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「考えるとは曖昧な事実を掘り下げて具体的な対応策をつくりだすことである」「考えるとはあらゆる角度から多数の解決策を発想することである」「物の見方は権威や伝統というフィルターに遮られている」「優秀な者ほど自分の意見が正しいと思いがちである」「予想外の事態に備えるためには二重三重の手を打つことである」「物事には予兆がある。だから氷山の一角から全体像が読める」――。キャリア豊富な国際派弁護士が現場で鍛え上げた「物の考え方」を、七つのコンセプトに集約して説き明かす。本書ではとくに、「法的思考」(リーガル・マインド)の類ではなく、ビジネスや私生活に直結する「考え方の基本」を取り扱う。法律解釈だけの弁護士は非力である。経験に裏打ちされた思考だけが実生活の役に立つ。だから同じ弁護士でもベテランと若手とでは、考える力に将棋のアマとプロほどの差が出てくるのだ。
...続きを読むPosted by ブクログ 2012年08月05日
われわれの人生は、われわれの思考によってつくり出される。われわれの思考が現在をもたらし、未来を決める。
哲学者パスカルの言うように、人間の尊厳のいっさいは、考えることの中にある。
われわれは、自分では考えているつもりだが、実は目の前の出来事にとらわれたり、ただバタバタと一日を過ごしている。
目の前...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月31日
ビジネス法務、および国際交渉の経験を豊富にもつ敏腕弁護士の思考術を公開。
事象や他人の発言などを、固定観念を排して理解し判断するために、日頃からつけておくべき思考の癖を具体例を交えて紹介されています。ただ事例が弁護士ならではのものが多いので、その点を差し引いて4点。
複数人を巻き込んで物事を進...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月16日
Associe のおまけでついてた「今、読むべき300冊」リストよりチョイスしてみました。思考・発想部門の必読2 の本。
国際派の弁護士さんが書かれている本で、まさに「物の考え方」について具体的に書かれている本。考え方も7つの思考法について章を分けて解説してあり、物事の本質を捕えるためのヒントや予想...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月05日
ものごとの判断をするには、必ずオプションを考えておかねばならない。
「ものごとには正解はなく、選択肢があるだけ」なのだ。
選択肢の内容は、上下左右さまざまな角度から検討すること。極論も必要。
成功法則としては、「一度試す」こと。「やる」「やらない」で迷ったら、その中間策を考える。とにかく一度やって...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月17日
物事を見る時、密着型、半身型、俯瞰型。
ただ俯瞰ばかりしていると、足元が見えず取られる。
何事も中庸が大切である、と。
何がしかの問題解決に際し、常日頃から、細かいことに気を配り、常にあらゆる選択肢を用意すると、失敗や事故を最小限に抑えられる。
分かっちゃいるけど、これが中々に難しいね。
まさか...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月01日
一番印象に残ったのは,‘不快な現実を変えるためのオプションを考えること’というところでした。
不快なことがあったとき,ついあれこれ考えても仕方のないことを思い悩んでしまうのが人間ですが,折に触れて,上記の点を思い出し,「じゃあ,この現実を変えるためにはどうしたらいい?」と発想しようと肝に銘じました...続きを読む
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