滝田務雄のレビュー一覧

  • 田舎の刑事の動物記

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    田舎の刑事シリーズ第2弾。脱力系コミカルミステリというジャンルであるらしい。
    主人公・黒川さんの可哀想な感じがパワーアップしてます(笑)
    でも事件はパパッと格好よく解決しちゃうので、日常と非日常のギャップが面白い。
    ちなみにドラマの板尾創路も、トリックを暴くところは無駄に格好よくやってて笑える☆

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    2012年03月02日
  • 田舎の刑事の趣味とお仕事

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    2011/12/19:謎解きは分かりやすいですが、キャラが皆個性的でした。特に奥さんがどんどん黒くなるのが素敵過ぎ。
    『謎解きはディナーのあとで』が好きな人におすすめです。

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    2012年02月28日
  • 田舎の刑事の動物記

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    前作同様、主人公黒川鈴木刑事を中心に、白石刑事、赤城刑事、黒川嫁が中心となって織りなすコント型(?)ミステリ。

    作者さんには申し訳ないのですが、ミステリ部分よりコント的なところを期待して読んでしまってる自分がいたので、謎解き部分はあんまり興味持てず、登場人物達がいかに面白おかしく立ち回るかに着目して読んでしまいました。

    その点で言えば、前作と同じくらいの面白さはあるのですが、人間贅沢なもので前作以上の刺激を求めてしまうのが人の性というもので… 個性的なゲスト的キャラクターも出てきましたが、前作以上のインパクトは得られず。

    それでも十分楽しませてもらいましたけどね。

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    2012年02月07日
  • 田舎の刑事の動物記

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    ますます好調、田舎の刑事トリオと署長に黒川さんの奥さん。マンガというより、漫才の台本のような気がしてきた。今回は「台湾旅行記」、「動物記」、「冬休みの絵日記」がおもしろかった。「闘病記」は謎解きがちょっと複雑すぎて、白石くんではないが、「ぎゃあ、頭が、俺の頭が割れそうです」。「台湾旅行記」で提示される謎、”誘拐されたアメリカ人の男の子が見た看板はどれか?”をメールから推理する謎解きは楽しい。「黒後家蜘蛛の会」の「ロレーヌの十字架」を思い出した。謎としては「台湾旅行記」のほうが上質で一級品だが、残念ながら、海外向けに翻訳するのはむずかしい一品だなぁ、おもしろいのに。

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    2012年02月05日
  • 田舎の刑事の趣味とお仕事

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    板尾・田辺・田中トリオのテレビドラマがきっかけで原作を読む。おもしろい。マンガみたいだが。田舎の事件ののんびり感と、トリックをもう少しすっきりさせれば、ヘンリーのように長く愛されるかも。黒川鈴木の奥さんがいい。

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    2012年01月26日
  • 田舎の刑事の趣味とお仕事

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    ドラマの原作と云うので読んでみたが、予想外に面白かった
    ドラマより、強烈な白石と奥さん(^_^)
    5つの話も結構考えられてていいんじゃないでしょうか

    5作しかないけど、ドラマはどうなるんだろう・・・

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    2012年01月21日
  • 田舎の刑事の動物記

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    前作にもまして、各キャラクターが伸び伸びとドタバタを繰り広げて、会話を読んでるだけで楽しい。そのドタバタがきちんと事件のネタと絡みつつ展開していくので、ミステリとしても充分満足のデキ。
    黒川刑事が涙目になるたびに、愛おしくてしょうがなくなる。で、黒川夫人の忍者ばりの神出鬼没&毒舌にほれぼれ。

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    2012年01月07日
  • 田舎の刑事の動物記

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    「田舎の刑事」シリーズの第2作。前作同様、キャラクターたちのくりひろげるドタバタが愉しい。ギャグ描写のなかに巧妙に紛れ込ませた伏線やロジックなどミステリとしての骨格も見事。それにしても黒川夫人が素敵すぎる。

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    2011年12月24日
  • 田舎の刑事の趣味とお仕事

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    黒川鈴木の一人称文章が良い味出してる。セリフも丁寧語ってところが良いですね。切れ者の黒川が、話を追う毎にガラスのハートの持ち主になっていって、そこにとどめを刺す黒川婦人が素敵でしょうがない。
    豪腕系ボケ役の白石と、唯一の良心赤木、とバランスの取れた布陣で織りなす会話は、ユーモアたっぷりで面白かった。
    事件のネタとボケの絡み具合も絶妙で、軽く楽しめる良作でした。

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    2011年12月16日
  • 砂漠を走る船の道 ミステリーズ!新人賞受賞作品集

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    梓崎優の表題作が大好きな作品で、同じ『ミステリーズ!新人賞』の受賞作品5篇で編んだアンソロジーということで、期待して読んだが、本のタイトルになるだけあって、梓崎優の『砂漠を走る船の道』がやはり断トツの出来だった。

    他の4篇では、『夜の床屋』、『殺三狼』の順か。残りの2篇はちょっと趣味とは合わず。

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    2023年08月14日
  • 田舎の刑事の好敵手

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    ネタバレ

    ユーモアたっぷりで笑えるところ多し。
    犯人の意外性はあったが、肝心のトリックが結構無茶な気が…犯人一人で用意できるレベルなのか?

    関係ないけどどうしても黒川刑事の声が右京さんで再生される。

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    2020年02月15日
  • 不良品探偵

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    ふだんはおバカな高校生だが、謎を前にすると謎解きの天才になる藍須救武の活躍を描く短編集。
    ユーモア脱力系ミステリで、探偵とワトソンコンビが高校生らしくないというか”田舎の刑事”シリーズと同じノリなので好き嫌いが別れると思うが、個人的にはけっこう好き。

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    2018年11月26日
  • 不良品探偵

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    うむむ。キャラクターの濃さや変なギャグにあまり笑えない。標準語で人物がスマートだからかな…。これが大阪のおっちゃんとかの設定なら笑えるかも。
    トリックは、最近読んだ二冊よりは面白いが、田舎の刑事の方がやはりいい。

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    2018年08月20日
  • 和気有町屋南部署 デカは死ななきゃ治らない

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    田舎の刑事シリーズから滝田さん読みアサリ中。
    環境設定がかなり突拍子もない。これはないなという警察署。ライトな感じで読めば楽しめるはず。個人的には、主人公はきっちりまともで、周りのキャラが面白い方が、感情移入しやすい。

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    2018年08月19日
  • ポンコツ探偵の名推理

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    主人公がもと刑事なのにポンコツ過ぎてかわいそう…。田舎の刑事シリーズが好きで、この作者を読みアサリ始めました。今のところ、田舎の刑事シリーズがいちばん面白い。

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    2018年08月18日
  • 砂漠を走る船の道 ミステリーズ!新人賞受賞作品集

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    ネタバレ

    ミステリーズ!新人賞受賞作品集
    ・漂流巌流島 高井忍
    ・殺三狼(しゃさんろう) 秋梨惟喬
    ・田舎の刑事の趣味とお仕事 滝田務雄
    ・夜の床屋 沢村浩輔
    ・砂漠を走る船の道 梓崎優

    印象に残ったのは、「砂漠を走る」。一番しょうもないと思ったのは「田舎の」。新人さんだもんね。どれもぐいぐいその世界に入るということはできなかった。

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    2018年04月02日
  • 田舎の刑事の趣味とお仕事

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    つまらないわけではなく、かといって面白すぎないので読みふけって時間を忘れてしまうということがない便利さ。典型的な創元ミステリクオリティー。
    お笑い的な部分はそこそこ寒い。しんどいほどではないけど。大げさな芸風なくせに、お笑い部分のキーパーソンである妻のキャラクターがよくわからないので不穏、安心して笑えない。妻の存在が何かの鍵になっているんじゃないか?と嫌ーな緊張感が無駄に続く。
    ネットゲームとリアルのギャップのネタは好き。ただ、この人ネットゲームを全然やらない人だと思う。想像上のネットゲームって感じで、全くリアリティーがない。それでいいのか?ひどくないか?
    謎解き部分はわりと適当。そんなに面白

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    2018年03月03日
  • 不良品探偵

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    表紙めちゃライトノベルですけれど、普通に滝田さんの学園ミステリでした。

    短編集。面白かった。

    文庫で出すのもったいないなー。

    和気有町屋南部署も面白かったし、キャラ立ちしているからシリーズで出したらいいのにという作品いっぱいあるのにこれはこれで終わりなのかな。

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    2017年12月27日
  • ポンコツ探偵の名推理

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    設定に無理があるというか無茶苦茶な気がする。
    自分にはこれが面白いとは思えない。
    田舎刑事シリーズと変わらないと思うのは自分だけかな。
    批判的だけど読んでいるのはもしかして好き・・
    気軽に読めるのがいい⁈

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    2017年10月09日
  • 田舎の刑事の動物記

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    面白いし、好きなシリーズなんだけど…
    黒川さんが奥さんや白石君だけじゃなく赤木くんにまでいじられるようになって、可哀そうになってきちゃいました。
    前作は何も考えずに楽しく読めたのになぁ。

    相変わらず、さりげなく挟まれる雑学が良いですね。
    硫酸ピッチはこの本で覚えました。

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    2017年08月22日