里見清一のレビュー一覧

  • 見送ル―ある臨床医の告白―

    Posted by ブクログ

    小説だと思って読み始めると戸惑う。まるで、医者の手記のようだから。
    書いている人自身も、どっちだかわからないけどとにかく書いているようで、つまりは、名称を変えて、多少事実を構成しなおした、小説っぽい手記だと思えばいいのかもしれない。小説的な結構は見当たらないのだから。

    そして、そういうジャンル分けがどうでもよくなるくらいの、圧倒的なリアリティである。これが医者の本音なのだとしたら、医者にかかることはとても恐ろしいことだと思った。
    まあ、医者だって仕事なのだから、事務的にもなるだろうし、身も蓋もない考え方にもなるだろうと思う。
    がんになってしまうことの、本当の恐ろしさの一端を知ることができる貴

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    2013年10月11日
  • 偽善の医療

    Posted by ブクログ

    おもしろかったです。
    医療現場がどういうところか知るにはとてもいいと思いました。

    少し過激な言葉を選ばれている箇所があり、私はそこにひっかかるものがありました。
    内容がおもしろいだけに、少し残念です。

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    2012年03月14日