岩本正恵のレビュー一覧

  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    手紙で話が進んでいくのが好き。ジュディの書く文章は面白いし、純粋な恋心が可愛い。
    最後のあしながおじさんへの手紙はキュンとした。

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    2025年08月15日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    タイトルが有名すぎて侮ってました。最初からめちゃくちゃ面白い!シンデレラストーリーではあるけれど、ジュディの活気あふれる生活とふとした時に手紙に現れる孤独に癒されました。

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    2025年08月01日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    ピンクの表紙が可愛くて思わず買って、久々に読んだら、記憶にある印象と少しずれていて。新訳(岩本正恵さん)のせいだった。前の訳も当然良いんだけれど、より今どきというか。最初はちょっと慣れなかったけど、すいすい読みやすいし(文字も大きい)、ジュディもイキイキとして可愛かった。読み手が年取った分、孤児であることへの葛藤、卑屈さ、何よりも家族に対する渇望が胸に迫ってきて切なかった。あしながおじさんは、それをちゃんと分かっているんだろうか、若い男性に嫉妬しているばかりじゃダメだぞ、と余計なツッコミを心の中でしてしまいました。「続・あしながおじさん」も大好きなので、また新訳を読んでみよう。

    訳者の岩本正

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    2024年11月04日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    フォローしている方のレビューがきっかけでの半世紀近く振りの再読でした。読んで良かったです。読む前は一方的な手紙が続くシンデレラストーリーということ以外全て忘れていましたが、読みながらどんどん昔の記憶が甦って来ました。子供の頃の記憶とはすごいものです。数十年を経て、ハッピーエンドの幸せな話というだけでなく、人間が新しい扉を発見し開いて行く喜び、可能性に目覚めそれを実現して行く過程の素晴らしさなど、この本の奥行きが感じられました。本当に良かったです。このような読書のきっかけをくださった方には感謝しかありません。

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    2024年07月27日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    子どものころに1番好きで、そして今でも大好きな本
    今まで内容を簡略化した児童書バージョンと、通常の全訳の2パターンをすでに読んでいたけど、たまたま書店で見かけて表紙の可愛らしさと同じ作品でも違う訳者だと印象がどのように変わるかが気になって購入。

    こちらのものは私が読んだことのある坪井さんの訳のものと比べるとより現代的かつ若者っぽいというか親しみやすい文章で書かれていて、あまり読書に慣れていない人でもより読みやすくなっているように感じた。

    何回読んでもこの本は大好き!
    子どもの頃はジュディに憧れて海外の女子大に行きたいと思ってたなあ。舞台となった学校はすでに共学になっているようなので夢叶わず

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    2024年06月19日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    この作品は「ジュディがあしながおじさんに送った手紙」のみで構成されているため、あしながおじさんになった気持ちで読み進めていた。そのためラストであしながおじさんの正体がわかった時、呪いがキラキラと溶けていくみたいに自分と重ねていた頭の中のジョン・スミスが本当の姿を現したのでとても面白くこれが所謂ミスリードというやつかとワクワク出来た。
    これが第三者視点で物語が進んでいく作品だったらラストにここまでまで驚きはしなかっただろう。それはこの作品においての私の視線が「神の視点」ではなくジュディからお手紙をもらう「あしながおじさんの視点」であるからだと私は思う。



    18歳の女の子にずっと感謝されながら

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    2024年03月28日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    物語の中にさまざまな手紙が書かれていて面白味がありますので初心者にも小説を読むのが苦手な方にもオススメです。

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    2024年01月21日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    何回でも読みたい本ベスト3に入る。
    無人島に持って行きたい本3冊にも入る。
    237ページから最後までの14ページくらいはずっと泣きそうになる。嬉しくて素敵すぎて。
    相応しい言葉が見つからないくらい綺麗で幸せな涙が溢れるのです。
    ジュディが書いた数えきれないお手紙はどれもユーモアに溢れていて、あしながおじさんに宛てたお手紙を覗き見してしまってごめんなさいと思いながらも、とても楽しく明るい気持ちになれる。
    続編は未読なんだけれど、この幸せな気持ちのまま取っておこうか、それとも2人の物語の続きをまた覗かせていただこうか迷い中。

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    2024年01月21日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    ストーリーも素敵ですが、ジュディの考えにたくさんいい言葉がありました。

    一部ですが

    とても大きなよろこびが、一番重要なのではありません。大切なのは、小さなよろこびを大いに重んじることです。

    謙虚で前向きで自分を信じて生きていくジュディが素敵でした。

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    2024年01月10日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    作品自体は知っていたけど、読もうか悩みつつずっと触れた事のなかったあしながおじさん。
    新潮文庫の100冊として本屋さんで展開されていて、ピンク色の可愛い表紙に目が止まり読んでみることに。

    結果、大好きな一冊になった。
    何で今まで読まなかったんだろう!

    大人になるにつれて、昔は大好きだった海外文学を読みづらく感じることも多くて寂しく思っていたけれど、そんなこともなく。
    ユーモアたっぷりのジュディの手紙にくすくす笑いながら、時には同じようにわくわくしながら楽しく読めた。
    ジュディが世間のことや学校で学んだ事をぐんぐん吸収していく姿がとても眩しく、嬉しい気持ちに。

    子供の頃に出会いたかったな、

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    2023年08月08日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    追伸
    今朝、鏡を見たら、これまでに見たことのない、全く新しいえくぼがありました。とても不思議ですね。どこから来たのでしょう?

    ここがあしながおじさん=友人の叔父さんと実は会っており、さらにお茶まで堪能したあとのエクボだったのね。

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    2023年07月22日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    ジュディが可愛すぎた
    自分があしながおじさんでジュディから手紙を受け取って読んでいる気持ちになった。
    1人の少女が健やかに、のびのびと大学生活を送る様子が瑞々しく、ダイレクトに伝わってきて何度も目を細めた。
    この本に、大人になってから出会えてよかった。
    ハッピーエンド大好き。

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    2023年03月26日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    ハッピーエンドな作品が読みたい!って思って手に取った名著。期待通りにハッピーエンドでほっこり。ジュディの書く手紙も面白く最初から最後までほわほわとした気分になれました。

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    2023年01月15日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    こんなお話だとは思わなかった!!
    こんなに心温まる素敵なお話だったなんてびっくり。ジュディの手紙をみながらニヤつく自分がいた。可愛すぎた。笑 これは誰にでもおすすめできる作品!!素直に自分の気もちを表現することの大切さを教えてもらった!

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    2022年09月02日
  • ヤマケイ文庫 極北の動物誌

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    ネタバレ

    私も、星野道夫の愛読書ときいててにとったひとりである。トウヒ、アカリス、ハタネズミ。ノウサギ、オオヤマネコ、オオカミ、カリブー、ムース、ムースの民。極北独特の生態系を、緻密な眼で観察しつづけた結果のーー研究者である著者のまさにその集大成が、生き生きと描き出されてある。いきものたちのやりとりであるから、どきりとするようなシーンももちろんある。ネズミがイタチに頭をかみ砕かれるとか。けれどそれはいきものの、極北という環境に合わせて培われた生き方で。さらに、その草木たち雪たちと途方もないときを共存してきたかれらに対し、南部の侵入者たちが行った破壊にくらべられるような蛮行ではありえない。
    著者は核開発実

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    2022年03月26日
  • ヤマケイ文庫 極北の動物誌

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    星野道夫の愛読書だったと知り読んでみた。
    第1章「旅をする木」は星野道夫のエッセイのタイトルにもなっている。
    一粒のトウヒの種子が大木となり氷や川にもまれながら長い年月をかけて朽ちるまでを描いた物語は、極北の壮大な自然やゆっくり流れている時間の流れを感じさせる。


    ハタネズミ、オオカミ、ムース、ノウサギ、オオヤマネコ、カリブーなどの極北の動物たちが登場する。
    それぞれの物語は動物の目線から描かれており、動物学者ならではの綿密な観察に裏付けられた、動物たちの描写が新鮮で面白い。
    寒い冬に雪の中でぬくぬく過ごす時間、嗅覚や聴力を働かせて察知する危険、生きるために獲物を狙う緊張感、繁殖の時期には雄

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    2022年03月25日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    自分がしあわせであることがわからない女の子を、わたしは大勢知っています(たとえばジュリアがそうです)。

    彼女たちはしあわせであることに慣れきって、しあわせに対して感覚が麻痺しています。
    けれどもわたしはー生きてる瞬間すべてで、自分はしあわせだと完全に確信してしています。

    そしてどんなに不愉快なことが起ころうと、ずっとしあわせでいつづけます。
    不愉快なことは(歯痛でさえ)興味深い経験ととらえて、どんな感じかわかってうれしいと思うことにします。 

    バイロンのいうように「どんな空がわたしの上にあろうと、わたしはいかな?運命でも受け入れる覚悟がある」のです。

    この文書がとても気に入りました。

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    2025年11月01日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

    購入済み

    角川文庫版を持ってましたが、所有スペース事情で処分し久しぶりに読みたくなったのと、先にウェブスター著のおちゃめなパッティを新潮文庫で購入したので同一社で揃えました。

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    2025年10月11日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    私は電車もコンビニもないド田舎で生まれ育ったので、進学当初の世間知らずさ・焦燥感は痛いほどわかる。(苦い思い出…。)

    想像力がテーマの一つに思った。
    ジュディも言ってたけど、なんでもかんでも与えられると感覚が麻痺してしまう。
    あしながおじさんがなかなか正体を明かさないのも、作家となるべく励むジュディの想像力を奪わないのに一役買っている。
    とすると、現代のスマホ一つでなんでも調べられちゃうのって、一時的な知識の詰め込みには良いかもしれないけど、実は人間の内面的成長にとっては非常に貧しい行為なんじゃなかろうか。

    進学を機に孤児院の外を知ったジュディは、勉強して、本を読み、書いて、遊んで、働いて

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    2025年05月19日
  • あしながおじさん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    星5にしたかった⋯。ジュディの「おじさまは禿げていますか?」のしつこさや、質問はもう金輪際しないと書いてからの次の行の質問など、ふふっと笑えるユーモアが良かった。絵が下手くそなのも好き。

    なのに、やっぱそうだよね。あしながおじさんキモすぎるよね。ジュディが楽しみにしていたサリーの家に行くことを頑なに許さなかったところからキモさの片鱗が出てきた。理由を言わずに束縛するのは最低。サリーの兄のジミーに取られたくなかったからだと思っちゃうけど?

    最初はジュディに言われてちゃっかり会いに行くことに可愛らしさを感じたけど、相手には知らせずフェアじゃない。

    そもそも、女の子が嫌いだと言うのになぜジュデ

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    2025年02月09日