島袋光年のレビュー一覧
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ネタバレ第一章の完結巻。人間界での冒険が終わりを迎える……
三虎は、人を動きを真似したり相手の気持ちに共感する際に重要とされるミラーニューロンがとても優れていて、一龍のマイノリティワールドを既にものにしつつあった。
一龍を瀕死に追い込み、家族への情からかトドメを刺さず、人間界に向けてメテオスパイスを放つ。
そんな一龍は倒すべき真の敵について話す。恐らくはNEO、ひいてはジョア。しかし全てを話す前に、ブルーニトロとやらによってトドメを刺されてしまう。ブルーニトロ、これまで出てきたニトロとは違う?
殺した一龍を食おうとするブルーニトロに対して本気の威嚇で追い払う三虎。そして一龍を、思い出の地へと埋葬する -
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ネタバレジョアの正体を探るため攻撃を仕掛けるセツ婆と次郎。その攻撃を受け止める際、グルメ細胞の悪魔が顔を出す。その力を完全に制御するにはアカシアのフルコースを食べる必要があるらしい。
が、その姿はフローゼのものとは異なるという……
そしてそこに降り注ぐ強力な攻撃。それはどうやら三虎のものらしい……
少し戻ってグルメ界各所。アカシアのフルコースをめぐって戦闘を繰り広げる第0ビオトープ組と美食會。一龍と三虎も激突する。一龍は箸、三虎は舌。
さらに一龍は、100個の粒子があればその平方根、10個程度は例外的な振る舞いをするという平方根の法則に基づき、例外的な振る舞いをする少数派こそが絶対的となる空間、マイ -
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アルティメットルーティーン。グルメ騎士の愛丸から教わったルーティーンの究極系。何が起きても動じない集中力と、自己暗示にも似た圧倒的な思い込み、そして一部の隙もない自信によって、自身が勝つイメージを周囲の全てに伝播させる。その勝つイメージこそがアルティメットルーティーンだという。セツ婆がその圧倒的な迫力によって、技のイメージだけで敵の心を折ってたけど、これに近いものだと思われる。あの人ならできそうだもんな……
その強靭なイメージによって次々に新技が生み出される。フライングフォークを縦に連ねて貫通力を上げたフォーク釘パンチ、ナイフネイルガン、レッグ釘キック、フォークシールドを全身に纏うフォークア -
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サニーとトミーロッドのバトル。王食晩餐をきっかけにして、グルメ細胞内の悪魔が目覚めたことで、圧倒的パワーの髪を使えるようになっていた。まだ制御しきれてないけど。さらに、ちぎれた髪を遠隔操作してヘアマリオネットを実現させてしまった。昆虫の神経節みたいなものらしいけど、だとしても遠隔操作はできないだろ……これもグルメ細胞の力か……
今度はブランチと、下半身が馬になったエルグとのバトル。プラナリアのもつノウダラケ遺伝子の力で、ブランチの電撃で体を粉々にされてもそれが全て本体へと再生する……が、ブランチの強力な帯電する電撃によって焼かれ再生しを繰り返し、グルメ細胞が再生を諦めた……
観客にバリアを -
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小松の修行時代の仲間、仲梅が。大竹、小松、仲梅……大中小ってことか……小松がIGO、大竹が美食會なら仲梅は第三戦力なのが簡単に予想できる。
決勝トーナメントが始まった……と思ったところで美食會襲来!
トリコとスタージュン、ココとグリンパーチ、サニーとトミーロッドが対決。サニーはどうしてこう、キモい相手と戦う羽目になるのか……
グリンパーチはココの放つ、当たれば骨まで溶ける毒をあっさり吸い込み、グリンパーチの生み出す虫はサニーの触覚を軽々切断する……
トリコはスタージュンの仮面を破壊することに成功。しかしまだまだ余裕そうなスタージュン。
料理人たちも応戦するが、そこに投入されるはニトロ。次々捕 -
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四獣戦も終わり、薬膳餅の簡略調理法を編み出した功績が認められ、世界料理人ランキングの88位にランクインした小松。4年に1度開催され、その優勝の称号にこの世の全てがついてくると言われる、クッキングフェスへの参加が認められる。わざわざG7が2人も来て直々に伝えてくるあたり、本当にとんでもないことなんだなあ……参加者はみんなVIP扱いになるらしいし。
今回で50回目のクッキングフェス、過去優勝したのはセツ婆が28回、ランキング一位のザウスが14回、ユダが2回、そして初登場、グルメ界にある妖食界からやってきたブランチが1回。あと一人、4回優勝した料理人がいるはずなんだけど名前が出てこないんだよな…… -
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ネタバレ四獣の手足と判明した4匹の獣たち。食義を会得した四天王の手で次々と倒されていく。
トリコは追尾型のレッグナイフ「レッグブーメラン」と、無数のフライングフォークを1つに合体させた「キャノンフォーク」で。
ココは相手の抗体が対応できない形態に自在に変異する「ポイズンウイルス」と、胞子を放つ際の加速度が生物界一とされるカビの胞子に似た毒で作った、光速近くまで加速する毒の槍「モウルドスピア」で。
サニーは触覚を相手の神経に潜り込ませ動きを操る「ヘアマリオネット」と、自身の放ったヘアパンチをスーパーフライ返しで往復させて威力を増強させた「スーパーヘアショット」で。
ゼブラは拳の破壊力に音の振動を加え、相 -
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ネタバレ成長したトリコと千代とのバトル。珍師範とのバトルで結構な手負いだったとはいえ、セツ婆と並ぶ実力者相手に互角……トリコの成長が凄い。
千代が敵対していたのは、アカシアの隠したフルコースの前菜、センター。死者蘇生を可能とするかもしれない、というそれを求めていた。かつて失った息子を生き返らせるために……その話を伝えたのは覆面の人物……恐らくジョア。つまり千代は美食會ではないところに所属している可能性が……
センターの存在を知るのはごく一部のみ。主に第0ビオトープの職員たち。つまりのその中に漏らした者がいる……怪しげに描写されているのは光才老とかいう老人。それに対して、鍋職人の栗坊に声をかける一龍… -
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食林寺にて食義の修行開始!マナーがなってないと襲ってくるとか恐ろしい寺だよ……逃げ出そうとしたら寺が怒って燃えるとか……
修行をつけてくれるのは師範代のシュウ。手始めにトリコとバトルをし、全ての攻撃を軽々いなされる。小松相手にはキャベツの千切りで勝負し、これも圧勝。食義を極めると動きの無駄を無くし、バトルにおいては消費カロリーを激減させつつ威力を数倍に向上、調理においては作業速度を劇的に向上……
その後行われる修行は地味ながら根気のいるものばかり。しかしながら、それに不満を抱いたトリコの放ったナイフは建物を軽々と真っ二つにし、小松に至ってはフグ鯨の捌く手順を直観的に理解でき、どころかフグ鯨 -
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IGO会長の一龍と美食會ボスの三虎が対面。しかし今回は顔合わせに近い形。和解は成立せず……
グルメサンタとして、貧困国への配給。嵐の前の静けさって感じ……平和であって欲しいものだが……
トリコの修行の続き。食の作法、食義を教えるという食林寺。そこの寺宝、シャボンフルーツを手に入れたいが、詳細な場所は不明。それを占ってもらうための恵方巻きを作る必要があり、そのための食材集め。
池の底に生える食材たちによって天然の出し汁になった鍋池の主・マダムフィッシュを協力して釣りあげたり、様々な種類の酒で構成された海・酒海にある島で酢の王様・王酢を手に入れたり、臭いの爆弾とすら言われる、300年前の残り -
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ライブベアラーに誘われやってきたのは裏VIPエリア。ここでは食歴……これまで食べてきた食事の記憶を賭けて勝負をする……
行うのは食の神経衰弱、グルメテイスティング!このバトル、かなり好き。思いのほかしっかりした戦略がある。相手がしっかりとイカサマしてるってのもいい。それに勝つから盛り上がる。
そして小松が大活躍。トリコのサポートを的確に。そしてどうにかこうにか勝利して、今回の目的であるメテオガーリックの調理でも小松は大活躍。未知の食材相手に地道な模索で調理法を導き出す。そのひたむきさにはライブベアラーすら心を動かされてしまうほど。
そして今回、ジョアという存在が出てくる。明らかに今後大事にな -
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ネタバレ山が降ってくるピンチを乗り越え、サンサングラミーの住む洞窟に到着。体力が尽きたトリコとサニーのため、小松が1人で捕獲に向かう。
そんなサンサングラミー、敵の皆無な状況で過ごしているが故に、強い生物がやってくるとショック死、その瞬間味も一気に劣化して食べられなく……
デスフォールを乗り越える実力がある存在はサンサングラミーを捕獲できない……故に小松が1人で向かえたからこそ捕獲できた。
さらに小松は、サンサングラミーの住む水が良質な油であることにも気付く。その油を使って素揚げに近い形で丸ごと揚げる。
その油は魚を揚げたにも関わらず欠片も汚れない。新たな天然食用油の発見!小松の功績がどんどん増えてい -
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ネタバレグルメ神社へ!入口からしてとんでもないサイズの鳥居が……デカすぎんだろ……高さ200メートルはあるそうな……
境内の広さは8万平方キロメートル、北海道全域とほぼ同じ広さだとか……とんでもねぇ……全部回るには歩きだと数ヶ月はかかっちゃうとのことで、最高時速150キロ出せるタクシープという羊で移動するそうな。
そうして礼拝する食殿、8つあるはずが7つしかなかったそう。今は知る由もない話だけど、アカシアのフルコースの前菜は隠されてるので、食殿も前菜がなかったんだろうなあ
本殿で開催されていた食男選び。御神木の美食杉、通称グル樹で作られた巨大まな板から包丁を引き抜くというイベントでいきなり小松がスル -
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ネタバレちまちまとエネルギーを回復しながら進むトリコたち。基本まともに食えないけど、ごく稀にめちゃくちゃ美味いのがいるらしい。
その頃の小松。ベジタブルスカイで見たのと同じような生物に襲われる。これが相当強い。ゼブラの纏わせたサウンドアーマーが壊れかけるほど。
どうにか逃げおおせ、ゼブラの声が復活したところで、捕獲レベル脅威の92、サラマンダースフィンクスに遭遇!メロウコーラはこいつの体内で熟成されているそうな。
小松が手に入れていた本には、まだ見ぬ食材たちの未知の調理方法が記載されていた。ピラミッド内でトリコたちが出会い、食した獲物たち。群れの中で1匹だけ美味しかったのは、その本に記載された特 -
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メロウコーラを手に入れるために、グルメ刑務所に収監されているゼブラを迎えに。
グルメ刑務所、恐ろしい場所だ……1番軽くて好物剥奪。それより重いととんでもなく不味いものを食わされ、その後は食事抜き、水抜き、それでも生きていればついには自身が調理され……食事抜きの時点で死ぬだろ普通に。なんでそれでも生きてるやつがいるんだ……他の囚人食ったか?
ゼブラは声に特化した能力。数十キロ先に落ちたコインの音を聞き分ける聴力を持ち、その声で発する振動で全てを破壊するとか……そんなゼブラは、かつて26種もの生物を食いまくって絶滅に追い込んだことで収監されていたとか……
とはいえゼブラがかつて絶滅させたのは全て -
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出会ったメルクは2代目だった。先代はメルクの星屑と呼ばれる砥石を取りに行ったまま6年戻らない。
そのメルクの星屑で研いだ時に出る粉が目当ての食材だった。
今回向かうのは地下数万メートル。ベジタブルスカイとは真逆だ……今回は過酷な重力に適応することに。どんな危険区にもついて行く小松が行きたがらないとかメルクの技を見たがりすぎている……
坂も登るより下る方がしんどいけど、ここでもトリコは降りるのに苦戦……しかしそんな中で、フォークを防御に使う技を会得!力押しだけじゃ厳しくなってくるもんな……防御、大事。
一方メルク。ものすごい研ぎの腕だけど、小松がいくら褒めても先代はこんなもんじゃなかった、ば -
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いよいよ発見したオゾン草!小松1人で発見した時は開いてた葉が、トリコが来ると閉じている……小松、ほんと食材に好かれるよな……
そんな閉じたオゾン草、2人で同時に葉を剥いていかないといけないとか大変すぎる……しかも食べるのも同時!
そしてトリコは小松とコンビを組む提案をする。お似合いですよねぇ
そこに現れたのはGTロボによく似た生物。オゾン草が気付かないほど素早く2回齧ることで、腐らせることなくオゾン草を食べてしまう程の瞬発力……とんでもない生物……
さて、オゾン草を持ち帰ると、新たな修行を言い渡される。ここからは修行として各地で食材を捕獲しに行くターンが続く。
そんな修行の前に、腕試しとし