秋目人のレビュー一覧

  • 行列のできる不思議な洋食店 ~土曜の夜はバケモノだらけ~

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    ひょんなことからバケモノたちの中に紛れ込む話は結構あるけど、主人公であるヒロインもそっち側だったのはちょっと珍しいかな。
    バケモノと食べ物という取り合わせ、好きな題材だけにサクサク読めて面白かった。
    出てくるメニューが美味しそうで、これはお腹がすく(笑)

    登場するバケモノたちもキャラが立っていていい味だしている。
    個人的にはイフリートのちょいワル親父が好き(笑)
    悪事が好きと言いながらなんだかんだとお人よしそうだ。

    ヒロインの正体は結構早い段階でわかった。
    でも、ヒロインの最初のバケモノたちの受け入れ方を見てると、こういう展開になるとは思わなかった。
    まあ、自分のことはやっぱり受け入れがた

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    2016年05月30日
  • ショコラの王子様

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    (内容)
    とろけるような甘いチョコをつくるイケメンのショコラティエには大きな秘密が……

    仙台駅から列車に揺られて十数分ほどの北岡駅。この無人駅の駅舎内には、ひっそりとショコラ専門店が開いている。店名は「カカオ・クリオロ」。味も見た目も絶品のショコラが売られているのに、なぜか、お客がまったく寄りついていない。
    ある日、バレンタインに贈るチョコのことを考えていて自宅駅を乗り過ごし、北岡駅で降りることになった女子高生・翠は偶然、カカオ・クリオロに足を踏み入れる。そこで彼女は、店に客が入らない理由を知ることになる。
    この店のショコラティエはイケメンなのに、とんでもない秘密をもっていたのだ……。

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    2017年03月02日
  • ショコラの王子様

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    チョコ好きにはたまらない。何カフェか一言で言えない動物の多さとイケメンショコラティエなんて女子に人気がでないわけない。少なくとも今のところは恋愛感情が絡んでないのがよい。これで恋愛もあったら甘すぎ。

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    2016年02月29日
  • ショコラの王子様

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    ネタバレ

    おもしろかった~~~~~チョコ食べたい!!!

    設定が謎だったりツメが甘いというか
    文体がちょっと合わないのか
    文章が未熟なのか(失礼だなー)わたしの集中力のせいか
    あれ?って思うところも無きにしも非ずだったんだけど

    そんなの気にならないくらい、
    イケメンと美少女の(小学校低学年だから美幼女かな)きょうだいとか
    おいしそ~~><なチョコレートとか
    全然鼻につかない主人公女子高生とか(たぶん絵もすごくいいからかな)
    お約束ではありながらグッとくる展開とか(こういう昔あったことがある「あの時の・・!」みたいのって流行ってるの?)

    大大大満足だった~~!
    ひたすらもう今はチョコレートが食べたい

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    2016年01月27日
  • 行列のできる不思議な洋食店 ~土曜の夜はバケモノだらけ~

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    飯テロ小説は大好物であるため、表紙とあらすじから購入。4章しかないことに多少がっかりししながら読み始めたが、意外に楽しく読むことができた。

    主人公はぼっちの女子大生で、味覚障害があるため他人との距離をうまく詰められない。ふとしたことからあやかしだけが入れる洋食屋「すずらん」の常連となり……という話。

    出てくるあやかしがイケメンだけでなく、年齢も種族も様々で面白かった。味覚障害がヘビーなアクセントとなり、いい意味で物語の重石となっている。主人公も地に足のついた感じで悪くない。出てくる料理は家庭的なものが多く、味で魅せるというよりはストーリーと相まって魅せる感じ。一本テーマが通っており面白かっ

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    2015年12月05日
  • 依頼は殺しのあとに

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    企業の弱みを探っては小金をゆすり取っていた『南』は、霊感商法の団体から金をせしめたところを暴力団に囲まれる。その窮地に現れたさえない風貌の男が声を掛けてきた。
    「兄ちゃん、掃除に興味ある?」


    以前に自殺や事件があった部屋を掃除する業者をテレビで見たこともあるし、タイトルからもそんな感じだろうと。もちろんそこは、部屋主様は法的にしかるべき手続きの上、退去してもらった後の部屋の掃除だったのだが、こちらはそちら込のがっつり違法操業である。
    やむ負えない事情で裏社会の掃除会社『にこにゃんハウスクリーニング』に就職する羽目になってしまった『南』の悲喜こもごも・・・というか、やむ負えない事情というのは

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    2015年06月01日
  • ショコラの王子様

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    読み終わったら専門店のチョコレートが食べたくなりました。
    結末どうなるかを匂わせながら(割と早い段階で分かっていながら)、がっつり心持ってかれた感じです。
    続きと言うより番外編があったらぜひ読んでみたいです。

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    2015年01月29日
  • 依頼は殺しのあとに

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    序盤はあまり面白くなかった。文章はあまり上手くは感じられず、もうひとつ乗り切れない。そんな感じで。
    中盤から背後で何か動いているのが見えてきて、見えている状況の裏を読んだり、誰が味方で誰が敵で、みたいな流れになって面白くなっていきました。
    全体としては及第点かも。
    それにしても、ブラック企業から裏稼業へみたいなパターンて増えましたね。

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    2014年05月31日
  • 謀王

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    口先で騙り、すべてを手に入れたフィッツラルド。ついに王座にまで手をかけた―と確信した刹那、周辺諸国の謀略に巻き込まれ、少年は再び死闘の海へと乗り出すことを決意する。

    相変わらず、堅実で面白い小説でした。
    魔法もない、無償で捧げられる忠誠も協力もない。ですが、痛快でなぜか達成感も味わえる小説です。
    フィッツラルドは内面も(外面も?)美しくないヒーローですが、狡猾さが読んでいて非常に面白い。本当の玉座の主ってこういう感じなんだろうな、と思いました。

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    2014年01月31日
  • 騙王

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    ネタバレ

    前から気になってて電子書籍を待ってたけど、なかなかその気配がないので紙媒体で購入。

    主人公はとある国の第二王子。
    このままでは王位に就けないばかりか謀殺されかねない立場を覆すために、知恵と口先で人を垂らし込んだり欺いたりしながら玉座を狙っていく話。

    老獪な高利貸し、王子の血族に恨みを持つ隣国の王女、敵国の敗軍の将。
    癖のある登場人物と王子との間の会話劇=腹の探り合いと、そこから生まれる奇妙な信頼関係が心地よかった。

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    2014年01月15日
  • 騙王

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    第二王子であるフィッツラルド。不遇の日々を過ごしながらも彼は決意する。相手が誰であろうと、騙りつくそう―すべては生き抜くために。頭脳と口先で自らの運命を変えた、ある少年の物語。

    派手さはないものの、静かなカタルシスを得られる物語。
    フィッツラルドの行動が地に足がついているため、興ざめせず、最後まで苦なく読み進められます。
    人を騙しまくりながらも、罪悪感がないのは、それが必要だとフィッツラルドの行動で示されているからだと思います。

    次巻も読みます。

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    2013年12月18日
  • 謀王

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    前作で見事、王の座を勝ち取ったフィッツラルド
    滞りなく戴冠式を迎え、ローデンの王となるはずだったが
    王の即位に必要とされる
    大国からの許可状に「不備」があり——





    面白かった!
    あの手この手で相手を言い含め
    謀り
    着々と目指すべき道を詰めていく様は
    読んでいて気持ちがよかった

    堅実っていいねぇ←

    ただなんでヘイグルがあんな衝動を抱えてラストに至ったのか…

    リズのことは残念だったなぁ

    続編があるっぽい
    期待

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    2013年08月26日
  • 乙女ゲーの攻略対象になりました…。

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    現実世界の記憶を持ちながらも、乙女ゲームの世界に入り込むという物語がおもしろい。主人公のメタ的な言動やゲームならではの展開を楽しめる。
    女性キャラクターも描写が少ないながらもそれぞれ魅力的に描かれており、ハーレムものとしても申し分ない出来になっていた。

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    2013年07月20日
  • 絵画の住人

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    国分寺駅から徒歩数分の場所に隠れ家的な画廊がある.
    名画の複製ばかりが飾られている小さな画廊には,
    ある秘密が隠されているらしく….

    面白かったわー.
    ナイトミュージアム的な雰囲気を醸し出しつつも
    それを知覚できるのは主人公君のみ.

    動き出す絵の住人たちとか愉快だわー.
    平蔵がいいキャラ過ぎる.
    良い人って意味じゃなくてキャラが立ってる的な.
    この画廊の今後も気になるわー.

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    2013年06月01日
  • 騙王

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    ライトノベルらしかぬ面白さ。

    若者がノリと勢いで何かを成し遂げるという話ではなく、主人公がどこまでも淡々と事を進めていくので、クライマックスの盛り上がり感はあまりない。
    そのため人によって好き嫌いが分かれそう。

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    2013年04月22日
  • 絵画の住人

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    ネタバレ

    表紙の彩りとあらすじに惹かれて購入

    絵の中の人物か抜け出してくるのが面白くも不思議な世界観で、文章もきれいで予想以上に楽しめたかな

    フェルメールのお話と、祐馬が次々と違う名前で少女を呼ぶシーンが結構好き あそこは思わず笑っちゃった

    でも、向日葵の話では二回程背筋がぞっとした
    絵から人や物が抜け出したり話しかけてくるだけでなく、人の気持ちにまで大きく影響を及ぼしてしまうのが 突然憎悪をかき立てたり、絵の中の人物に同調してしまったり・・・
    捉え方一つ変えれば、話の展開・設定だって一変し得るのがちょっと怖かった
    でも、考えてみればこれは当然なのかもしれない それぞれの絵に対して、皆が皆同じ感想

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    2013年01月14日
  • 絵画の住人

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    面白かったです。
    絵画とかに詳しくなくても、わかりやすく説明してくれているし、話を読んだ後その絵を見てみたくなります。

    『平蔵』が好き。いじわるなようで、あったかい感じのあるキャラクターです。

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    2012年12月11日
  • 絵画の住人

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    思っていたよりも毛色が違っていた。 そして意外と面白かった。  絵を擬人化するのはなかなか楽しい。  もっと読みたいと思った。

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    2012年11月01日
  • 乙女ゲーの攻略対象になりました…。2

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    しよーもないけど、これまでのラノベには無かった面白設定が魅力的な本作。

    前作の個別ルート決定から…本作へと続いて私もついつい一気読みでした。

    設定がゲームの世界内だから学園ものだけどもただの学園ものじゃない面白みととんでもない仕様が罷り通っててかなり笑える。

    とりあえず斬新な視点の作品なのでオススメ!

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    2012年11月01日
  • 乙女ゲーの攻略対象になりました…。

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    乙女ゲー攻略に励んだことがあるならそりゃ読みたくなっても仕方ないよね?

    弟の本棚を漁っているときに発見して読み始めました。まじつまんなかったらさっさと読むの止めたろーとか思ってたけどもついつい読んじゃったよね~(笑)

    乙女ゲーについてこんなに熱く語られたら面白くって止まんなくなっちゃったってのと、自分がこれまでやってきた乙女ゲーとの相違点を一つ一つ思い返しながら読んでたらいつの間にか最後まで読んじゃったってのと。

    わたしは好き嫌いが激しいから目当ての攻略対象は少ないことが多いけど、この妹ちょんのようにフルコンプ特典の為に全ルート制覇したりとかはよくやりました。攻略サイトとか見ないと延々バ

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    2012年11月01日