デイヴィッド・ミーアマン・スコットのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレアポロ計画。マーケティング的に見ることでその理解度が増した気がする。
様々なプロが協働してことをなしていた時代。なんて贅沢なそしてレベルが高かったのかを思い知らされた。
アポロ計画の時代の技術。今あるものはほとんどあった。しかし全てがアナログ。機械式時計。プレスキットは当然紙製。ミッションは経過時間で管理されるが、それと実時間の変換ができる紙製の道具。今ならスマホアプリというところだろう。
テレビの生中継は何とかできていた。問題は録画だろう。生放送にこだわっているのは、録画がままならないから。今残っている映像は、テレビ画面をフイルムで撮影したものだ。電子的当時の記録は失われている。
CGは無い -
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Posted by ブクログ
フリーミアムという言葉が出てくるずいぶん前から、それを実践してきたバンド。
「グレイトフル・デッドは、40年以上前から、ファンのみんなに自分たちの音楽を無料で開放していました。ツアーの音楽は録音してコピーし放題。」
名前は覚えていなかったが、たまに事例として見かける。ほぼ日でこれまたフリーミアムを実践してきた糸井重里氏が監修・解説しているのも興味深い。
以下、引用。
「機能よりも官能。快楽原則をなによりも大事にして創り続ける。」
「当たり前とされている常識に挑戦したり、一見すると奇妙な製品を開発したりする発想が、マーケティングの戦略として大成功をもたらすことがある。他者をまねした商品ばか -
Posted by ブクログ
グレイトフルデッドは60年代から続くアメリカのロックバンド。グレイトフルデッドのビジネス展開は、実は現在のネット中心のビジネス状況を先取りしていた。
という内容。
あくまでビジネス本だということだが、ビジネス本としては、あまり目新しいことを語っていない。現状のSNS等の興隆により既存のビジネスが大きく変動していることは、いまや、常識となっているためだろう。
どちらかというと、グレイトフルデッドを知らない人たちに、こんなロックバンドがいたんだ!という驚きというか、トリビア的情報を伝えられることが本書の今の魅力ではないだろうか。
グレイトフルデッドは、デッドヘッズという、ツアーにキャンプカー -
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Posted by ブクログ
はやぶさや宇宙兄弟やイーロン・マスクやそんなこんなで宇宙への憧憬が遠いものではなくなんか身近なものになっているかも…と感じる今日この頃、「月をマーケティングする」という題名はとってもキャッチーでした。アポロ11号に心震わせた小学生だった自分は最近の宇宙ブームに小学生ワクワク感が今更ながら甦っています。本書は1969年のワクワクを広報という観点で分析していきます。その興奮の生成と消滅のダイナミズムはいま語られているソーシャルマーケティングそのものでありビッグプロジェクトを成立させる要件になっていると思います。ケネディ大統領のコミットメントは月に人類を送り、Whole Earthというコンセプトを
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Posted by ブクログ
ロックバンド、ヒッピーとかサブカルチャーを通じてマーケティングを語ってるとこが面白ろくて読んだ。
こういうバンドとマーケティングを掛け合わせて本を書こうとした発想自体かっこいい。
もともとデットヘッズな人なら読んでて興奮するんだろうなー
著者のひとりにHubspotのCEO。日本では糸井さんの推薦。
”Lessons from the Grateful Dead”というよりも、演繹的にマーケティングを解いてる感じ。
こういう説明の仕方の方が頭に入りやすい人には、とっても読み味がすっきりする本だと思う。
特に第二章、ファンについての内容。
気前が良くて、何よりも自分達のこと大事にしてくれる人 -
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