貞松龍壱のレビュー一覧
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鎌倉のパン屋を舞台に真面目だけど少し内気な少女が店長代理として奮闘するドタバタハートフルコメディの第1巻です。
画力が高く、ストーリー構成が良いため1話あたりの満足感は非常に高いです。
書き込み量の多さによるパン店内やパン描写が素晴らしく、キャラクターの表情や動き、予想を超えてくる話の展開やオチ等見所満載です。
面倒見の良いマイルドヤンキー、物腰が柔らかな聖母、明るく優しい白ギャルという個性あふれる魅力的な登場人物が物語をさらに面白くしています。
対人関係が苦手ながらも前向きに一生懸命頑張る主人公を応援したくなるそんな作品です。
単行本のおまけとして、本体表紙裏に漫画、各話間にオチをさら -
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ヒロインがかわいい。
何がどうなっているのか、解りにくい設定だが、まあ、時間警察系の作品はソーユーもんだから、ソレはいい。この作品のウリは、とにかく、ヒロインがかわいい。まさに「兎ちゃんお逃げなさい。」的な小動物感が最高ですね~。
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ロボットアニメ世界から現代世界へと転移した主人公エイルンが、愛機エルフィーナを駆りBETAもといマリス相手に無双する話の第4弾。
今回は、過去にあった事件で戦線を離れていた氷室義塾の重要メンバーたちの復帰にかかる部分が軸で。
そのうちの一人である七扇大和が、もう一人の主人公のように物語を進めていきます。ある意味、エイルンよりロボットモノ特有の熱血主人公していますね。
物語後半で大和が大失態を犯し、救いようがないバカかと思いましたが…その直後にネタバレとフォローがあったので安心しました。ああいう心理描写もありなんだと感心しましたよ。
エイルンとサブヒロインの葵とのやりとりを見て、セレンが嫉妬 -
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ロボットアニメ世界から現代世界へと転移した主人公エイルンが、愛機エルフィーナを駆りBETAもといマリス相手に無双する話の第3弾。
今回はアメリカが絡んだ外交パート多めですね。日本とアメリカの複雑な関係性は、やはりこの辺りもマブラヴオルタのオマージュでしょうか。
敵側の謀略により序盤で重傷を負い身動きの取れなくなったエイルンに代わって、今回は2巻までに彼が鍛え再生させてきた氷室義塾の面々が活躍します。こういうのは伏線ではなく布石というべきですかね。
この巻を読んでサブヒロイン・紫貴への読者好感度が上がりました。今まではドン引きレベルの重度アニヲタ痴女子かと思っていたのですが、なかなかどうし -
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最初から最後まで主人公が大活躍する回。
道標を失い、腐っていた機兵部を主人公が鍛え、立て直していく所は先の展開が分かっていても面白かった。そしてその結果を戦場で証明した時には、やっぱり嬉しかったです。
まあ、主要女性キャラ達がサラッと主人公に好意を持ってしまうのもお約束ですかね。 -
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異世界に行った主人公が活躍するのではなく、異世界から来た主人公が活躍する話。
個人的な感想ですが、エヴァンゲリオンに近い。侵略してくる怪物、立ち向かう巨大ロボットとパイロット、それを支援し指揮する作戦本部。あの緊張感が好きだった人ならお勧めです。
主人公は、完璧超人+熱血漢の軍人。その強さと熱さで周りを巻き込みつつ守りつつ戦う場面は、最終局面のアレもあって、かなり熱いです。
イラストもエロ可愛くて文句なし。ただ準ヒロインの二人が、髪の毛以外見分けがつきにくいのは、ちょっとだけマイナスかな。 -
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自身も別の街で猟団を率いているディノの幼馴染・イルマリスの訪問と、謎のモンスター(と言ってもカラー絵でバレバレではあるが)の出現と思しき事態が主軸となった三巻である。
一言で言えば、面白かった。やはりこうした作品においては、こういう格上との対決は一際面白いものだ。仲間と共に死力を尽くして戦う様はただただひたすら楽しく、読む手が止まらなかった。
疾走感といい、こうした戦闘のメリハリの付け方は本当にお見事なところである。
今回は星五つと評価したい。
しかし、このシリーズはいま現在一年ほど新刊が出ていないが、もう先が出ないのだろうか。惜しいところだ。
せめてもう一巻、彼らの猟団の行き先 -
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二巻は少し評価に悩んだが、ここでは星五つと評価した。
今回は、猟団《猛き黒炎》のグイッケの下に居たマリフィを軸にした物語であり、物語構造的に言えばディノたちはあくまで部外者である。彼女を援助する形で物語に参加しているし、そこに猟団《灼熱の刃》の存続というカードが関わってもいるが、本質的に部外者であることは否めない。
それだけに、やや評価を低くして読んでいたのだが、最終的に物語で描かれた「報われない努力」というテーマには少し考えさせられた。それゆえの星五つである。
この物語は、最初からボタンを掛け違えていたような物語であり、それゆえに違和感が拭えない。だが、それも少しだけ最後に解消される -
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やはり氷上さんのモンハンシリーズは面白い、と改めて唸らされた一冊だった。これは期待したいシリーズだ。
主人公に単純なキャラを配置していることで、一つ一つ泥縄形式で描かれていく世界に新鮮な驚きがあり、そのおかげで動的でないシーンでもだれていない。この辺は本当に上手いなと。
猟団というモンハンにおいては特殊なシステムがあることをフルに活用して、そこにまつわる物語を構築しているのもまたお見事。物語の締めはわりと見えるところではあるけれど、それにしてもやはり、爽快なものがある。
キャラを描くという点では少し不足も感じるが(リコのキャラはもっと活かしてほしかった)、これからにも期待して星五つ。 -
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なかなかすごい
地球を守るため、未来から来た戦士たちと現代の少女が一緒に戦うという話。
まず、絵がかなりキレイ。
メカの描写も良い感じ。
一方、登場人物たちの年齢層が比較的高めで、シリアスかつリアリティがあるため、却って厨二病的な装備や格好が気になる。
もう少し年齢層を若くし、絵も幼めにすれば少年マンガとしてちょうどいい感じになったのだろうが、この年齢層だとやはりね…。
基本設定も既視感がある感じであり、新鮮味はそこまでない。
それでもやはり、このレベルの絵で丁寧に描かれているのは好感が持て、読むべき価値のある作品だとは思う。 -
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色々とドンデン返しが続く巻でしたね。最初の日常編から一転、中盤からクライマックスまで息つく暇がないくらいでした。
力を持ち過ぎた主人公勢力がパワーバランスの懸念により国や世界から追われる、というのはスパロボもののお約束ですが。実にいいですねー。手に汗握る展開です。
しかし、氷室義塾は圧倒的な武力を持っているのに対して防諜関係のノウハウが無さすぎじゃないですかね。まあ、そうじゃなきゃ物語が展開しないってのは分かるのですが、それならそれで防諜関連が杜撰であるちゃんとした理由付け欲しかったところです。
とまれ、続きがこれほど気になるラノベに出会えたのは久々であることだけは確か。 -
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途中で仲間になるイケメン
素晴らしい作品でした。
次が気になって、つい4巻まで一気に読んでしまいました。
最後の決め台詞の「星に・・」は、「光に・・」?
いやいや、とても熱く、とてもカッコイイ作品でした。
次巻が楽しみです。