藤野もやむのレビュー一覧

  • はこぶね白書 6巻

    ネタバレ 購入済み

    せつなすぎる!!!

    みい子の過去が語られる今巻。
    ネコだから気持ちが伝えられなくて、だからニンゲンになりたいっていうあまりにいじらしい姿。
    でもそれは叶えられない願い。
    『ナイトメア☆チルドレン』のラストも涙したけど、こちらは痛いほど気持ちが伝わってきて胸がぎゅううって締めつけられました。

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    2020年02月11日
  • 忘却のクレイドル 1巻

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    十五歳以上の少年少女に軍事教練を課すシステムが法制化された国。
    絶海の孤島「揺籠島」に送り込まれたカヅキがある日目覚めたら島の様子は一変、建物は廃墟化し大人たちは消えていた。一体カヅキが眠っている間に何が起こったのか……?

    閉鎖空間が舞台のサバイバルもの。主人公はカヅキですが群像劇の側面が強いです。
    気が優しく少しへタレなカヅキ、快活なお調子者だが何をしでかすかわからない危うさを秘めたサイ、優れたリーダーシップを発揮する優等生トウジ、サイに依存する無口なパソコンマニア・ユウ、サイを敵視し度々つっかかってくるマユム……
    これらレギュラーの少年たちに加え島に連れてこられた幼女ヒカリ、親友を目覚め

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    2017年08月25日
  • 蒼きユピテル(1)

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     連載初期は「忘却のクレイドル」の過去と知ってこの物語の未来に絶望しか感じなかったんですが、最後まで読んで、寧ろこの作品はクレイドルのエピローグ的な立ち位置なのかな、と思いました。
    「生きてりゃ何とかなるって信じたいじゃん」は、ユピテルにもクレイドルの子どもたちにも当てはまる。彼らの未来には苦難が待ちかまえているけれど、生き残ったんだから何とかなったんだと、そう信じたい。

     余談ですが、委員長を見ててクレイドルのカヅキが普通の子だった理由がわかったような気がしました。この子と兄妹だったんだから、彼がこんな子になる可能性だってもちろんあったんだろう。

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    2013年07月15日
  • ナイトメア☆チルドレン 1巻

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    忘クレでもやむ先生のファンになって、それ以前の作品を集めました。
    これを描いたとき、もやむ先生はまだ高校生だったと知ってびっくり!
    ほんとうに大好きなお話です。

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    2013年03月20日
  • 忘却のクレイドル 1巻

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    もやむさんの新しい境地。戦争、廃墟、様々なタヴー辺りがテーマの物語。
    今までにない新しいものを書いてくれるもやむさんが大好きだ。

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    2011年09月27日
  • 忘却のクレイドル 5巻

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     この人の打ち切りエンド一歩手前の「これから先もこの人達は生きていくけれど(人生は続くけれど)この話はこれでおしまい」というぶった切り感が大好きです。うん、そうだよね、島の外に出たら別の話になっちゃうもんね! 予想したよりは生き残ってくれたからいいです。生き残るのはカヅキとヒカリちゃん(もしくは片方)だけかと怯えてたのでいいで……うわあああん!!
     真実を知らせてくれた相手に八つ当たりしたり、パニック描写が秀逸だったなあ。「それでも生きていける人間って何者だ」の答えは「凡人」だと思う。カヅキは周りがイライラするくらい普通の子で、彼がそうなれたことは、きっと途方もない意味と価値があるんだろう。

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    2011年07月01日
  • 忘却のクレイドル 5巻

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    素敵、背景が美しいです。
    そして、切ない。けど前向きをする物語です。

    納得できない所が沢山です。
    初めから、体制に決まってる?
    戦争みたいに戦う理由は?
    上月博士については、謎だらけ。
    カヅキはクローンである為、両親なしのは当たり前だが、上月博士は?
    カヅキの小さい頃の記憶に出てた少女は、ヒカリちゃんの母親のクローン?
    ヒカリちゃんは、実はカヅキ(クローンだけど)が父親の血であるから、一番懐いてる?

    よくわかんない。
    でも、読み返したくなるという魅力があるでしょう。

    忘却のクレイドルは、とても解説不可能で一番すき。

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    2011年06月27日
  • 忘却のクレイドル 1巻

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    バトル色が強すぎなくて読みやすい、かな?
    主人公にすごく感情移入というか、共感してしまう・・・。
    一人ひとりのキャラクターの個性がしっかり描かれてると思う。
    続きが気になるのでスラスラ読めた。

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    2011年04月04日
  • ひとさきの花 藤野もやむ短編集

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    ネタバレ

    「姫、一緒に木曽へ行こうか」
     私は前作の存在を知る前にこちらに出会いました。歴史好きなので、大姫と義高のふたりはもともと気になる存在。そんな二人の漫画が読めるだなんて…! とわくわく期待に胸ふくらませながらページをめくると、耳をふさぐ女の子‐大姫‐からスタート。
     大姫の愛らしい笑顔、義高の感情をおしころそうとするしぐさに胸打たれました。
     最初の耳をふさいでいたのは伏線だったのですね。義高の声を忘れないようにするための。七歳だって、女の子。こわくなるほどまっすぐな恋心を垣間見ました。

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    2011年03月05日
  • ナイトメア☆チルドレン 1巻

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    温かいけれど、少し残酷な童話のような漫画。
    初めて読んだのが「最終回」で、何がどうしてこの展開だったのか、知りたくて単行本を買いました。
    悲しいけれど、優しい物語。

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    2011年01月25日
  • 忘却のクレイドル 1巻

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    もやむ先生にしては珍しい、比較的バトル要素の多い作品です。
    戦争を題材にしてはいますが、戦争そのものより、主人公たちが置かれている状況やその背景を明らかにしていくことが軸になるのかな?
    心理描写が上手な方なので、そういった面も楽しみにしています。

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    2010年06月07日
  • 賢者の長き不在 8巻

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    子供達が悩んだりぶつかったりしながら、少しずつ成長していくお話。ファンタジーな設定ですが、内面的な意味ではとっても現実的な作品だと思います。
    王子とリアンファイグレイドラウンの掛け合いが好きです。

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    2010年06月07日
  • ナイトメア☆チルドレン 1巻

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    ガンガンWING版も揃えた上で、新装版も購入しました。あったかいけど、どこか寂しくもなるような、もやむ先生ならではの空気感のある作品。いつも一所懸命でまっすぐなカカオがかわいいです!

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    2010年06月07日
  • 忘却のクレイドル 2巻

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    いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

    いあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(何)


    怖くて読んでいられない…!(涙)

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    2010年06月29日
  • 賢者の長き不在 1巻

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    画像がないけど記念すべき1巻なので、本棚へ!

    微妙で複雑な、不思議な、言葉に言い表せないような心情の些細な変化を、本当に上手に表現されるなあ…と思います。もやむさんの描く世界は優しさや温かさの中にちょっぴり怖さや哀しさや寂しさもあって、その絶妙なバランスが作品の魅力になっていると思います♪

    貸した友達はデジモン、デジモンって言ってましたが…(笑)実はデジモンは見ていなかったので、私はすんなり何の抵抗もなく読めましたよ~。子供+精主でワンセットが、5組いるからかな…?(デジモンっぽく見えるというのが)

    もやむさんの作品の中で、一番だいすきなキャラがヴァルムです。

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    2010年02月11日
  • はこぶね白書 1巻

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    かわいいだけじゃなくて面白い。もやむ先生の作品はこれが初めてだけど、画面がきれいというか、絵が素敵だった。話の中にでてくるアニマルたちがすごく可愛い。特に猫。

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    2009年12月30日
  • ナイトメア☆チルドレン 1巻

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    大好きな作品です。
    ほのぼのしているような、とっても切ないような、
    優しくて残酷な、世紀末の御伽噺。

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    2009年10月04日
  • ナイトメア☆チルドレン 1巻

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    中学生の頃にリアタイで読んでいましたが、今読んでも涙がボロボロ出てきます。
    初期の作品だから少々荒削りな感じもしますが、それでも10代の作品とは思えない完成度で、とても好きな作品です。
    特に最終巻の流れが大好き。
    ハッピーエンドではないですが、不思議と心が温かくなります。
    読み返したとき随所に複線が散りばめられて驚きました。展開に無駄がないんです。

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    2009年10月04日
  • はこぶね白書 1巻

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    みぃ子は横から、フネは上から、平手が炸裂。
    そして右甫は…クナイ?
    (※暴力漫画ではありません。青春化けアニマル学校漫画です。)

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    2012年02月04日
  • ナイトメア☆チルドレン 1巻

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     ナイ☆チル好きには絶対買いな待望の新装版!
     カバー裏は書き下ろし漫画あり、目次などのカラーページも書き下ろしありでファンには涙ものだと思う
     連続刊行とのことで、私はもちろん買うつもり

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    2009年10月04日