川越敏司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
企画、構成の工夫がすごく良い。この書き方にするなら、数式とそのグラフが別ページにレイアウトされてるのが残念。数式とそのグラフを必ず同じ場所に載せるフォーマットだと、もっと良かった。ただ、根本的な話として、意思決定の話を個人に当てはめようとしても、状況によるブレも大きいし、都度で情報を整理して制約から判断を導出する手法を使うと個人の判断傾向はあんまり意味がない気もするので、この本が提示する世界観にあまり納得感がなかった。理屈を分かりやすく説明してくれるけど、その理屈の使い場所が見えない感じ。自分にマーケの観点が大きすぎるのかも知れないけど、ミクロにはこうしたモデルがあって、その上でマクロでの振る
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Posted by ブクログ
ぉわー。
また大分内容を忘れてしまった。。
とりあえず、ゲーム理論って、囚人のジレンマくらいしか知らなかったけど、もうちょっといろいろあったんだね、っていう(笑)。
そして、なんで「ゲーム理論」というかって、実際、ポーカーとかのゲームで勝つ可能性を最大化させる研究から始まっているっぽぃ。
ある意味新しく、また理解もなかなか難解(?ついパレート最適とかを考えてしまうから、というだけですが)なのは、ナッシュ均衡の考え方。
つまり、「自分も相手も、お互いに相手の予想通りの戦略を選ぶことが、お互いにとって最善になっている状態」(p. 30)。
まぁなんていうか、予想が大方できる場合の話かな、という感じ -
Posted by ブクログ
内容盛り沢山、だがたしかに盛り沢山すぎて各章の印象が薄く、かつ理解が難しくなっていると思う。
特に最終章に量子力学との関連を持ってきた点は、発展中の学問だけに、徒に話をややこしくしてしまったのではないか。
ただ、あとがきにあるように、パレート効率性とナッシュ均衡の概念を、この一冊で把握することはできた。
それはゲーム理論、という考え方について本書が各方面からアプローチしてくれた結果だと思う。その点、作者の狙いは満たされていると言えよう。
総括するに、たとえば高校生が取り組む入門書としては難解だが、ある程度の時間をかけてゲーム理論に取り組もうとする者の入門には推奨できるのではないか。