松永多佳倫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
1990年代に沖縄水産高校の監督として甲子園の常連だった裁弘義氏(故人)の高校野球との関わりを通じた生涯を追ったノンフィクション。裁氏がすでにお亡くなりになっておられるので、教え子に当たる元野球部部員や、同僚の教員、コーチなどの証言をもとに裁氏の人間像を描きます。
高校野球中継で見た好々爺然りとした外見とは全く異なり、元部員曰く「近くにいるだけで吐きそうなぐらい怖かった」という程の練習を課し、当時の内地から見下されていたレベルであった沖縄の高校野球のレベルを強豪県と呼ばれるまでのレベルに引き上げました。
沖縄が内地に対して誇れる物を持つことができた事への最大の功労者が裁氏であることは間違いなく -
Posted by ブクログ
球界で辛辣な意見を常に発信し続ける人と言われれば、真っ先に思い浮かぶのが広岡氏。本書は広岡氏の球歴に沿って、広岡氏の考え方、広岡氏に影響を受けた数多くの選手、コーチの証言をまとめています。
巨人で現役を引退後、広島(コーチ)、ヤクルト(監督)、西武(監督)、ロッテ(GM)と活躍の場を移していかれました。現在ならアスリートが食事にも気を配るのは当然と思われていますが、野球選手が”酒の飲みっぷり”や”夜の遊び”を武勇伝として誇っていた1970~80年代に、食事や飲酒、喫煙の管理に乗り出した広岡氏と選手が対立するのは避けられない状況であったのがよく分かります。
広岡氏の考え方は、今なら落合博満氏と似 -
匿名
内容紹介の日本語間違ってる
忖度と言うのは相手の心情を察すると言う意味で推測の類義語に過ぎない
忌憚なく球界を批判すると書くんだよ。そういう時は
モリカケ以降に忖度とか使う人間、覚えたての言葉を使いたがる(しかも間違って)ガキのように見える -
- カート
-
試し読み