれるたびに胸が高鳴る笑美花。
ときに強引で、でも常に彼女を大切に扱う遠山の姿は、“甘黒”という言葉がしっくりくる魅力に満ちていた。
ただの恋人役だとわかっているのに、特別に扱われる幸せにどんどん惹かれていく気持ちが自然に胸に -
Posted by ブクログ
ネタバレ事故で目を覚ました花菜は、咄嗟に“覚えていないふり”をしてしまいます。
その前夜、密かに想いを寄せていた神崎社長に抱かれた記憶があまりにも鮮明で、正面から向き合うことが怖くなってしまったからです。
そんな花菜の動揺とは裏腹に、神崎は当然のように「婚約者の俺だ」と告げ、そのまま同棲生活が始まってしまいます。
本当はすべて覚えているのに、今さら「嘘でした」と打ち明けることもできず、後ろめたさと嬉しさが入り混じる、不思議で甘い婚約生活が続いていきます。
花菜はストレスにとても弱いのに、それでも仕事や家族の問題から逃げてしまうのではなく、きちんと向き合おうとする真面目で健気なヒロインでした。
弱さと -
Posted by ブクログ
ネタバレ政略的な婚約関係にあった瑠奈と高太郎。
ヒロインの瑠奈は平凡な自分が完璧な御曹司である高太郎にふさわしくないと思い込み、婚約を解消してほしいと告げます。長年好きだった人にそう告げる決意は苦しくて、最後に「思い出が欲しい」と抱かれるのですが、高太郎はその願いを静かに受け入れてしまいます。本当は離したくないのに、“瑠奈が望むなら” と受け止めてしまう優しさが切なかったです。
ずっと瑠奈を大切にしてきたのに、言葉が足りずに想いが伝わらない。
ヒロインの不安を消してあげられないまま距離が生まれてしまう流れが、とてもリアルでした。
ふたりとも両思いなのにすれ違ってしまうところがもどかしくて、読んでいて -
購入済み
面白かった
面白かったです。
事情があり1カ月結婚してくれる人を探していたヒロインが医者の彼と会い結ばれるお話。
婚約者候補の女と母親がひどすぎて、本当に医者の彼も女性不信になるよなぁ…と思いましたが、ヒロインと幸せになって良かった -
匿名
ネタバレ 購入済みベタだがそれが良い
没落しかけの華族の娘が財閥の御曹司と結婚し、家を助けてもらうというお話。
最初は愛情はなかったのに徐々に惹かれていくのが読める。
男側も何故か主人公の事を最初から気に入っていたので過去に何かしらの出会いや縁がありそう。
また主人公を狙う悪役の男がいて王道展開。
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購入済み
よかったけど…
☆4にしましたが、3.5くらいかも…
少しサスペンス?要素もあったし最後までは読みましたが、ちょっとヒロインの鈍さというか鈍感さと心の声にイライラしてしまい、好みのお話ではありませんでした。