【感想・ネタバレ】月をマーケティングする アポロ計画と史上最大の広報作戦のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2014年11月18日

内容はアポロ計画がNASAや宇宙飛行士達に及ぼした影響や、当時の報道や世間の反応、その後急速に萎んでしまった宇宙計画についての諸々。知らなかった事や貴重な資料が豊富に掲載されていて、面白い。
そして、これは是非、紙で読むべき本である。
持ちやすいサイズ、豊富な写真に、素晴らしいデザイン。デザインは誰...続きを読むかなーと思ったら、祖父江さんであった!秀逸な本です。

0

Posted by ブクログ 2014年11月02日

アポロ計画の広報戦略を莫大な資料で解説していて興味深い。最近の補給船事故、ヴァージンギャラクティックの事故を見るにつけ、宇宙開発と広報戦略の関係は切っても切れない。火星に行こう、という世論はどんなマーケティングから生まれるんだろう。

0

Posted by ブクログ 2014年10月26日

アポロ計画の一部始終を、「マーケティング」という観点から切り取って検証した良書。単なるビジネス書として本書を読むのは間違い。アポロ計画は冷戦の産物であるという視点は重要で、だからこそアポロ計画は17号で打ち切られ、いまだに我々人類は火星に立っていないのだ。
カラー写真・図版も多数収録されており、史料...続きを読む的価値も高い一冊。ただし、インクの化学物質臭には閉口させられた。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年03月13日

アメリカのアポロ計画はソ連との冷戦競争のために計画され実行されたと思われがちだがその裏側にあったNASA広報部を中心としたマーティングが国民の支持を得て実行された。冷戦中とは思えない情報公開が行われ、試行錯誤しながら国民の支持を得て行く様子、また成功後には計画を進めていく度に国民の関心が下がり結局当...続きを読む初20号まで計画されたアポロ計画も17号までしか実施されなかった。日本ではなかなか見れない当時の様子が分かる良い本だと思う。若干ただ訳しただけだなと思う部分もあり読みにくいなと感じることがあったのでその点で評価を下げた

0

Posted by ブクログ 2016年07月28日

マーケティングを学びたいと思って選んだんだけど、あまり学ぶってもんでもなかった。
が、アポロをめぐる一連のルポとしては十分に読める。なんとなく、その時代の高揚感が伝わってくる感じ。

豊富な資料も楽しい。

0

Posted by ブクログ 2015年03月01日

図版が多く楽しめる。また、当時のアメリカ人の全てが、膨大な国家予算を投入する割には実利が少ないアポロ計画に、国民の全てが積極的であった訳ではなかったことから、戦略的にも広報活動が非常に重要だったという記載は示唆に富む。

0

Posted by ブクログ 2015年02月23日

宇宙好きの方には資料的な価値はあると思うのですが、繰り出されるエピソードが既視感に満ちており、途中棄権。

0

Posted by ブクログ 2015年02月18日

はやぶさや宇宙兄弟やイーロン・マスクやそんなこんなで宇宙への憧憬が遠いものではなくなんか身近なものになっているかも…と感じる今日この頃、「月をマーケティングする」という題名はとってもキャッチーでした。アポロ11号に心震わせた小学生だった自分は最近の宇宙ブームに小学生ワクワク感が今更ながら甦っています...続きを読む。本書は1969年のワクワクを広報という観点で分析していきます。その興奮の生成と消滅のダイナミズムはいま語られているソーシャルマーケティングそのものでありビッグプロジェクトを成立させる要件になっていると思います。ケネディ大統領のコミットメントは月に人類を送り、Whole Earthというコンセプトを生み、数々のベンチャーを創り出し、テクノロジーを進化させ、そしてレディ・ガガを宇宙に送り出そうとしています。我々はその先の大きな目標を掲げることができるのか?なんて考えてしまいました。

0

Posted by ブクログ 2015年06月14日

マスメディアが宇宙飛行士を英雄に祭り上げると、NASAは必然的に、議会と国民に対してアポロ計画をマーケティングする責任を負った。報道や生中継で全世界に進行状況を伝え続けたのもマーケティング的な判断によるものだった。

月の土地を売るのかと思ったら、アメリカの宇宙開発の歴史と資料でした。ケネディ大統領...続きを読むの宣言については、プロジェクトのお手本として聞いていましたが、大衆を巻き込むのはマーケティング、ですか。

0

「ビジネス・経済」ランキング