矢部正秋のレビュー一覧

  • プロ弁護士の思考術

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    弁護士になりたい人だけでなく、この社会に生きるすべての人が読み、これらの考え方を取り入れていくべきだと思う。「正しい事実を認識する」「予想外のことを予想内にする」「相手の考えを受け入れる」「全体を見渡す」などが挙げられる。中には当たり前だと思っていたことが、実はできていなかったなどと気づかされることも多くあり、とても多くの学びを得た。こういったことをできるようにしていけば、社会で感じるストレスを回避し、円滑に社会の中で活躍することができると思ったので、学生の今のうちからこれらのことを意識して生活していきたいと思う。

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    2025年04月12日
  • プロ弁護士の処世術

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    矢部正秋
    1943年生まれ。本業は国際取引、企業法務を専門とする弁護士。自動車会社に5年間勤めた後、東大大学院に社会人入学。弁護士登録後、ワシントン大学大学院へ留学(フルブライト奨学生)。傘下に5000人の弁護士を擁する国際弁護士ネットワークのアジア・太平洋地域代表理事、日本企業・外資系企業の取締役、監査役などを歴任。200社を超える多国籍企業を顧客としている。青年時代よりストア哲学と仏教に関心を持ち、仕事の傍ら40年余にわたり豊かな生き方の研究を続け成果を発表している


    「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助(一八九四 ─ 一九八九)、鉄鋼王アンドリュー・カーネギー(一八三五 ─ 一

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    2024年01月12日
  • プロ弁護士の思考術

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    ネタバレ

    タイトルはアレだけれども
    中身は本物。
    SNSの時代だからこそ読んでおいて
    損はない1冊でしょう。

    物事を考えることの大事さを
    説いた本です。
    大事なのは自分の考えをきちんと持つとともに
    広い視点で物事を捉えることです。

    ほらほら、狭い視点でい続けると
    本当に何も見えてこないのよ。
    下手をするとそれを見落としたがために
    致命的な事態になりかねないからね。

    それと僻みっぽくなるのよね。
    身近にいるでしょ?そういう人。

    いろいろ応用の聞く本だと思います。
    タイトル損だけどね。

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    2019年04月07日
  • プロ弁護士の仕事術・論理術

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    自分は著者の本が好きで全て読んでいる。
    今まで、世界の数多くの古典や人生論、思考法の本を読んできたが、意外と自分の人生に本当に役立ち、よい方向性を与えくれたのは著者の別著[プロ弁護士の思考術]である。最も影響を受けており、非常に感謝している。

    常識や情緒に引きずられず、
    論理的で合理的な著者の思考法が
    自分に合っているのだと思う。

    そんな著者の新たな本が出ていることを知り、
    即購入。

    前半は一般のニュースを取り上げた批判で、
    既に問題点が周知されている事象が多く、
    あまり内容はないのだが、
    後半にかけて独自の思考法や
    壮年期を超えた後の人生観や仕事観が
    語られていて、非常に有益であった。

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    2016年03月20日
  • ユダヤ式交渉術 どんな相手でも必ず成功を勝ち取れる

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    2000年以上、祖国のないまま「ユダヤ人」である人々とは、2000年以上同じところに住むことで「日本人」である私たちと対になる特徴があることが意識できます。
    自称「交渉上手」な人の話の薄っぺらさを、この一冊で覆すことができるでしょう。

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    2015年12月23日
  • プロ弁護士の思考術

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    もっと早く出会いたかった本。と言ってもその頃読んで共感出来ただろうか疑問でもある。40代になると共感出来る事が多くあった。何度も読み返してみたい。

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    2012年11月11日
  • プロ弁護士の思考術

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    われわれの人生は、われわれの思考によってつくり出される。われわれの思考が現在をもたらし、未来を決める。
    哲学者パスカルの言うように、人間の尊厳のいっさいは、考えることの中にある。

    われわれは、自分では考えているつもりだが、実は目の前の出来事にとらわれたり、ただバタバタと一日を過ごしている。
    目の前の些事を過大視し、将来の大事を軽視して、誤った処理をする。
    重視すべきことを軽視し、軽視すべきことを重視するのが人の習い性である。

    企業の役員は一般的に行動することは好きである。だが、行動しないことの大切さには目が行かない。

    欧米系企業は、複数の選択肢を提案するよう要求してくる。
    経営者自身、『

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    2012年08月05日
  • プロ弁護士の思考術

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    ネタバレ

    今回で3回目の読破。自分のバイブルの一つ。彼の経験だけでなく、古典や一流人からの引用も上手に用いながら課題や問題に取り組む際の姿勢が語られている。
    自分で考え、物事の本質をとらえることや問題解決にあたって数多くのオプションを用意する重要性が説かれている。問題解決に行き詰った時、再び手に取りたい。

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    2011年10月02日
  • プロ弁護士の思考術

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    ビジネス法務、および国際交渉の経験を豊富にもつ敏腕弁護士の思考術を公開。
    事象や他人の発言などを、固定観念を排して理解し判断するために、日頃からつけておくべき思考の癖を具体例を交えて紹介されています。ただ事例が弁護士ならではのものが多いので、その点を差し引いて4点。

    複数人を巻き込んで物事を進めていく場合、曖昧な合意形成による失敗が大きなコストになります。今後、社内外で多数の人々と交渉して回らなければならない自分としては、特に以下の点を念頭に置いておきたいと思います。

    ・「同じ人間同士」を前提にしない-日本人の「誠意」は欧米人には通用しない。
    ・相手の印象や言葉だけで判断せず、情報

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    2011年07月31日
  • プロ弁護士の思考術

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    Associe のおまけでついてた「今、読むべき300冊」リストよりチョイスしてみました。思考・発想部門の必読2 の本。
    国際派の弁護士さんが書かれている本で、まさに「物の考え方」について具体的に書かれている本。考え方も7つの思考法について章を分けて解説してあり、物事の本質を捕えるためのヒントや予想外の事態への考え方、状況変化への対応についてわかりやすく書いてある。弁護士、というタイトルから法律に基づくものかしら?と思いがちだけれど、そうではなく著者も最初に述べているとおり「考え方の基本」についてかかれているので、どの職種の人でも読んで損はないと思う私もおすすめの本になりました。
    内容が端的に

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    2011年04月16日
  • ユダヤ式交渉術 どんな相手でも必ず成功を勝ち取れる

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    とても面白い。
    日本人が書いているのに日本にも否定的。
    言葉がトゲがあり、偏見ともとらわれない。
    でも、内容はわかりやすい。

    そしてユダヤの人民性。中々思わされることがある。ユダヤの歴史をもっと知ってから読むともっと深く理解できそう。

    多分この技法だけを使ってうまく行く人はいないのかもしれない。成功例だけを見てるから。
    ただいろんな本を読んでいく上でひとつのいい情報にはなる。

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    2024年08月17日
  • プロ弁護士の思考術

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    構成は、紹介文にあるとおり、7つのコンセプトにしたがって章立てになっています。
    よかった点は、次の3つです。
    物事について、うわべだけみないで、もっと、疑いをもって深いところまで考えよ。
    白黒を区別せずに、他人も自分も認めること、だれもが正しい。
    全体を俯瞰して、状況をよく考えよ。

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    2021年09月17日
  • プロ弁護士の「勝つ技法」

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    プロの弁護士が、その仕事ぶりから裁判に勝つ方法を指南した一冊。

    弁護に限らず著者の人生訓が盛り込まれており、非常に面白かった。

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    2019年09月13日
  • プロ弁護士の思考術

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    物事を見る時、密着型、半身型、俯瞰型。
    ただ俯瞰ばかりしていると、足元が見えず取られる。
    何事も中庸が大切である、と。

    何がしかの問題解決に際し、常日頃から、細かいことに気を配り、常にあらゆる選択肢を用意すると、失敗や事故を最小限に抑えられる。
    分かっちゃいるけど、これが中々に難しいね。

    まさか、思考術からバタフライ効果や自然界の話になるとは思わなかったが、そこは弁護士。
    理論体系がしっかりしているので、飛躍とは感じずに、すんなり頭に入ってくる。

    ただ、これを恋人や夫婦に適用するとえらいことになりそうだな。

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    2017年02月17日
  • プロ弁護士の思考術

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    これは役に立つな。新書だから薄いのだけど、よく判る。判るが、実例に乏しい。もう一段詳しい厚みでも良かったと思う。
    ベテラン弁護士ということもあって、内容も文章も説得力がある。

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    2015年09月05日
  • プロ弁護士の思考術

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    読み始めてまず、年の功主義ってところが微妙かな、って思った。でもそれは、分かりやすくするための例えって意味合いが強く、実際には論理的考え方が分かりやすく綴られていて安心。白黒一辺倒の世界かと思ったら、意外にグレーの部分もあるみたいで、その部分の駆け引きがキーになるってのもなるほど。

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    2014年04月30日
  • プロ弁護士の思考術

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    一番印象に残ったのは,‘不快な現実を変えるためのオプションを考えること’というところでした。

    不快なことがあったとき,ついあれこれ考えても仕方のないことを思い悩んでしまうのが人間ですが,折に触れて,上記の点を思い出し,「じゃあ,この現実を変えるためにはどうしたらいい?」と発想しようと肝に銘じました。
    よく言われることですが,再確認させてもらいました。

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    2014年01月01日
  • プロ弁護士の思考術

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    著者が自身の経験を元に、弁護士の考え方を論じる。
    その内容は、弁護士や弁護士を目指す人にだけ向けたものではなく、
    全ビジネスパーソンにお奨めできる論理的思考と言える。

    「具体的に考える」、「オプションを発想する」、「直視する」、「共感する」、
    「マサカを取り込む」、「主体的に考える」、「遠くを見る」
    上記7章立てで整理されており、実に分かりやすい。

    ・人間は自分というフィルターを通して物事を見ている
    ・世の中には正しい意見はない(多数の意見はある)
    ・物事を俯瞰的に見る際には、自分の位置を含めて見る
    ・イエス・ノー思考を頭に根付かせない
    ・思いこみから類型化が始まる
    等々、肝に銘じておきた

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    2013年03月28日
  • プロ弁護士の思考術

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    事例は弁護士での出来事が多かったが、考え方や仕事の進め方などは共通でためになると感じた。
    若いうちからこの本で書いてあることを意識すれば仕事を通じて成長できると思う。

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    2013年03月02日
  • プロ弁護士の思考術

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    ネタバレ

    「思考術」とまでいえるかどうか分からないが、弁護士としての心構えを説いた本。
    特にロースクール生や司法修習生にとって参考になる本だと思う。また読み直したい。

    ちなみに、「プロ弁護士」とあるけど、アマチュアの弁護士っているんだろうか…(笑)

    以下引用
    「直視や即物的思考は、裸の事実を直截に見るから、ときとして社会の既成の価値観に匕首を突きつけることになる。直視思考は、しばしば社会から危険視され、誤解されるから、懐深く隠しもち、時と場所に応じて用いることが大切である。その心構えがないと、直視思考は、ときに災害をあなたにもたらす。」(114頁)

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    2013年05月19日