山と溪谷社のレビュー一覧
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購入済み
山小屋の運営に携わる人たちによるエッセイ。
文章を生業としないそれぞれの方々の
思いおもいの文章が綴られていて、
山登りとは縁のない私には
初めて知ることばかりで、興味深く読めました。 -
購入済み
この本では火山の噴火についてかかれているけれど
自分自身も、いつどこでどんな災害に遭遇するとも限らないわけで
そんなとき、とっさに行動できるかどうかを
あらためて考えてみようと思いました。
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Posted by ブクログ
山小屋は基本的に、大部屋で登山客がギュウギュウになって寝るような場所だった。コロナ前は、1枚の布団で2人で寝たり、夜中は他人の足に蹴られたり、そこらじゅうのイビキで目が覚めたりした。食堂や談話室では、初対面の他人と山の話で盛り上がったりしたものだ。
当然ながら、「密」な状態であり、新型コロナの感染リスクが極めて高い場所だと言える。パンデミック以降、「完全予約制」「1人布団1枚&衝立仕切り」「談話室利用禁止」など、感染対策を施しながら、苦労して経営を続けている山小屋は多い。これらの対策があっても、人数制限を行うため、売り上げはコロナ前の半分程度というところか。
この本を読んで、山小屋の存在意義は -
Posted by ブクログ
日本の山について多角的に色々知ることができた一冊。
登山体系はもちろん、日本人と山との歴史的関係、日本の山の地理学的特徴など幅広くコンパクトに紹介してくれている。
中でも江戸時代以前の山は伐採で禿山がひどく多かったといった事実は恥ずかしながら初めて知りました。だとしたら、森がどうやって復活したのか、当時の自然破壊の惨状はどの程度なのか、等、もっと知りたいことが増えました。
しかし本書を読んで改めて、日本の山はバリエーション豊富で四季の変化もあって、動植物も豊富で温泉にも恵まれて本当に素晴らしい、こういった山に登れる幸せをほんと実感しました!