秋目人のレビュー一覧

  • ショコラの王子様

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    チョコレートショップのショーケースの前に思わず並びたくなってしまう読み始め.
    ショコラティエの設定が陳腐だが,最後にかけて,また,これぞというチョコレートに出会ってみたいと思うお話だった.
    スーパーで買えるチョコレートもいいけれど,本物を,少し,心に余裕を持って味わいたくなる…
    そんな本だった.

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    2015年02月01日
  • 謀王

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    泥仕合の始まりですね。とりあえずリズとフィッツラルドは同盟を組むのかなーとか未来を予想したり。なかなか入り組んでました。

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    2014年04月09日
  • 騙王

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    悪くないです。正に「騙り」。ただ、作中で本人も言うとおり秘密を知る者は少なければ少ないほどいいわけで、最後の工作はどうなんだろな、と思ったり。

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    2014年04月09日
  • 絵画の住人

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    絵画に縁のなかった訳ありの男の子が画廊で働くことに。有名な絵画の話から、独自の絵の話まで、色々。
    2014/1/30

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    2014年01月30日
  • 黒百合の園 わたしたちの秘密

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    秋目人が2013年に発表した小説。お嬢様ばかりが通う名門女子校の生徒の周辺で連続して起こる様々な事件とそこに隠された思惑を描いた作品です。本の帯にはだいぶセンセーショナルな事が書かれていましたが、いざ読んでみると、そこまで煽らなくても良かったのでは?と思う事もしばしば。複数の事件が密接に絡み合ってるのも良かったし、こうやって物語の視点を変えて進めていく手法も好きです。ただ、キャラクターの設定が雑だったような…色々と黒い設定がたくさんあったようなのに活かしきれてなかった気がします。ちょっと物足りなかった。

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    2014年01月06日
  • 乙女ゲーの攻略対象になりました…。2

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    前巻で名前だけ登場して知りたかったはずの他のキャラも、悪い意味でテンプレ過ぎる+人数多すぎてごちゃごちゃしているせいで、前巻ほど面白く感じれませんでした。

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    2013年09月12日
  • 騙王

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    自分が生き抜くために、周りの人間をことごとく騙し続ける一人の少年の物語。表紙と題名に惹かれて某大型古書店で買いました。
    少し文の書き方が読みにくい気がしないでもなかったですが、基本的には楽しんで読めました!
    人を騙していく物語なのに読み終わった後に清々しい気持ちになるのは、たぶん主人公のキャラが良かったからだと思います。

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    2013年04月06日
  • 乙女ゲーの攻略対象になりました…。

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    小難しいことなくあっさりと読めます。
    タイトル通りの立場になった主人公が死亡フラグを回避するために必死に表紙の子とのフラグを折りながらゲーム内の情報を集めたりする話です。
    1巻というだけあって交流するキャラが限られていますし、その点で言えば物足りないところもあるのですが、ちゃんと主人公の見せ場がありますし、ハーレム要素もありますが、私は気にならない程度でした。

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    2013年03月10日
  • 乙女ゲーの攻略対象になりました…。

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    なぜか乙女ゲームの攻略対象になってしまった主人公。
    しかもそのキャラは攻略されると死亡ルートに突入する!?
    ちょっぴり変わったデスゲーム(?)ラブコメ。

    表紙は昔懐かしいときメモ3を彷彿とし、中で語られているのも初期のギャルゲっぽくて懐かしさを憶えた!
    世界観も妙に凝っていて構成もいいが、全体的に淡々と進んでいて盛り上がりに欠けている感じがした。
    あと、ほぼ乙女ゲー内の視点で描かれているのに、ちょくちょくでてくる現実世界の話が、ちょっと鬱陶しかったかな。

    お気に入りは、桜妹。

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    2013年01月04日
  • 絵画の住人

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    諫早祐真は高校を中退し、バイトで食いつなぐ毎日を続けていた。
    そんなある日とあるきっかけで一枚の絵画と出会う。その出会いが、彼を導いていくというお話。
    全体を包む優しい雰囲気が心地良い。着眼点も面白く、読み手を退屈させることはない。しかし…どうにも物足らないというのが正直な読後感だ。
    秋目人氏は前作『騙王』でみせたように、人生の苦味や痛みを描写するのが上手い。そういう意味で本来の主題は祐真の人生の物語であったのだろう。筆者の特性からいえば、もっと主人公の事情を全面に押し出し、短編連作という形ではなく、第五章のキュクロプスの話ともう一章だけで十分だったのではないかと思う。
    構想が面白く、文章力も

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    2012年12月05日
  • 絵画の住人

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    内容…★★★
    人物…★★★
    文体…★★★★

    ほわっとした悩みを抱える絵画たちのお話でした。

    とりあえず表紙、可愛いけど『絵画の住人』の少女は、
    もっと頭身があるイメージ。
    こんな幼女じゃないはずだ。

    それで次巻から佑真と少女のラブストーリーが・・・
    はじまらないかな。
    最後は二人とも一枚の絵になって終わるといい。


    なにか絵の知識が得られるかな、と思って読んだんですが、
    特に歴史が、時代背景が、とかではなくて絵画の作者が込めた思いを
    秋目先生が素敵に考察してあんまり重たくなくほんわり書かれてます。

    そういうところもあって、飾ってある絵全部が複製になってるのかな。

    次巻でるといいな。

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    2012年10月30日
  • 騙王

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    金髪碧眼地味顔の王子が
    その頭脳と口先でもって玉座を得る、そんな内容。

    国の第二王子である主人公は、
    時期国王に相応しい頭脳、裁量などを兼ね備えているにも関わらず
    国王は第一王子である木偶の坊に玉座を譲ろうとし、
    更に主人公の器量を疎んだ第一王子に刺客を送られ続ける日々を過ごす。

    自分が平安な人生を送るには、国王になるしか道はない。
    ならば相手が例え誰であろうと、「騙り」尽くそうではないか——。



    裏の粗筋を読んだ印象では、あることないこと嘘八百、
    それこそ捏造に虚言にとあらゆる汚い騙りでもって相手を丸め込んでいく
    そんな内容なのかと思ったのだけど、少し様相が違った。
    主人公は、確か

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    2011年11月14日
  • 騙王

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    評判が良いので購入。口八丁・口先の魔術師な第二王子が、策略をめぐらし王に上り詰める話。割に軽く読めた。掛け合いというよりか、王子の騙りに乗らざるを得ない方向に持っていくので、どんでん返しのカタルシスはなかった。

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    2011年10月09日
  • 騙王

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    面白かったです。
    こういう人は実際に存在しただろうな。
    そして今の世の中にも、騙ることでいろんなものを手に入れている人が
    いるだろうと考えながら読み終えました。
    メディアワークス文庫の今月の新刊の中で一番読んでみたいと思った本
    だったので、ハズレではなくてよかったです。

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    2011年08月03日