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マーケット・デザインとは、より良い制度・ルールの設計・改革を行う経済学の最先端分野である。結婚、就職、学校選択、臓器移植……。この世界には市場メカニズムが利用できない問題が数多くある。基礎となる市場理論やゲーム理論などを解説したうえで、グーグルなどもその研究と実践に取り組むマーケット・デザインの最新成果をその課題とともに具体的に紹介する。(講談社選書メチエ)
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Posted by ブクログ
ノーベル経済学賞のオークション理論に興味を抱いて。 マーケットデザインや実験経済学などの市井では耳にすることもそうない分野の取り組みを知ることが出来た。 研究対象として、現実的なシーンに生じながらも曖昧模糊とした上記の経済活動を捉え、それを現実に再投入する究明の手続きはある種の禅問答のようにも思え...続きを読む、それが一層門外漢の自分にも興味深く読み進められた。
市場は商品の値段の均衡によって効率的な配分を実現する。しかし現実には、需要と供給を操作することで自己の利益を増やす戦略的行動が可能である。 これはゲーム理論として研究されているが、そこから派生して、人々が戦略的行動を取ることを前提に、システムとして理想的な状態、つまり財の配分を実現する仕組みを設計す...続きを読むるのが、マーケット・デザインである。 著者は、実験経済学の研究者であり、マーケット・デザインにおいても理論だけでなく実験が重要と考える。本書においても、理論上は最適なアルゴリズムとされるものが、実際には良い配分にならないケース、その理由の考察に紙面を割いている。また、研究室の閉じられた実験と、実際のオープンな取引とでも結果が違うなど、やはり人の行動は難しいと感じさせる。 研究の面白さは伝わるものの、中身の説明が省略し過ぎなのが残念。
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マーケット・デザイン オークションとマッチングの経済学
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川越敏司
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