開米瑞浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
情報を整理して正しくインプットするための手段が誰にでもわかりやすく書いてある。エンジニアに限らず、ビジネスマン全般向けの本。手段はたくさん載っているが、どれも具体化されているので読み終わったそばから即実践できるのもポイントが高い。
最近アウトプット手法の本がもてはやされているが、アウトプットレベルを決める大きな要因の一つとして、そもそものインプットがどれだけ上手くできているかがあげられるので、この類の本はもっと取り上げられててもいいと感じる。
個人的には、著者の押し付けない控えめな表現に好感が持てる。ほぼ文字だけの厚めの本。難しい言葉はあまりないが、内容はかなり分厚め。 -
Posted by ブクログ
コミュニケーションを上手く取るためには、
どんなことを注意すればよいのか?
特に自分がITに関係する仕事をしていることもあり、
エンジニアにフォーカスを当てた本書は
非常に面白かったし、実践したい内容が多数あった。
技術がいくらあっても伝えられないと意味がない
というのは提案を通じて痛感したところでもある。
本書で学んだことを実践していきたい。
【勉強になったこと】
・「今、どの範囲を考えているのか」と範囲を限定
することで、考えている範囲以外にも意識が向く
ようになる。
・話をするときに注意したい10の項目
①相手が分からないことを
長々と言ったり書いたりしない
②相手が知 -
Posted by ブクログ
かつては仮想通貨と呼ばれたビットコインや、最近よく聞く「NFT(Non Fungible Token: 非代替資産)等々を総称して暗号資産と呼ぶ。
本書はその暗号資産について、その技術的基礎知識から実際にどのように取引されているのか、またベースとなる技術を含めた将来への展望を1テーマごとに見開きで解説している。
なお、「60分でわかる!」とタイトルにはついているが、私には60分では読みこなせなかった。
ビットコインに代表される通貨の代替物としての使用、あるいは投機目的、およびNFTのようにアート作品等の売買(もちろんこれも投機目的も含む)にしても、いzれもブロックチェーン(BC)と呼ばれ -
Posted by ブクログ
どちらかといえば「エンジニアのための説明術」といった内容。「図解思考」をベースにプレゼンテーションのプランニング/ライティング/デリバリーについてわかりやすくポイントが整理されている。小手先のテクニックに留まらない考え方が書かれているので、「資料を作ってプレゼンする」という機会が特に社内にある人であれば読んでおいたほうが良さそうな一冊。
唯一惜しいのは、広範に書きたいことがあるようで、若干フォーカスがぶれている印象があること。たとえば、「箇条書きは四つまで/それ以上は構造化せよ」といいつつ、五章構成だったりするあたりにそれが現れている。