スティーブ・マコネルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■概要
コードは書く事に費やす時間より
読むことに費やす時間のほうが長い
読みやすいコード(=変更するときに間違えにくいコード)
を書くための色々なテクニックが紹介されている
割と基本的な事からしっかり書かれている
■感想
こんないい本を今まで読んでなかったなんて・・・と,衝撃を受けた
後1~2年早く読んでいれば卒業研究のプログラムなどがもっと効率よく書けたのに.
量は多いけど,栄養たっぷりで美味しいので
もりもり食べれた(本を食べ物に例えたメタファー)
ただ,全部消化しきったわけではないので
もっと経験を積んだ後に,また読み返したい1冊
我流でプログラムを勉強したが
読みやすい -
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Posted by ブクログ
なんか最近 McConnell の本ばっかり読んでるような気もするけど、彼の最新作。見積りというものの位置付けやその考え方が非常に明確に整理されていて、プロジェクト・マネージャ必読と言える。
見積りを「プロジェクト・マネージャがプロジェクトの "ターゲット" を達成するための "コントロール" を行う上で、適性な意志決定ができる明確な視点を提供する」ものと位置付け、規模の見積り、工数の見積り、スケジュールの見積りのそれぞれについて解説する。大切なのは、ターゲット(一点の目標)と見積り(幅と確度を持つ)は異なるということ。
メインは規模の見積り。その後 -
Posted by ブクログ
手続き型言語を扱う全てのプログラマに無条件でオススメできる本。ある程度プログラムの経験を積んでくると、きれいなソースや効率化、再利用性といった物を求めると思いますが、その様な中級プログラマとして必須な考え方がぎっしりと詰まっています。デザパタ的なものではなく、モジュール強度や結合度的な考え方、変数やステートメントといったより細かい単位での考え方が詳しく載っているので、それらを人から習う機会が無かった人等には特にオススメです。
ただ設計の部分に関してだけは自分の肌には合いませんでしたが…。特にPPPの部分!いやそれはお前が分かってないだけだとか言われそうですけど(笑)
これを読むときっと「人に優 -
Posted by ブクログ
プログラミングを行う上で、おそらく熟達したプログラマーであれば自明であるような作法が丁寧に解説されている。
そして自明でありながら、最初からここに書かれていることを遵守したコードを書いていた、という人は少ないのではないか。
それぞれの現場で蓄積されたノウハウや事情が醸成するその現場のその時点では正しいもの。
ここでたびたび紹介される「怖いコード」は、そういったかつて正しかった・正しいと信じられていたものが風化した残骸なのだろう。
VBの例が頻出することからもわかるように、時代を感じさせる記述は多々ある。コードの読みやすさでいえばリーダブルコードだったり(これもいくぶん昔の本だが)、設計なら -
Posted by ブクログ
見積りとは何か? ターゲット、計画との違いに始まり、アートとしての見積り手法、見積りの課題、見積りツール、ステークホルダーとの対処方法までが解説されている。
本書では、数学的な計算により算出される「サイエンスとしての見積り」ではなく、経験則と単純な公式から求められる「アートとしての見積り」に重点を置いている。
非常に正確な見積りが求められる大規模プロジェクト(得てしてそういうプロジェクトこそ計画通りには進まない)では「サイエンスとしての見積り」が必要とされるが、中小規模のプロジェクトでは大きく外れていない見積りで十分なことが多いだろう。そうしたプロジェクトでは「アートとしての見積り」が有効 -
Posted by ブクログ
チューニング・リファクタリング・レイアウトなど高度な技術を詳細に解説
よりよりプログラミングを行う方法について書かれた本の下巻。下巻では,ソフトウェアの品質や管理についての言及が多くなっており,より高度で上級者向けの内容になっていた。その中で,チューニングやレイアウトについて書かれていて興味を持った。
例えば,if文やfor文を書くときの波括弧をどう書くか?ステートメントの開始と終了という概念から,どういうふうに考えるのかということがかなり詳しく書かれている。チューニングやその他の話題についても,筆者の主観であったとしても,なぜこれがだめでこれがいいのかという点が非常に詳しく書かれており, -
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Posted by ブクログ
言わずと知れたプログラミングの名著の上巻。
だそうなのだが、恥ずかしながら職業PG10年目にして購入。
本書はコンストラクション、つまり純粋なプログラム構築についてのプラクティスを中心においており、要求・仕様・設計・テストはあまり述べられない。
とはいっても要求が無ければプログラムを作ることはないし、
コーディングとはいっても、大小なりとも設計を伴うということで、
第一部を使って上流工程について述べられている。
サンプルコードはVisualBasic、C、C++、Java、そして疑似コードで記述されているが
いずれの場合も固有の記述法が関係する場合は説明がされているので、
読む分には好き -
Posted by ブクログ
ネタバレソフトウェアの設計に関する内容から始まり、プログラムを実際に書くときに気をつけることを、項目に分けて説明している。
プログラミングをし始めた頃は、何も考えずにプログラムを書いてしまう人が多いと思うが、それにブレーキをかけてくれる本がこれである。
最初に酷いソースコードを紹介し、その後に良いコードを示してくれるため、悪いコードと良いコードを知ることができる。
章の最後にはチェックリストがあるため、読み終わった後でも、このチェックリストを確認すれば、どのようなことに気をつければよいかを、簡潔に知ることができる。
最初の100ページくらいはソフトウェア設計について書かれている。
ソフトウェアを作