川越敏司のレビュー一覧

  • 「意思決定」の科学 なぜ、それを選ぶのか
    行動経済学などにおける意思決定理論の入門書,前知識は高校数学レベルで十分(曲線の関数,不等式くらいしか出ない)。理論としては新しめのノンパラメトリック手法についても解説される。また,本書の読書案内はより意思決定理論を勉強したい人にとっては良いマップだと思う。
  • 「意思決定」の科学 なぜ、それを選ぶのか
    行動経済学の意志決定でした。管理会計としての、ゲーム理論としての意志決定を含めて、何かしらを決めていく科学と理解しました。それにしても、人間ってあいまいな生き物だとかんじました。
  • 「意思決定」の科学 なぜ、それを選ぶのか
    意思決定理論の基礎としての期待効用理論、発展形としてのプロスペクト理論、時間選好、社会選好、認知能力、そしてこれらを総合した統一理論を紹介。本書の特徴として15の実験とScratchという教育プログラミング言語を用いて読者本人の効用関数を導出できるということ。やらんかったけど。
  • はじめてのゲーム理論 2つのキーワードで本質がわかる
    ゲーム理論がわかりやすく解説されている。特に、囚人のジレンマが量子ゲーム理論ではナッシュ均衡の解が存在する事と量子相関の関係が見てとれ、興味深い。
  • はじめてのゲーム理論 2つのキーワードで本質がわかる
    ゲーム理論はもともと、ジョン・フォン・ノイマンらによるポーカーについての分析から生まれ、有名になった理論です。いまでは医療の世界であたらしい医者の配属の仕方に用いられていたり、建築業界などで工事の入札を自分の会社が赤字にならない金額でうまく権利をものにするために使われる論理だったりするそうです。

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  • はじめてのゲーム理論 2つのキーワードで本質がわかる
    ナッシュ均衡、パレート効率性といったゲーム理論の基本となることが具体的に学べる。量子ゲームという考え方を初めて知った。また、参考図書が難易度別にたくさん掲載されているので、さらに勉強したいと思っても困らないようになっていて素晴らしいと思った。
  • はじめてのゲーム理論 2つのキーワードで本質がわかる
    ナッシュ均衡って聞いたことあるというレベルだったので面白く読めました。ゲーム理論の入門書としてオススメ
  • はじめてのゲーム理論 2つのキーワードで本質がわかる
    私と違って、数学が「好き・得意」の人が見ている世界はどんなものだろうと興味があり手に取った本。「ケーキを分ける時にもめない方法」、帰りに3人でタクシーに乗り、順番に降りていく時にどれくらいお金を払って降りるべきか(「逐次費用分担法」)など、興味深い「ゲーム理論」がいくつかあった。
  • マーケット・デザイン オークションとマッチングの経済学
    市場は商品の値段の均衡によって効率的な配分を実現する。しかし現実には、需要と供給を操作することで自己の利益を増やす戦略的行動が可能である。
    これはゲーム理論として研究されているが、そこから派生して、人々が戦略的行動を取ることを前提に、システムとして理想的な状態、つまり財の配分を実現する仕組みを設計す...続きを読む
  • 「意思決定」の科学 なぜ、それを選ぶのか
    曖昧なところをなんとか統計的、数学的にモデル化しようとしていて面白いと感じた。
    自分にとって望ましい効用関数を決めてしまって、あとはその戦略に従って生きるほうが楽かも
  • 「意思決定」の科学 なぜ、それを選ぶのか
    企画、構成の工夫がすごく良い。この書き方にするなら、数式とそのグラフが別ページにレイアウトされてるのが残念。数式とそのグラフを必ず同じ場所に載せるフォーマットだと、もっと良かった。ただ、根本的な話として、意思決定の話を個人に当てはめようとしても、状況によるブレも大きいし、都度で情報を整理して制約から...続きを読む
  • はじめてのゲーム理論 2つのキーワードで本質がわかる
    なんとなくゲーム理論の基礎的な知識が身についた。この本には応用系の話題、コラムのような基礎知識を身につけるためのインセンティブに欠けているようにも思えた。あと数学などの取り決めみたいなものに疎いせいか、いきなり説明なしに数式化、図化されて、読み取るのに時間を要した。
    でも入門書としては良いのかな。第...続きを読む
  • はじめてのゲーム理論 2つのキーワードで本質がわかる
    ぉわー。
    また大分内容を忘れてしまった。。
    とりあえず、ゲーム理論って、囚人のジレンマくらいしか知らなかったけど、もうちょっといろいろあったんだね、っていう(笑)。
    そして、なんで「ゲーム理論」というかって、実際、ポーカーとかのゲームで勝つ可能性を最大化させる研究から始まっているっぽぃ。
    ある意味新...続きを読む
  • はじめてのゲーム理論 2つのキーワードで本質がわかる
    ゲーム理論について、基本的な考えを実に分かりやすく解説した本です。

    ほんとに過不足なく、素晴らしくまとめていると思いました。特筆すべきがない、というのは、おそらく最大の賛辞なのではないかと思うほどに、入門書としてまとまっています(笑)
  • はじめてのゲーム理論 2つのキーワードで本質がわかる
    内容盛り沢山、だがたしかに盛り沢山すぎて各章の印象が薄く、かつ理解が難しくなっていると思う。

    特に最終章に量子力学との関連を持ってきた点は、発展中の学問だけに、徒に話をややこしくしてしまったのではないか。

    ただ、あとがきにあるように、パレート効率性とナッシュ均衡の概念を、この一冊で把握することは...続きを読む
  • はじめてのゲーム理論 2つのキーワードで本質がわかる
    入門書としては、少しレベルが高く感じたが、
    「囚人のジレンマ」や「ソロモン王のジレンマ」など聞いたことはあるけれど、詳しくは知らなかったものを説明されていて面白かった。