石田文子のレビュー一覧
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<目次>
はじめに
第1章 ちょっと変
第2章 牡蠣とシャンパン
第3章 渦
第4章 退屈をとるか苦難をとるか
第5章 単なる責任放棄
第6章 気球か宇宙船か潜水艦かクローゼットのなか
第7章 あきらめと安堵
第8章 ふつうでない人生
第9章 巧妙でとらえにくい設計図
第10章 必死の決意
第11章 思いがけない心の揺らぎ
第12章 聖域
第13章 怒って絶望してまた怒って
<内容>
創作をする作家、画家、イラストレーター、舞踏家などなどの女性の日常の片隅を切り抜いてまとめたもの。2014年の通常版(圧倒的に男が多かった)を踏まえて、女性版を作り上げた。
女性の特徴は、決まったパターンがないこと。やはり結婚して、家事や育児に追われること。その中でも創作活動は続けられること。朝は布団の中で執筆などが多いこと。不眠症の人が多いこと…。 -
Posted by ブクログ
高橋源一郎のエッセイに掲載。
人生に悩みはつきものだ。
あるテレビ番組を見ていたら、モデル・女優のある女性が「悩んだことない」「悩むことなんてなくないですか?」と言っていたのは衝撃的だったが、まあ、大抵の人は悩むことが何かしらあるはずだ。
例えば、インフルエンザに罹り、辛い日々を超えてしかしなお家にいなけりゃいけないとき。
Netflixもいいけれど、『アクロイド殺し』はいかが?
あっという間に弱った灰色の脳細胞が奮い立つ。
ストレスがあるときは『木を植えた男』。
あの素晴らしい絵は、物語は、疲れて弱った心を優しく包む。
ストレスなんてない時も、何度も読み返したい。
読書の悩み:「読んでいる本を見られるのが恥ずかしい」(383頁)
そんな人にもし私が処方箋を書くなら?
こうだ。
日本に行きましょう。日本ならブックカバーだらけです。
100円均一の店にもあるし、書店で紙のカバーをつけてくれます。
そして何より英語で書かれた本の表紙を見る人はいませんし、みんなスマホに夢中です。
「本を大事にしすぎてしまう」(342頁)
本は書き込んでいいです、だって?
いやいや、私は書き込みや折り目なんてつけない。
風呂に持ち込むことだってしない。
手垢なら許せる。
大事にしすぎて何が悪い!
薬は人によって効果が違う。
効く本もあれば、そうでない本もある。
是非ともこの本を読んで人生を楽しもう。
でも、あまりに薬が多すぎるので、メモを取るのを忘れずに。
最後に一つ。
実存的不安を感じるとき(165頁)で紹介されている『シッダールタ』。
古代インドの架空の人物、とされているがゴウタマ=シッダールタは実在、ですよね?
それともそもそもその認識が間違っている?
いやいや、ここで書かれているシッダールタは釈迦とは別人?
気になる点だ。