江上隆夫のレビュー一覧
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降りてくる思考法を行うためのコツ
”降りてくる思考法”が行われやすくなる第1のコツは、次元や視点を上げて考える「メタ思考」を行うことです。
メタ思考は「より大きな視点を、高い視点から物事を考えること」「ワク組みの外へ出て考えること」です。
「メタ思考」を行ういちばんシンプルなコツは、アイスクリームを”冷たい食べ物”として捉えたように、1つ上の大きなワク組み、抽象度の高いワク組みから考えるようにすることです。
「なぜ?」と問いつづけるクセを持つことです。
”降りてくる思考法”を行う第2のコツは、放っておけば自動実行されてしまう「ワク組みによる思考」を一度ストップさせて考えるということです。
狭い範囲の思考をうながす具体的な質問を投げかけていきます。
第3のコツは、脳を休ませるということです。
盗む
・オマージュ
先人のつくり上げたものを、敬意を持って学び、その方法やエッセンスを真似しながらも、そこに自分なりのアイデアを加えて、新しいものを生み出すときに現れる現象です。
発想やアイデアで手詰まりになったとき、身のまわりにある古典やスタンダードといわれるものを見直してみてください。
アイデアを考えるときには楽しみながらも、誰よりも深く思考する、誰よりも徹底して思考する、そんな気持ちでいてください。 -
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ネタバレチェック項目10箇所。本書は、この厳しくも変化に富んだ面白い時代を航海するための「タフで使い勝手のいい道具」として誕生しました、どのような形であれ、お役立ていただけたら幸いです。日本の多くの企業がコンセプトをしっかりとつくろうとせず、また使いきれずにいる、こうなる理由は、たったひとつしかありません、それは、しっかり決めたコンセプトを本気で使ったことがないからです。いま、世界を見ていると「誰がルールをつくるか」の戦いです、新しいルールをつくって自分たちに有利な世界をつくっていくことに全力を尽くしています。前提条件やルールが変わると、それまで一生懸命学び、身につけてきた「型」は無力化されてしまいます。良いコンセプトは、必ず、行動を指示し、さらには行動を喚起します、コンセプトは、何よりも「未来への行動指示書」なのです。質問:私にとって【 】とは何か? コンセプトは良いのに機能していないのなら、リーダーの責任です、決断する、その決断がコンセプトに命を吹き込みます、機能する良いコンセプトの裏には、必ず決断があります。コンセプトは、核心をついたものなら短ければ短いほどいい、できれば20文字以内におさめてください、なぜならコンセプトは記憶に残ってこそ力を発揮するからです、長い場合は記憶しにくい、長いほどコンセプトは力を失ってしまいます。
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ネタバレビジョンについて学ぶべく読書。
なんとなく経営ビジョンの害悪は強く共感。
ビジョンの有用性、素晴らしさを多くの事例を通して伝えてくれている。まだ途中だが複合事業体、レガシー企業におけるビジョンはどう捉えるべきか。
メモ
・未来は個別の事象においては予測不可能だが、大きな潮流に関しては予測可能。
・優れたスタートアップの三つの特徴
世の中を革新するベストオブベストを提供しようとする意志とエネルギーがあること
オープンであること
個性を認め面白がる風土
・内向きな言葉になりすぎると外に向かう力が失われすぎる。公共的な視点。社会におけるどんな存在となるのか。
・自分が作りたい社会のあり方を描き、ビジョンに共感する人を増やす。
・テクノロジーの未来4キーワード
知性の外部化
感覚と能力の拡張
分散化
所有から共有へ
・よきビジョンは映画のワンシーンのようにイメージをありありと喚起するもの。
・優れたビジョンは人や組織に固有でありつつ、私の夢でもあると思わせる力を持つ
・ビジョンの性質
自らが心から達成したいと願う未来像
公共の夢として人々を巻き込む力がある
未来の洞察と自らの信念の上につくられている
・ビジョンの機能
共有された目標となる
日々のモチベーションの源泉となる
行動と判断の基準になる
・ビジョンづくりのステップ
探索ステップ
創業の歴史を振り返る
経営幹部インタビュー
スタッフインタビュー&アンケート
顧客及び社外関係者へのインタビュー
環境分析
創出ステップ
最初の問いを確認する なぜ事業をしてるか
マッピング 要素分解整理 グルーピング
バリューグラフ なぜそれをしたいのか
言語化 ビジョンのキーワードをピックアップ
・ビジョン=創業の歴史思い×資質資産課題×時代の潮流
・リーダーシップがビジョンを定着化させる。
定着のポイントは自分ごと化。
共有、実践、顕在化のステップで進む。 -
Posted by ブクログ
◯こんな方にお勧め
・これから事業を立ち上げようとする方
・会社経営に中枢にいる方
・ある程度の規模のある部署を率いている方
◯理由
・日本の企業に欠けがちな明確な『ビジョン』の大切さを認識できる
・『ビジョン』がなぜ今の時代に大事なのかを学べる
・良い(又は悪い)『ビジョン』の例と作り方を学べる
◯優れたスタートアップの特徴
①世の中を革新するベストオブベストを提供する意思とエネルギー
②オープンであること
③個性を認め面白がる風土
◯ポイント
・優れたビジョンを持つ組織:GAFA・パタゴニア・UNIQLO・無印・福岡市
・ビジョンを失うと同時に衰退が始まる
・公共的な意識をもった企業が21世期半ばから主流になる
・現状維持とは「停滞」「後退」「先延ばしした失敗」
・優れたビジョンは、人や組織に固定されたものでありながら、「私の夢でもある」と思わせる力をもっている
・ビジョンのためのチーム作りは7名以下がベスト。人がチームを率いて能力を最大発揮できるのは7名まで
・定着のポイントは社員一人一人がビジョンを自分ごととしてとらえること
・日本人はビジョンではなく、リアクションで対応する
・共通の目標としての具体的な未来が描かれていなければ、その企業は『ビジョン』がないといえる。
◯理念系の言葉
ビジョン:未来像(最高の公共的未来)
ミッション:使命(達成すべき取組)
コンセプト:実行原理(新しい実行取組)
バリュー:価値基準(優先すべき価値基準)
アイデンティティ:自己規定(あるべき自己像)
◯多様性(ダイバーシティとは)
意外性を尊び、偶然を歓迎し、例外に注目する態度
◯日本人の特技
本物が外にあり、そことの差が圧倒的であり、追いつかないと自分がダメになると思った時に日本人の能力は最大化される -
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ネタバレ「誰かがなんとかしてくれる」と思っていたら一種の病
ビジョンとは、何かを選び取るという選択であり、それは得たビジョン以外のものを捨てるという怖い行為でもある
ビジョンは、企業が、すべての組織が、この世のすべてが存在する理由に他ならない
「投企」
自己の存在の可能性を未来に向かって投げ企てること
主体的に世界を想像したいという情熱にあふれたビジョン
黒船来航から明治期にかけての数10年、そして第二次世界大戦が終わってからの高度経済成長期までは大きなビジョンで動いていた
新政府が掲げたビジョンは「富国強兵」
戦後の日本は「とにかく経済復興」
裏側のテーマとして「主権国家への復帰」
ただし、どちらも「外圧」を起点としている
ビジョンではなくリアクションで対応する日本人
未来像を描かずに突き進むことは
リアクション経営であり、リアクション人生であり、リアクション国家である
優れたスタートアップには3つの特徴がある
①世の中を確信するベストオブベストを提供しようとする意志とエネルギー
②オープンであるということ
③個性を認め、面白がる風土
道徳律としての理念が高々と掲げられ、共通の目標としての具体的な未来が語られていないのであればその企業にはビジョンがないとみなせる
■テクノロジーの向かう先
①知性の外部化
②感覚と能力の拡張
③分散化
④所有から共有へ
↓
まとめると「集合知」
■Visionとは
端的に言えば、視ること
視ることができないものはビジョンではない
1枚の絵でなくてはならない
キング牧師
I have a dream
ビジョンは、何よりもまず「自分が心から達成したいとい願う未来」でなければならない
優れたビジョンは、ヒトや会社の固有のものでありながら、多くの人に「私の夢でもある」と思わせる力がある
現状がどのような状態であろうと、あるべき姿を構想していく「洞察」と自らの「信念」を前提に組み立てられる
■ビジョンの機能
①共有された目標となる
②日々のモチベーションの源泉となる
③行動と判断の基準となる
ビジョンとは、自らが生み出しえる最高の公共的未来像
■ミッション
ラテン語 送ること
「やむにやまれぬ熱情があって、それを使命と捉えて行動するイメージ」
ミッションとは
自らに課した達成すべき取り組み
■コンセプト
取り組みのための新しい実行原理
■バリュー
取り組みにおいて優先すべき価値基準
■アイデンティティ
自らの資質に基づくあるべき自己像
■ビジョン作り
探索ステップ
創出ステップ
└マッピング
└バリューグラフ
└言語化
定着ステップ
もっとも大切な問い
「なぜ私たちは、この事業をやっているのか?」
ゴール
「私たちは○○である」
「私たちは○○を目指している」
創業の歴史・想い
×
資質・資産・課題
×
時代の潮流
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ビジョン
これは、過去・現在・未来の掛け合わせ -
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〇固定概念があるなら、捨ててしまえ!タダで得られるものはないので考え続ける。
「固定概念があるなら、そんなもの捨ててしまえ!」と言われているかのような衝撃。衝撃というか、確かにそれって物事を考えるなら当たり前かもしれない、と思うことばかりだ。
しかし人間が思考するときは過去の経験やほかの人の行動にとらわれがちだ。それではいつまで経っても新しい発想でイノベーションを起こすということは難しい、ということを述べていて、そのイノベーションを起こす方法について教えてくれている。
アイデアを生むためには、無意識を活用せよ、とあります。
"脳の事前活動はなんと平均7~10秒前からはじまっている"(p30)とありますが、その無意識を活用するためには無意識の中にアクセスすることが必要です。そのためにはまず、"あるテーマや課題に対して意識を集中させて使"(p34)うことが必要なのだそうです。
ラクにいいアイデアを生み出そうなんて虫が良すぎるのだろう、と思ったのと同時に、考えに考え続けたからこそ、新たな突破口が開けたいくつかのエピソードを思い出しました。
その重要なポイントに気づければ、あとはこの本に載っている無意識にアクセスするための思考スキルを身につければいいのでしょう! -
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著者はブランド・コンサルタント/クリエイティブディレクター。2005年独立後はブランド・コンサルタント、クリエイティブディレクターとして、数億から50億、100億単位の広告制作やブランド運営にかかわっている。
無印良品の成功の最大の要因は、無印良品のコンセプトにあると考えている。知れば知るほど、無印良品は製品づくりからお店づくり、人材に至るまで、本当にすみずみまで、コンセプトが徹底されていることが分かる。
無印良品はコンセプトがすごい。
コンセプトをつくる力、使う力がすごいのである。
コンセプトとは目的(企業であれば理念やビジョン)を達成するための「原理・原則」を短く明確に表現したものに他ならない。そして「行動の指針」となり、「徳義」と「本質」を保ちながら、全体を動かす「原動力」でなくてはコンセプトとは呼べない。
そんな大きな力をもつコンセプトについて以下の6章にわたり説明している。
①なぜ私たち日本人はコンセプトを使いこなせないのか
②コンセプトと失ったものを取り戻す方法
③コンセプトをつくる前に知っておくべき7つのこと
④現在地を把握して、資産の棚卸をする
⑤最高のコンセプトの作り方
⑥コンセプトの使い方
コンセプトの持つ力の紹介のみならず、実際にその抽出の仕方までを惜しげもなく紹介している1冊。
暗黙知であり、商売道具であるコンセプトをこんなにもわかりやすく説明するなんて著者は太っ腹である。とは思うものの、やはりその抽出の仕方をわかってもいざ実際にそれを抽出することを実行してそれを実際に使いこなすことができるのは著者等の実行力がある人に限られる。
事業戦略というような難しい言葉ではなく、フラットな状態から「コンセプト」という言葉を使いだれでもわかりやすく事業戦略の核を交えながら紹介されている。
読み進めるごとに新たな理解と発見があり、楽しく最後まで読むことができた。