秋梨惟喬のレビュー一覧

  • もろこし銀侠伝

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    水滸伝×ミステリィ 中華 武侠モノ 武林 仙人 銀牌 短編連作
    《殺三狼》薬屋の娘、父親が冤罪で捕まってしまう 父親を助けるため、常連客だった謎の老人に導かれながら真犯人を探し出す 少女と老人
    《北斗南斗》自分の宿に突然死体が現れる このままでは犯人にされてしまう 従者の助言に従い洞窟を進むと、若い女と老人の子弟が ズバリ真相を言い当てる
    《雷公撃》密室殺人 誰がどうやって殺したのか 道士である謎の老婆が事件解決のために動き出す 雷公とトリック
    《悪銭滅身》恐るべき暗器の使い手 連続殺人事件 犯人の目的は? 舎弟を殺された主人公は事件解決のために捜査に乗り出す 少林寺の武僧、寺に住みついた謎の

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    2013年01月21日
  • もろこし銀侠伝

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    一風変わったストーリ展開
    書き出しも含め面白いかも
    最後の水滸伝後半登場人物」を絡めた話、それ以前に内容(銭の毒-武器)感心した

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    2012年09月16日
  • 憧れの少年探偵団

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    語り手が探偵団のメンバーでリレーしていく丁寧な作りに感心。普通にワトソン役らしき少年が語り続けたのでは多分途中で飽きてしまっただろう。謎の作りもギリギリ日常の謎とでも言うところか、最初の密室殺人を除くと、柔らかめの小学生向けの謎が並ぶ。そのバランス感覚はなかなかのもの。特撮、鉄道、お笑い芸人と作者の趣味がぎっしり詰まった感がある。肩肘張らずに書き上げたのだろう。これはこれで面白かった。ケーブルカーからの人間消失などいかにも鉄ならではの発想。誘拐事件の甘酸っぱいエンディングも悪くなかった。でもこの出来なら舞田さんのほうが上だったかな。

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    2012年06月10日
  • もろこし桃花幻

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    道に迷った漁夫が行き着いたのは、戦乱を逃れた民の子孫が王朝の変遷も知らず平和に暮らしているユートピアだった―陶淵明『桃花源記』を思わせるのどかな村にやってきた、陶華ら旅の一行。ところが、落ち着く間もなく大騒動に巻き込まれ、下手人扱いの憂き目に遭う。道すがら連れになった一癖も二癖もある顔ぶれを見ればそれもやむなしかと、凡人の陶華は溜息をつくが…。もろこしシリーズ(「BOOK」データベースより)

    もろこしシリーズ第3弾。
    中華ものの中では断トツでこのシリーズが大好き!
    順調にシリーズを続けていってくれるようで、うれしい限りでございます♪
    今回は中華版クローズドサークルもの長編。
    視点が

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    2012年05月14日
  • もろこし桃花幻

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    もろこしシリーズの3作目
    中国武侠小説のパロディとして書かれたもの。
    私自身は武侠小説というものを読んではいないのだけれど、
    このシリーズは好きだ。
    今回は初の長編で軽く書いているけれど、結構シビアな部分もある。
    まだまだシリーズは続くらしい。
    自分の身辺が大きく変動している今は、軽いものくらいしか読めないな…

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    2012年04月07日
  • もろこし紅游録

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    銀夾伝に引き続き紅游録です。

    やっぱりちょっと読みなれないですが、

    お話自体は面白かったです。

    今回出てきた燕青はちょっとだけ知ってました。

    水滸伝読んだら読み直してみたい作品です。

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    2012年03月01日
  • もろこし銀侠伝

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    仙人や水滸伝の登場人物も出てくる
    二次創作色の強いミステリー。
    中国武侠モノの雰囲気が出ていて面白かった。

    本家中国武侠モノは読んだことが無いので、
    これをキッカケに読んでみたい。金庸の「射雕英雄伝」とか。

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    2012年05月06日
  • 憧れの少年探偵団

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    多摩川のほとりに在する桃霞(とうか)市。ここで江戸川乱歩の少年ものに憧れる小学生が探偵団を結成した。
    幼馴染の美少女鳥居未菜美(スタンスはしずかちゃん)
    従者のごとく仕える歌川時雄(のび太)
    転校生の月岡芳人(ドラえもん)
    格闘家小学生勝川章(ジャイアン)
    パソコン使いの司馬遷太郎(スネ夫、ではなくおばQのハカセらしい)
    この5人が力を合わせて市内の事件を解決してゆく少年探偵団ミステリ。
    資産家が密室で殺された事件を解く「クリスマスダンス」
    着ぐるみショーの裏側で行われた傷害事件を解決する「桃霞少年探偵団対清流戦隊」
    悪質ないたずらと残された一枚のカード「ルナティックを捕まえ

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    2012年01月27日
  • もろこし紅游録

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    もろこし銀侠伝のシリーズ第2弾!
    特に銀侠伝を知らなくとも読めるお話ばっかりだけど、
    ささやかなつながりもあるので銀侠伝から読むことをオススメします。

    こちらも第1弾で感じた爽快さは健在。
    ただ、前回と同様にやっぱり漢字が読みにくくて
    若干フラストレーション感じました (笑)

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    2011年10月24日
  • もろこし銀侠伝

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    中国の武侠をもとにした痛快なミステリー集です。

    出てくる登場人物は中国文学の古典にかなり忠実みたいで
    そういうのに詳しい父親に貸したら
    夢中になって読んでいました (笑)

    物語に出てくるヒーローが、仙人のようなおじいちゃんだったり、
    召使いみたいな人だったりするところがなんとも味があって
    愛着の湧く一冊です。

    ただ、正直登場人物も難しい漢字の名前だし、
    場所も見慣れない漢字が使われていたりして
    テンポ良く読むのは難しいかも (笑)
    話を忘れたころに、またひっぱり出して読みたいです。

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    2011年10月24日
  • もろこし紅游録

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    前作「もろこし銀侠伝」の続編。
    古く黄帝から「銀牌」を与えられ、それを受け継いだものは「銀牌侠」と呼ばれ、皇帝の命すらも退ける力を持つ・・今日も銀牌侠が時代を超えて中国で大活躍!

    みたいな。
    前作の登場人物もちらほら出ていたりするのでそちらから読むのがおすすめ。
    古代中国を舞台、っていうのがなんともミステリアスな雰囲気を醸し出している。仙術だの武術だのでどんな不可能犯罪も起こりそうでまた解決もできそうなそんな雰囲気。
    実際はトリックも謎解きもごくごく普通のものなんですが、そういう雰囲気がこの小説を魅力的なものにしている・・・と思う。

    でも最後の話は近代くらいになってきているし、このシリーズ

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    2011年10月04日
  • もろこし銀侠伝

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    なかなか、面白いシリーズです^^

    水滸伝を知っていれば、もう少し
    楽しく読めたのかな?
    私、水滸伝を全く知らないので><
    でも、知らなくても楽しく読めます^^

    0
    2010年12月28日
  • もろこし紅游録

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    なかなか、面白いシリーズです^^

    水滸伝を知っていれば、もう少し
    楽しく読めたのかな?
    私、水滸伝を全く知らないので><
    でも、知らなくても楽しく読めます^^

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    2010年12月28日