徳岡晃一郎のレビュー一覧
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リスキリング超入門 DXより重要なビジネスパーソンの「戦略的学び直し」著:徳岡 晃一郎 ・ 房 広治
本書で大切にされていることは、
「何のためのリスキリングか」である。
個人としては、人生のレジリエンスを高め、デジタルという手段を活かし、イノベーションを創出していく力を身につけることがリスキリングの目的である。
そんなリスキリングについて、本書では戦略的に4つのS(シナリオ、スピード、サイエンス、セキュリティ)の習得を軸に、人生100年時代を賢く、豊かに生き抜く方法が以下の8章により構成されている。
①DXより重要な「戦略的学び直し」
②世界の変化と立ち後れる日本
③ビジネスパーソンのレ -
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なぜ、学ぶ習慣のある人は強いのか? 未来を広げるライフシフト実践術
著:徳岡 晃一郎 , 佐々木 弘明、土屋裕介
人生100年時代において大切な概念であるライフシフト。ライフシフトとは、人生の節目に対してまじめに向き合っていくことであり、それは、「自分なりの生き方、働き方を自分自身で見出し、時には大きく方向転換もしながら、自分らしく輝ける場所を見つけること」と言える。
その「ライフシフト」の実現に欠かせないものが、「学び続ける習慣」を身に付けることである。
本書の構成は以下の5章から成る。
①転機=学び直しの好機と考えよう
②学びのWHYを強く意識する
③いつ、どこで、何を学ぶか
④5年 -
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MBO(Management by Object)目的志向よりもMBB(Management by Belief)思いだな。
昔ながらの組織は、目標管理で業務に当たる。そして会社の売上も数値化していく。
それも決して悪いことではないのだけど、
業務をやっていく中で、個々人はそれぞれの思いというのを必ず持ってやっているはずだ。
「もっとこうしたらいいのに」「ここをこう変えればいいのに」etc.
しかしそれは「目標は○○売りあげること」だからといい放たれ必ずしも改善実現していない昨今ではないだろうか。
必ずしも目標管理も”数字”ではなく、絵を使った評価であったり、”思い”の共有がチームでできたら -
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自分が大切にしたいこと、理想の組織に向かうためのヒントが多かった。[meno]
企業の役割を「知を創造する組織」としてみる知識創造理論においては、社員は単なる作業工数の単位ではなく、知を創造する主体である。知とは「正当化された真なる信念」と定義され、個人の思いをベースに、絶えずより普遍的な真理へ向かうプロセスに支えられている。個人の思い、主観が、知識の出発点なのである。「こうではないか」「こうしたい」「こうありたい」「これが真実ではないか」という個人の思い、ビジョン、問題意識、仮説、あるいは夢が、知の創造のスタートラインなのである。それゆえ、大切になるのが知識の根幹をなす「主観」である -
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経営の中で『思い』を大切にしようという考え。
・仕事に思いを持つと人生が変わる。
・MBOは目標管理の素晴らしいシステムだが、そこには思いが必要。
・仕事は本来、ワクワク感ややりがいや喜びがあるもの。
・自分なりのビジョンを持つ事。そのビジョンを組織にぶつける。
・どんなに素晴らしい技術で正しい認識であっても人類全体の善に貢献しないのであれば知ではありえない。
・思いの質を高める事。
・創造的対話の場を持つ事。
・自分なりの価値観、スタイル、信念を仕事に持ち込む。
・自分の思いをストーリー化させて膨らませる。
・問題意識のリストを作成し、日常の中で発見する。 -
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【健康的に生きるために80歳まで働く】
早く引退するという選択肢もありますが、人生100年時代を考えた場合、仕事をせずに35年~40年を生きることは、精神および肉体的健康上よくないです。
病気などで健康的に問題がないのであれば、80歳までは働くべきであり、80歳まで働くという選択をするのであれば、好きな事で働くべきです。
こう考えると雇われて働くのではなく、個人事業主(法人でもよい)で働く方が定年を迎えることなく、好きなことで長く働くことができます。
個人事業主とサラリーマンを比較した場合、60歳までの収入は個人事業主の方が少なくなる可能性が高いですが、60歳以降はサラリーマンではシニ -
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最近よく話題になるリスキリング。
学び直しといっても、なんかそれ自体が目的になっているような言われ方ばかりでそれでいいんだろうか?と思う。
(行政でありがちだが)例えば、デジタル化やDXと言ったら、それ自体が目的になって、それらを手段として、どうしていくのかがおそろかになりがちに感じる。
本書は、リスキリング(学び直し)を手段の自己目的化で終わらせず、リスキリングの目的は、「人生のレジリエンスを高め、イノベーションを創出していく力を身につけること」として、4つのSという軸から戦略的なリスキリングを提案している。
4つのSとは、シナリオ、スピード、サイエンス、セキュリティのことで、
シナリオ